あ~ちゃんは朦朧とする意識の中で呟いていた。

「今度のウエポン(曲)で、誰がセンターをとるんじゃろうね…」
「また、のっちかな…?やっぱカッコいいけんねえ…のっちは…」
「ウチらは、所詮…雑種じゃけん…Bクラスにはかなわんわ…はは…」

「そんな事ない。あ~ちゃんはすっごくカッコええよ…!」

「あ~ちゃん、しっかりして!直ぐに医務室へ…!」 かしゆかが大きな声を出す。

「かっしーも最近…すごく可愛いし…私が…一番、中途半端だ…」

「のっち!かしゆか!敵の第二波がくる!戦闘態勢を取れ!」もっさんが叫ぶ!

「でも…あ~ちゃんが!」  「あ~ちゃんの砲座はまだ生きている!早く応戦しろ!」

「早く!三人一緒に帰還するんだろ!?あ~ちゃんを休ませる為にも生きて帰るぞ!」
「…はい!」
言うが早いが、のっちは素早く、あ~ちゃんの砲座に滑り込みます。

「オートロックシステムに異常発生!マニュアルに切り替えます!動力系・駆動系異常なし!残弾数確認!行けます!」

「第二・第三砲塔のシステムもこちらにシンクロさせて下さい!」「任せた!頼む!のっち!!」

『おう!!!』

のっちが操舵ハンドルを握りしめて叫んだ…!その時…!

___カチッ___ ナニカハズレタ___?


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