10、ビタミンE(その3)
Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For Everyone、より
ビタミンEは、生体膜(細胞膜、ミトコンドリア膜)の不飽和脂肪酸の自動酸化を防ぎ、ミトコンドリア内への酸素、ビタミン、ミネラルの吸収を促す。
呼吸で取り入れた酸素の43%は不飽和脂肪酸の自動酸化に浪費されている。ビタミンE投与でミトコンドリアでの酸素利用効率が大幅に改善する。
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2017.4.17 記事
1.心疾患
シュッツは30000人以上に800IUのE(d-αトコフェロール)を投与し、心疾患を予防できることを明らかにした。
ほぼ完璧に狭心症発作を予防できた。
1993年のニューイングランドジャーナルに載った論文では、125000人のデータでは、少なくとも100IUのEを摂取すれば、心疾患を59~66%減らすことができる。
400IUのE(d-α)で狭心症発作を77%減らすことができる。
不整脈に対しては、800~3000IUで効果がある。
狭心症発作からの回復には1200~2000IUで効果がある。
2.血栓症
Eは血小板凝集を抑制し、300mg(450IU)のEで、プロトロンビン時間を延長する。
シュッツは血栓症を改善させるには1000~2000IUが必要と述べている。
経口避妊薬を服用している人は、血栓症を予防するため、アスピリンよりEを飲むべきだ。
製薬会社と医学の権威者は、”高用量Eは抗血小板薬の作用を強めるので危険”と主張するが、実際は抗血小板薬に比べEは圧倒的に安全である。
3.高血圧
Eは動脈硬化を改善し、血液粘度を下げるため、血圧を正常な状態まで下げることができる。
Eは「発見された全ての病気を治す」と言われている。
100~800IUの投与で心疾患の危険性を30~40%軽減できる。
動脈硬化病変のある人は、100IUで開始し、一週毎に増量する。
4.アルツハイマー病
2000Iuを2年間服用すれば、認知症症状の進行を防ぐことができる。
5.ガン
750mg(1125IU)を二週間投与すれば、T細胞の能力を示すCD4:CD8比を増やすことができる。
T細胞のインターロイキン2合成能力を22%増加させる。
6.糖尿病
800IU、もしくはそれ以上の量で、インスリン必要量を減らすことができる。
1800IUで網膜の血流を改善できる。
7.てんかん
抗てんかん薬は血中E濃度を下げる。
400IUの投与で、てんかん発作の頻度を60%以上減らすことができる。
400~1200IUの投与で抗てんかん薬の投与量を大幅に減らすことができる。
8.吸収不良症候群
子供の脂肪吸収障害には、Eと消化酵素の投与が有効。
クローン病、嚢胞線維症にはEの投与が効果を示す。
9.火傷
Eの内服と火傷部位への塗布が有効。
火傷、外傷、手術からの回復にはE。
10.免疫機能
800IUを30日投与すると、免疫機能が大幅に改善する。
11.抗加齢
Eの投与は、ガン、冠動脈疾患などを含む全ての疾患の死亡率を下げる。
12.ハンチントン舞踏病
4000IUのEと高用量ナイアシンが効果がある。
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