医学教育で「分子栄養学」を教えないのが諸悪の根源

医学部では栄養学を全く習いませんでした
栄養学を知らないのに、高血圧患者に減塩指導を、糖尿病患者にカロリー制限を指導している
その指導を患者はまじめに聞いて実行しようとしている
これって、マヌケな構造ですよね
自分も勤務医時代、入院患者に高血圧食(減塩食)、糖尿病食(カロリー制限食)の食事箋の指示を出していた、恥ずかしい   

一方、管理栄養士は大学で、経験に基づくが理論に基づかないカロリーベースの「古典栄養学」を学んでいる
彼らは、自分が習ったことは100%正しいいと確信しており、それが間違っているとはこれっぽっちも考えていない
だからそれを否定すると激怒する
この「古典栄養学」の基づいて栄養指導をしている
これも、マヌケな構造ですよね

必要なのは理論に基づいた「分子栄養学」
医者は「分子栄養学」を知らないので、現在の飽食日本で栄養障害があることを考えたことがない
あるのは栄養過多だけだと考えている
現実は、栄養失調だらけ
質的な栄養失調=糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足

ほとんどの医者は、自分が、”女性のうつ、パニックは鉄タンパク不足が原因である”と主張してもそれを全く理解できない
まず、鉄不足の根拠となるフェリチンを計らない
フェリチンの基準値が女性では5~157となっているので、フェリチン低値の意味を理解できない
基準値は正常値ではありません
100以下は鉄不足、50以下は重篤な鉄不足であることを知らない

BUNについては、異常髙値は、腎障害、もしくは消化管出血であることを教わってきているが、異常低値が何を意味しているのか理解できない
タンパク質=「窒素」なので、BUNが10以下なら重度のタンパク不足なのだが、それを知らない
BUNは尿素「窒素」です

決して難しい内容ではない
むしろ今まで習ってきた医学よりづっと単純で簡潔な内容
このような「分子栄養学」の基本的な情報は、書籍やネットで溢れている
しかし、ほとんどの医者は、論文しか読まないのでいつまでたってもそういう知識が得られない
だからほとんどの医者は「分子栄養学」に無理解なのだ

不勉強な医者に問題があるのは確かなのですが、医学教育で「分子栄養学」を教えないのが諸悪の根源でしょう
しかし、現実問題として教育界に「分子栄養学」を教えられる人がどれだけ居るのでしょうか?
森山晃嗣先生、吉富信長さん、萩原敦さんに講義をしてもらうことが最良だと思う
全国の医科大学をネットで繋ぎネット講義してもらったら良いのに
そういう講義なら自分も受けたい