もう一度基礎からミネラルの勉強-2、マグネシウム(Mg) (2016.4.19)

 マグネシウムは生命に必要で、糖代謝に大きな役割を果たしている。また、細胞でのエネルギー産生やタンパク質合成にも用いられる。マグネシウムは、神経系、筋肉の収縮、健康な骨や歯の形成に必須である。マグネシウムは何百という酵素反応に関与しているので、その欠乏症は免疫系に有害な影響を与える。異物へ接着する免疫細胞の能力発現にはマグネシウムが要求される。

 マグネシウムは、一部の研究で高血圧を抑える可能性が示唆されているように、心血管疾患の予防に働く。マグネシウムは、生体へのマグネシウム供給を枯渇させるカリウム排泄性利尿剤を服用している人では特に効果的である。 
 パリオッソらによる総説で、糖尿病の人はマグネシウム値が低い傾向があることを示した。この結果を裏づけるものとして、カオらの研究で、血漿中マグネシウム値が最も低い中年層の人は、最も高い中年層の人に比べて約2倍、2型糖尿病を発症することがわかった。パリオッソらの別の研究では、マグネシウムサプリが2型糖尿病を持つ老年層でインスリン産生を改善することを示した。

 規則性の頭痛をもつ人では、血中や脳内のマグネシウム値が低いといわれている。多くの研究では、マグネシウムが頭痛の頻度を減少させる手助けをするという。例えば、ウイーバーによる予備的な研究では、1日200mgのマグネシウムサプリメント投与によって、80%の人で頭痛の頻度が減少したという。モースコップらは、頭痛発作時に血清マグネシウム濃度が低い人にマグネシウムを静脈注射したところ、症状の顕著な緩解や完全消失が、多くは15分以内に起こったとしている。

 マグネシウムがレストレスレッグス症候群や周期性四肢運動障害に有効であることが、ホーニャックらにより見いだされた。ホーニャックらによれば、これらの症状のために不眠を経験している人にサプリメントを投与したところ、不眠が著明に改善したというのである。マグネシウムはまた、一般的な筋弛緩剤であり、そのためには一部の人に睡眠不足を引き起こす筋肉の疼痛を緩和する。
 他の研究では、マグネシウムが喘息発作の重症度を最小限に抑え、月経前緊張症の症状緩和に役立つとしている。
 (革命アンチエイジング、より)
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MgはCaの拮抗元素
Caは筋肉収縮、Mgは筋肉弛緩

Ca拮抗薬の適応は、高血圧症、狭心症
血管の筋緊張を緩める
冠動脈の攣縮を防ぐ

Mgが不足すると足が攣りやすい、頭痛になりやすい
Mgは天然のCa拮抗薬

”ぬちまーす”はMgの最も多い天然塩
”コントレックス”はMgの多い硬水
処方薬マグミットは下剤として使われる(1~1.5g)
数ヶ月前、マグミット高用量、長期投与で高Mg血症になるとの注意勧告があった

サラダにはぬちまーす
水割り用の氷はコントレックス
時々、マグミット330mg、この程度ならお腹が緩くなることはない

足が攣ると言って芍薬甘草湯(TJ-68)を毎日飲んでいる父親にMgサプリを送った