あけまして おめでとうございます
本日は塾を開け、
中学受験生のテスト形式演習をします。
埼玉県の中学入試は1月10日なので、
ほぼ1週間後です。
さて、その中学受験生ですが、
過去問演習で
つるかめとんぼ算が出てきました。
つるかめとんぼ算って何?
と思った方も多いのでは。
つるかめ算なら聞いたことがあるでしょう。
【 問1 】
つるとかめが合わせて10匹います。
足の数は合わせて32本。
かめは何匹いますか。
↑こんな問題がつるかめ算です。
縁起が良くてお正月むきですね。
つるかめ算にとんぼが加わると、
つるかめとんぼ算になります。
たいていの人にとって初耳だと思います。
↓こんな問題です。
【 問2 】
つるとかめととんぼが合わせて20匹います。
足の数は合わせて64本。
つるの数はかめの数の3倍です。
とんぼは何匹いますか。
つるかめ算もつるかめとんぼ算も、
中2で習う連立方程式で解けます。
( 中1の方程式でも可 )
方程式を使わずに解くのが、
算数の醍醐味(だいごみ)です。
算数では、
つるかめとんぼ算は
「つるかめ算」に直して解きます。
今回の問題の場合↑、つる:かめ=3:1です。
この4匹の足を平均化させます。
( 2本×3匹+4本×1匹 )÷4匹=2.5本
つるとかめは、
すべて2.5本足の動物と考えることができます。
2本 2本 2本 4本
↓
2.5本 2.5本 2.5本 2.5本
これで、個体数も足の合計も同じです。
そうすると、
↓こういう「つるかめ算」になります。
2.5本足の動物ととんぼが
合わせて20匹います。
足の数は合わせて64本。
とんぼは何匹いますか。
以下、簡単な解答解説
【問1】
2本×10匹=20本
32本-20本=12本
12本÷(4本-2本)=6匹
かめ6匹
【問2】
( 2本×3匹+4本×1匹 )÷4匹=2.5本
2.5×20匹=50本
64本-50本=14本
14本÷(6本-2.5本)=4匹
とんぼ4匹
縁起の良い富士山と鶴
富士見市にある個太郎塾鶴瀬教室
人気記事
( ..)φ 富士見台中の壁(冬)
( ..)φ (中1)泣くよ坊さん平安京
( ..)φ キク科の野菜
( ..)φ 高1生の数学と英語
( ..)φ 日常生活で dL (デシリットル)は使うのか