コタニ動物病院20周年を迎えて | コタニ動物病院のブログ

コタニ動物病院のブログ

兵庫県伊丹市の動物病院のブログです。

こんにちは。院長の胡谷です。


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このたびH22年5月20日をもちまして、コタニ動物病院は20周年を迎えます。
20年前、開院した当時、一人で掃除・洗濯といった雑務をかなしながら、
診察・手術・往診とやっていた時を懐かしく思い出されます。
全てが新しく、力がみなぎっていました。
体力もありましたので、10年間ほとんど年始年末以外、休まず診察しておりました。
そのため、学会等に行く時間が取れなく、日々進歩する獣医学に
自分が遅れてきている事にあせりを感じていました。
おかげ様で現在、大塚先生・佐々木先生を筆頭に、羽守先生も加わって、
診察してくれるようになり、安心して病院を任せることのできる獣医師方のサポートで
学会・セミナーに参加することができるようになりました。
そうすることによって、又診察に自信を持つ事ができるようになってきました。
しかし、20年間頑張ってこれたのは、飼い主の方々のお心使いや励ましが
あったこそと思われます。
子犬の時から診ていた子が、やがて年をとって亡くなった時、
その子と又飼い主さんとの思い出が頭いっぱいになり、うまく言葉がでず、
ちゃんとした対応ができなかったというのに、飼い主さんからのこころのこもった
感謝の手紙を頂いたこと・・・そういった事が私の支えとなり、
今の自分があるように思われます。
又、スタッフ(今でいてくれた人、現在いる人たち)にも、大変助けてもらいました。
これらの事に感謝して、謙虚に勇気を持って、
これからも診療にあたっていきたいと思っています。



こんにちは。チーフの胡谷晃子です。



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ここ最近は、診察室での仕事をしていないので、ご存知ない方も多いかもしれません。
19年前から小動物看護師として、今は事務・経理を主に働いています。
実は、コタニ動物病院はこの5月20日で、20年を迎えます。
現在の病院にH15年に移る前は、ユートピアさんの裏のマンションの1Fで、
診察室一つに、待合室も5人でいっぱい、受付も一人でいっぱいになる位の広さでした。
院長一人、看護師一人。レントゲン撮影中などでは、受付は誰もいませんから、
「少しお待ちくださ~い」って叫んでました。
休診日が昔からありませんでしたから、二人とも休みはなし。若かったからできたかな?
パソコンもない時代でしたから、ワクチンやフィラリアのお知らせハガキも
カルテを見ながら手書きで書いていました。(^O^)
今でこそ、小動物看護師の教育は充実していますが、その頃は看護師向けの書籍も
ほとんどなくて、獣医師向けの本や、一般の薬の本、犬種の本等、図書館に通っては
かたっぱしから、読んで勉強していたのも、懐かしいです。
その頃できた、小動物看護士の会では、皆でどう勉強しているか
技術の向上の為どうしたらいいか話しあったりしていました。
夏には、待合室がいっぱいで、何時間も外で立って待ってらっしゃる方もたくさん
おられて、申し訳ない思いでした。
もっと動物にも飼い主さんにも、安心して診察を受けて頂ける環境にできればなぁ
と強く思っていました。
看護師・トリマーが一人、一人とスタッフに加わってより強いマンパワーで、
コタニ動物病院を現在の形にしてきました。
今は、獣医師・看護師・トリマー合わせて14名の大所帯で、
診察室も三つ。手術室・検査室もでき、入院室も犬・猫と別々にする事等、
充実した環境を整える事ができました。
小さな病院を知るスタッフは、院長と私以外にはいなくなってしまいましたが、
この20年を期に、もう一度心を新たに、
スタッフ全員が、飼い主さんに「この病院に来てよかった」って、
感じてもらえる病院をめざしてがんばっていきたいと思います。