詩-13 夕暮れ

              夕暮れ

 

 

 

蜜柑色のグラデーションが そっと おいでおいでしている

ながした涙も 蜜柑色に染まるね 優しく包み込んでいく

イヤなことほど 忘れられなくて

たのしい事ほど 色あせて行く

きっと どっちも無くなりもせずずっと残るんだろうね

 

 

手を洗って うがいをして 夕暮れ時 お家に帰ったけど

擦りむいたの? ケンカしたの?

見た目ボロボロ

ご飯を食べて お風呂に入って 歯を磨いて おねむしましょう

からだの中に残っているオレンジ色のあったかさを 朝がまた教えてくれるまで

 

 

   キライじゃないのにキライと言ったり

   ホントはスキなのに キライと言ったり

   繋いだ手を解いて 心細さに気付いた

   夕暮れ時 影が遠くまで 遠くまで伸びて行く

 

 

テレビを見て 絵本を読んで お菓子を食べて でもズキンと疼く

からだの中に残っているオレンジ色の後ろめたさを 

                 朝はそっと違う色に変えてくれるかな

 

 
 
 
 

 

 

[解説]

 

この作品は子供のケンカを題材にしています。

子供のケンカってケンカとも言えないものだけど 

だけどズキンズキンとしちゃうもんだよね

ご飯食べたり テレビ観たり それで気持ちがラクになるけど

眠りにつく一瞬、ズキンと疼きだす。

 

カラダの中に残っている夕焼けのオレンジ色を

朝焼けのオレンジ色が受け継いでくれる

 
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