真言宗豊山派のお寺「白鷺山福蔵院正幡寺」

 

 

 

参道の左右には石仏があって

 

 

 

塀には飾りがあります。

 

 

入って左手にあるのは六道地蔵

 

 

右手には冥界で生前の審判を受ける死者の救済を願って祀られた、死後の忌日をつかさどる十三の仏菩薩が並んでいます。

 

 

不動明王(初七日)

 

 

釈迦如来(二十七日)

 

 

文殊菩薩(三十七日)

 

 

普賢菩薩(四十七日)

 

 

地蔵菩薩(五十七日)

 

 

弥勒菩薩(六十七日)

 

 

薬師如来(七十七日)

 

 

観世音菩薩(百か日)

 

 

勢至菩薩(一周忌)

 

 

阿弥陀如来(三回忌)

 

 

阿閦如来(七回忌)

 

 

大日如来(十三回忌)

 

 

虚空蔵菩薩(三十三回忌)

 

 

銘によれば八体は寛文六年(1666)の大日如来像を最古として貞享二年(1685)の普賢菩薩像に至る十九年間に造立され、あとの五体は破損したものとみえて、現存のものは百余年後の寛政八年の真言講中の二十七人によって再建されたもので、このように石像で十三体そろったものは都内でも珍しく江戸時代後期の日常生活に深く根付いていた庶民信仰の現我と言えるそうです。

 

 

紅葉が盛んな境内にはまだ石仏などが並んで

 

 

 

 

 

子育地蔵尊

 

 

弘法大師像

 

 

小高い所には鐘楼があって

 

 

 

本堂の屋根にはソーラパネルが設置されています。

 

 

 

 

紅葉の参道を戻ると

 

 

山門の脇の墓地へ続く小道にも石仏が並んでいます。