2024.07.05 

不健康な食生活が、うつ病や不安を引き起こす:研究結果 不健康な食生活が、うつ病や不安障害といった精神疾患を引き起こす可能性があることが、新たな研究で明らかになった。

 

糖や飽和脂肪に偏った食事が脳の前頭前野における灰白質の体積を減少させ、神経伝達の不均衡を引き起こすというのだ。

 

抜粋

 

おいしいものを食べると元気になれる理由は、脳内で大量のドーパミンが分泌されるからだとされている。しかし、おいしいと感じるものが必ずしも健康的とは限らない。このほど発表された研究結果によると、質の低い食生活を続けていると、うつ病や心の不安を引き起こす可能性があるというのだ。

 

糖や飽和脂肪を多く含むものばかり食べている人は、興奮と抑制をつかさどる神経系における情報伝達が不均衡であり、脳の前頭前野における灰白質(神経細胞が密集している領域)の体積が少ないことがわかっています」と、レディング大学のピリル・ヘプソマリ博士は説明する。

 

ここで言う糖や飽和脂肪を多く含むものとは、例えば前者はコーラやスポーツドリンクといった砂糖が多く添加された飲料菓子類全般。後者はハンバーガーやホットドッグといった加工食品や、フライドポテトやドーナツのようなトランス脂肪酸を含む食品が挙げられる。前頭前野は注意や思考、意欲、情操の機能を担う部位であり、うつ病のような精神疾患とも密接に関連している。

 

ヘプソマリらの研究チームは、30人の被験者の脳をスキャンして、食事の選択と脳内の化学反応の関係を明らかにした。その結果、不健康な食事によって引き起こされる神経伝達物質や灰白質の変化が、過去の失敗や喪失を振り返って自分を責め続けてしまう反芻(はんすう)思考と関連している可能性を発見した。反芻思考は、うつ病や不安障害といった精神疾患の判断基準の一部とされている。

 

 

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スイーツ中毒、揚げ物中毒の末路は、脳がひどくやられて、次第に性格、人格に異常を来たす。

 

けっこう、世の中を見渡すといると思うなあ。

 

親切心で忠告しても、大概は無駄。 すでに頭がやられておかしくなっている向きは、軌道修正が至難の業。 そもそも、自分の異常性に気がついていない。

 

発見した場合は、近寄らずに、生物学的観察対象として、遠くから人間崩壊の過程を冷徹に見守り、他山の石とするほかないでしょうね。