女60でガンになりまして・・・

女60でガンになりまして・・・

2024夏 
子宮がんと告知を受けた還暦女子
心の動き、叫び
日々気持ちが揺れ
もうどうでも良い・・と投げてみたり
頑張ろうと思ったり
一日一日の闘いの記録

最近の婦人科の診察台

 

下着をとり

台に座ると

 

先生が操作して

自動で脚が開く

 

人間は無力だ・・・

と私がいつも思う時だ

 

いよいよだ

助けて

あー神様

私は何の罪でここにいますか・・・・

 

器具を入れられ 何やら変な液体を入れられ

 

助けてください

 

先生はご親切なのか

いちいち説明を加える

 

ここらが痛いですよ

もっと辛くなります

頑張ってください

あー痛いですね

もっと腰をこちらに・・・

 

拷問である

 

クリニックと同様

年配の看護師さんは

がんばって!!と手を擦り、手を握る

 

頑張れない・・・無理・・・

 

この痛み苦痛に耐えるには

そうだ

出産のときの

ひーひーふー

なぜか私は

がん検診の内診でいきみ逃しの呼吸をしだした

ひーひーふー

ひーひーふー

 

これが意外と効くものだった

 

頑張った還暦女子

くるりと戻った診察台から立てずズッコケた