当院を初診した女性患者のフェリチン値(H26.1-12)
 
前回、H26.10-12の3ヶ月間に当院を初診した女性患者のフェリチン値を集計した
今回、H26.1-12の1年間に当院を初診した女性患者のフェリチン値を集計した

フェリチン値は、10以下、11-30、31以上に分類
15-50歳患者では全員に初診時にフェリチンを測定
51歳以上患者では一部の症例で初診時にフェリチンを測定
 
男性のフェリチン値は100-300
新生児のフェリチン値は200-300
一回の妊娠出産でフェリチンは50低下する、と言われている

欧米ではフェリチン値100以下は鉄不足と判定される
当院では30以下を鉄不足と判定して鉄剤投与の適応としている

 女性患者の初診時のフェリチン値
 15-50歳
 10以下    87      40.1%
 11~30      79     36.4%
 31以上     51     23.5%
 合計      217

 51歳ー
 10以下     5       7.6%
 11~30      8       12.1%
 31以上     53      80.3%
 合計      66

前回の3ヶ月間の患者データとほぼ同じ数値だった
日本人女性ではこの割合で鉄不足があることは確定した

15-50歳では76.5%がフェリチン30以下
30以上の人のほとんどは30-50程度で、100以上の人は皆無
欧米の基準ではこの年代の99.9%の人が鉄不足と判定される

51歳以上では19.7%がフェリチン30以下
30以上の人のはとんどは50以上、100以上の人も多い
閉経と共にフェリチン値が上昇しているのがわかる


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1年後のコメント  2017.2.3

2年前は、当院を受診した女性患者のフェリチン値、の話

300人近くの初診時のフェリチン値。
15-50才女性の99%がフェリチン100未満。
15-50才女性の約80%がフェリチン30以下。
15-50才女性の約40%がフェリチン10以下。
フェリチンの理想値は100以上。

全国の医療機関の中で、このようなデータを公表しているのは当院のみ。
全員、鉄タンパク不足。
全員、高タンパク/低糖質食+鉄剤〔もしくはフェロケル〕が必要。

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