私が向こうにいた最初のころは、地方都市のそれも郊外だと、美味しいパンやケーキはありませんでした。ケーキはバタークリームで生クリームじゃないんですよ、日持ちの関係でしょうけど。それが数年でどんどんレベルが上がっていき、ケーキなんかすぐに日本でもお店を出せるレベルになりました。もちろんお店によって違いますけど。
でまあ、美味しいパンが食べられなかった頃、ツナサンドが食べたくなって自分で作ることにしました。
ただ、しばらくしたらアメリカ企業ですかね、地下鉄という名のチェーンがやってきて、自分では作らなくなったんですけどね。
まずはネット通販で買い物。向こうはネット通販が盛んで、服も靴もネットの方が安いから若い人は実店舗に行くことはあまりないんじゃないですかね。
買ったのは、上から現地製日本風焼きそばソース、日本からの輸入品芋焼酎、タイ製ツナ缶、現地製日本風トンカツソース、パン粉、現地製日本風みりん、現地製日本風料理酒です。
なお当時は、たぶん現地通貨1単位≒16円くらいじゃないですかね。
バスで10分ほどの外資系スーパーで買い物。ここは近所では大きなお店だったし、ちっちゃいけど輸入品コーナーもありました。向こうではたぶん全国規模で展開してるスーパーだと思いますが、沖縄とフィリピンの間にある地域の資本です。ここだとケチャップはアメリカの大手メーカーのもの、マヨネーズ/カレールー/ハヤシルー/シチュールーなどは日本の有名企業の現地製造のもの、バターはアルゼンチン産、牛肉はオーストラリア産が買えました。
あ、フランスパンは普通でしたよ。美味しかったと思います。
奥の右側にあるのはオリーブオイルと菜種油です。真ん中の奥はイタリアからの輸入品のパスタ。パスタも安いのはイタリア製でもそんな高くなかったはず。
食材を切って下ごしらえ。
まずは少量で実験したんでしょうね。
身の程知らずにもお菓子作りを趣味にしようと思って買った、結構いいお値段のオーブンレンジ。結局オーブン機能は一度も使うことなくコロナでお別れしました
まずはパンをあっためようとしたんですが、このときはパンナイフを持ってなくて、包丁をノコギリみたいにギコギコしたんですが全然切れませんでした。後日、パンナイフを買いました。そしたら簡単に切れて驚きましたね。
あっためたパンに縦に切れ目を入れ、バターを塗り込みます。
完成です。美味しく頂きました(覚えてないけど、たぶん)。
袋ラーメンなどに入れるため常備してた冷凍ミックスベジタブルを加え、サラダも作りました。








