○放課後等デイサービスに求められる特別な機能
◉障害特性への対応
 障害児は障害があるがために発達年齢と生活年齢の間にギャップがある場合が多く、生活年齢に加えて発達年齢を考量した支援や活動を提供する必要があります。また、発達年齢の問題だけではなく、対人関係や学習スタイルの特異性、運動機能や感覚機能などの障害特性に応じた個別の課題への支援も求められます。とくに現状でも教育上の配慮がなされていないことの多い発達障害児への支援については、放課後等デイサービス匂いて学習面や対人面、情緒面などの課題を補完できる部分も多いと考えられます。今後、インクルーシブ教育が進むことが想定されるなかでは、学校教育との連携を強化しつつ、発達障害児支援の一翼を担うことが期待されます。

「障害児通所支援ハンドブック」より