わたしはパートにでていて、
15時頃に旦那が勤務先に電話をしてきました。
父さんがあぶないかもしれない。
母から連絡があったみたいです。
このときのために覚悟はしていたつもりでも
いざこのような状況がくると
涙がとまりませんでした。
勤務先の方々のご厚意で
すぐさま退勤させていただき、
旦那と病院へいきました。

病院につくと、
姉は既に到着していて
いつもなら一人ずつしか入れない無菌室ですが
母と姉と三人同時に入室許可がでました。

話をきくと、
先生にそうゆうはなしをされたわけでなく
酸素マスクがかわり、
20リットルにふえていて
ずっと付き添っていた母の
今までの父さんの様子と何かちがう、
不安なおもいがあったような
そんなふうにかんじました。

父さんも一生懸命頑張ってましたが
息をしずらく、
吸引がつらそうでした。
それでも99%くらいまで
酸素があがってくれたので
その日は姉と我が家は夜に一旦
家にかえりました。


でもそれから、
父の容態はどんどんわるくなり
母の直感といいますか、
長年連れ添ってきた父のことをわかっているのだなと、
そのこともあり、
わたしたち娘も
父の最期に立ち会うことが
できたのではないかと思っています。