安全で侵襲のない認知症治療

症例;90代前半、男性
当院スタッフの祖父。
6年前、脳梗塞を生じて右不全麻痺あり。車椅子使用。
認知症症状、パーキンソン症状、高血圧、下肢静脈血栓などあり。
投薬は、抗パーキンソン薬(メネシット)、降圧薬2種類、ワーファリン、その他多数。
H30.3、グループホーム(GH)入所となった。
H30.7、幻視あり、夜間”○○が来た”。夜おむつを外し放尿。日中の傾眠あり。

H30.8、当院初診。
HDS-R(長谷川式スケール)14/30。
数唱3/4、遅延再生2/6。
MMSE(ミニメンタルステート)16/30。

治療は、
1)ザバスミルクプロテイン毎日1本(タンパク質15g)、
2)ナイアシンアミド500mg*2、B50*2、C1000*2、2*朝夕、E400*1、1*朝。
3)生食50ml+シチコリン(500)*2+グルタチオン(200)*9+C(1000)*1。
(自費で2500円)。
1週間後に再診、
点滴が効果があるようなら2週間毎に継続。

解説;
中等度の認知症症状、傾眠、パーキンソン症状、幻視があるのでタイプ的にはレビー障害型認知症。
通常は、上記症状にはイクセロンパッチ、抑肝散、セロクエルなどが適応になるが、もう既に多剤併用で服薬しているため、より安全性の高いプロテイン+メガビタミンを採用。
傾眠、パーキンソン症状、幻視に対してはシチコリン+グルタチオン点滴が8割以上の人に有効。
効果を確認後、2週毎に継続。

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