July 4thも過ぎ、本格的な夏到来のNY。みなさんいかがお過ごしですか。小太郎家にはTVが無いので、リアルタイムの季節イベント感に欠けるのが常。。。でも、昨夜はあちこちから花火の音が聞こえて、独立記念日っぽさをアップしてくれていました。
近所をお散歩すると、今は紫陽花があちこちで咲き始めています。どれも可愛い。。。
さて、前回のアレルギーテストの続き。
パッチテストで背中がかゆくなった小太郎、結果5つの物質に反応していました。今回は"Contact dermatitis"、接触性皮膚炎の原因を探るもので、反応の出た3つは普段の生活ではめったに触れることのない物質だそうで問題はないのですが、残る2つが要注意。
Paraven Mix, パラベン:いわずもがな、様々な化粧品や洗剤などに含まれているアレです。特にUSの基礎化粧品や日焼け止め関連に、妙にかぶれるな〜と思っていた小太郎。ビンゴ〜
もう1つは、ドクターに開口一番に「あら〜!あなた、GOLDだめよ!」と言われてショックを受けた、
ゴールド、そう金
一瞬頭が真っ白になって、
「???」
「え???」
(ゴールドってかぶれないんじゃないの??)
「おや、あなた、今も身につけてるわね、金ネックレス」
ええ、ハイ。常に金ネックレスはつけてるわ、指輪も金だわと、ゴールド大好きな小太郎。。。
焦点が合わなくなった目で茫然自失としてたら、その様子に驚いたドクターが色々と調べてくれました。(というか、ちゃんと調べてから言って欲しい。。。)
「ああ〜大丈夫、これ金そのものっていうよりも、金メッキや純度の低い金に塗る化学薬品ってことね。」
よかった〜〜!!
「旦那さんに、私は安いジュエリーはダメなのよ、って伝えなさい」
とウィンクするドクター。。。あ〜びっくりしました。帰ってから早速夫くんに伝えたものの、昨日雨降ったね、くらいなレベルで完全スルーされました。
とまあ、今後役に立つのだかどうだかよくわからないテスト結果を有り難く頂戴し、皮膚科を後にした小太郎。
てくてくと歩いていると、はっ
1週間前のパッチテストで来院した帰り道に。。。
頭上から泥水をぶっかけてくれた、工事現場を通りかかりました
そんなことがあるものかとお思いでしょう?あるんですね〜
工事現場と歩道を隔てる壁。あの壁さえあれば安心、と思っていたのが浅はかでした。その壁の高さを遥かに超えて、そして〜壁ギリギリに設置されて稼働していたこの掘削機(らしきもの)。(というか、背中のパッチテストが痒くて頭上なんて見ないで歩いてた)
私の目の前1mを歩くカップルは何の被害もありませんでしたが、小太郎の通りかかるドンピシャのタイミングでこの機械から大量の泥水が吹き出し。。。おろしたてのおニューのワンピースを着ていた小太郎、見事に
左半身、ヒョウ柄。
友人の「そんなこと滅多に無いから、よっぽど強運の持ち主なのよ!」という一言を胸に、これからも頑張っていきたいと思います。
ちなみに、靴もワンピースもヒョウ柄のまま、電車に乗って帰りました。だいぶニューヨーカーっぽくなってきたかな、私。
今日はここまで。
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昨日観た映画:「Alice Does't Live Here Anymore」
1974年・アメリカ
出演:Ellen Burstyn, Kris Kristofferson, Mia Bendixsen
スコセッシ監督の作品。口の悪い母と息子の放浪しながらのあれやこれの話です。様々な出来事を経て、強くなっていく、というか自分を取り戻していく女性を描いています。1970年代のニューメキシコや、アリゾナの空気感が面白い。口汚い言葉の応酬なのだけど、テンポが小気味良い。相変わらずスコセッシ監督がとあるシーンに登場していたらしいのだけど、全く気づかなかった夫くんと小太郎。皆さんはわかりますか?
一昨々日見た映画:「Royal Wedding」
1951年・アメリカ
脚本・原作: Alan Jay Lerner
出演:Fred Astaire, Jane Powell, Peter Lawford
あの大好きなヘプバーンの映画「Funny Face」にも出演していた、フレッド・アステアのダンスが見所の、規模の大きなミュージカル映画です。ダンスが始まる時の照明とか、カッコいいですよ。1947年のエリザベス王女とマウントバッテン公爵のご成婚に乗じて作られたものなのだとか。そしてストーリー自体は、フレッド・アステアの実のお姉さんの実話(元ダンサーが貴族と結婚!)が元になっているのだそう。
その前に観た映画:「Ernest et Célestine」
2012年・フランス
監督:Stéphane Aubier, Vincent Patar
原作:Gabrielle Vincent (ベルギー)
フランス製のアニメーション映画。クマとネズミが織りなす友情ストーリー。なんだろう、これもテンポが良くて、またアニメーションの質も高くて、引き込まれて観てしまいました。ネズミのおまわりさんが群れをなして蠢くシーンとか、ゾゾゾっとするリアリティがあります。。。おすすめ。第86回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされています。
ちょっと前に観た映画:「黒部の太陽」
1968年・日本
監督:熊井啓
途中休憩ありの3時間超えオリジナル尺!CGのなかった当時、よくこれだけのものを作った!!というのがとにかくの感想。黒部という土地にトンネルを掘る、ということがどれだけ困難だったか、を迫力のある映像で伝え続ける作品です。石原裕次郎が抜けた日活が、最終的に協力することになったのは三船敏郎が日活社長に直談判に行ったからだとか、関西電力が当初制作に猛反対していたのを石原裕次郎の熱意で社長を口説いた結果、100万枚もの興行チケットを関電がサポートしてくれることになったとか、あるシーンで水を出しすぎて実は裕ちゃん大怪我負ってたとかの裏話も面白いです。(このシーンは水の勢いが凄すぎて、どうやって撮影したのかしら?と不思議に思いながら観ていました)
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