武士の母 | 戯れ言、時々大衆演劇

戯れ言、時々大衆演劇

戯れ言です。
聞き流して下さいなwww

【武士の母】


若侍の青木和馬(橘鷹志)は、じい(伍代孝雄座長)と二人で亡き父の仇討ちの旅に出ている道中、
箱根の峠に差し掛かると雲助達(市川叶虎、市川夢叶、橘勇蔵)に声を掛けられる 。

「籠で峠を越えませんか?少々高いですが」と 

和馬は歩き疲れて籠で行こうというが、じいは籠は高いから駄目、歩いて行くと。

 雲助が「なら馬はどうだ?馬なら安いし景色も良い」と
またもや和真は馬に乗ると言い、じいはあいつらは胡散臭いからやめようと言う。
痺れを切らした雲助が懐の金を出せと脅す。 

そこへ通りかかった新三郎(市川千太郎若座長)が二人を助けてくれ、
二人は仇討ちの旅へ、新三郎は故郷へと向う。 


新三郎の故郷では、母(市川叶太郎座長)と許嫁の楓(市川叶華)が迎えてくれた。 


一方青木和馬は、腹痛を起こし苦しんでいる。

一軒の民家を見つけ訪ねると、

雲助から助けてくれた新三郎の家だった。 

新三郎は二人を迎え入れ、母親が作った薬を和馬に飲ませる。 

和馬は新三郎の好意で泊まって行くことになり、

そこへ新三郎の母親がやってきた。

和馬が仇討の旅をしていると身の上話を。 

仇の名は後藤なんちゃら(ド忘れした😅)と言うと、母親は驚く。 

じいが薬屋から戻り、新三郎の母親が後藤なんちゃらの妻、かなめと名乗る。 

仇を見つけたと喜ぶじい。 

時すでに遅し、後藤なんちゃらは亡くなっていた。 


こっから先は切なくて書けない😭
余りにも理不尽でならん。 

自分が犯した罪やのに
それを息子に背負わせる父親。 

その遺言を頑なに守り息子に押し付ける母親。 

これが武士道ならくそっ喰らえや。

新三郎、楓はもちろん、

友を斬らねばならない和馬も憐れでならない。

 

別の配役でまた見てみたい。

色んな劇団でも見てみたいお芝居でした。