今日はスマップシリーズの記事を書こうと思っていましたが、


yahooニュースで環境省がペットのネット取引は対面説明義務化 夜間の店頭展示禁止


20日に発表したとの事を目にしたので書かせてもらいます。


来年の通常国会でこれらの項目を盛り込んだ動物愛護管理法改正案の成立を目指すそうです。


☆動物愛護管理法改正案骨子

 ・午後8時以降の展示を禁止

 ・インターネット販売では現物確認、対面での説明と販売を義務づけ

 ・移動販売の業者に感染症対策と個体識別による追跡の徹底

 ・オークション、老犬・老猫ホームを規制対象に追加

 ・生後一定期間の販売禁止


そもそもネットで命を販売する事自体ありえないと思っているので


私個人的には対面説明義務化というより、


ペットのネット販売を完全に禁止にして欲しいと思っています。



そしてペットショップの夜間8時以降の展示販売の禁止。


やっとやっとなんだっていうのが正直な感想。


生後間もない仔犬や子猫を1日中人目にさらし、夜中までライトにさらされて


眠たくても寝れない事がどんなにストレスになるか・・・


人間だって同じだと思う。



自分がボランティアを始めて色々な現実を知ってからは


生態販売しているペットショップが苦手で、


決して純血種が悪いって言っているわけではなくて、


ちゃんとした環境規制でしっかりと1匹1匹を管理して


大切な命として扱ってくれさえすれば・・・とも思う。


でも、私の周りのペットショップやブリーダーは


自分の私腹を肥すためだけにずさんな環境で販売繁殖させているところばかりなんです。



以下の写真は去年私がお客のふりをしてブリーターへ偵察に行って撮ってきた物です。


子育て中のシャムのお母さんと子猫。5匹いた子猫のうち2匹は疾患があり

売り物にならないとブリーダーのオーナーは言っていました。

にゃんのヒゲ

お世話をしてもらえず全てを諦めたような目・・・
にゃんのヒゲ

キャリーをちょっと大きくしたようなケージにギュウギュウで子育てをしていました。
にゃんのヒゲ

風邪を放置されこの子も諦めたような目をしています。
にゃんのヒゲ


2番目の子と4番目の写真の子はその後 ねこむらさんがレスキューしてくれました。


2匹とも体に疾患があるから売り物にならないと放置されていましたが・・・


白のアメリカンカールはちゃんとケアしてあげたら可愛い猫さんに


大変身して素敵な里親宅に嫁ぎました。


2番目の写真のベンガルの子猫は我家で預りお世話しまいたが


心臓肥大や内臓がとにかくボロボロのひどい状態で


保護してから3週間ほどで治療のかいなく私の手の上で息を引き取りました。


繁殖の為だけに、ヒートの度に無理やり産ませるからこういう悲しい結果になるんです。


産める母猫はアゴの骨や歯が溶けて無くなるまで何回も何回も産まされ続け・・・


そして、売れ残ったら子繁殖に使えなくなった猫は保健所へ・・・殺処分。


こう言う現状を見てきたからこそ ねこの会は繁殖所のレスキューも始めたんです。



子猫はちっちゃくて可愛ければそれだけ求めていく人は多いわけで


今のペットショップには、生まれてから一定期間に達しないペットを親から離して販売することに


対しての規制がないため、犬社会猫社会を学ばないまま親兄弟から離されてしまい


問題行動をおこす子達も中には出てくるんです。


なので販売するにあたってきちんとした一定期間というものの設定が必要です。



もっともっと書きたい事言いたい事はあるけれど、


せめて私のブログを読んでくれた人には


今の日本の現状を少しでも知って欲しいって思って書きました。


不愉快に思われた方がいらっしゃったらすみません。


活動をたくさんの人に広げたいので
すみません・・・2ポチ応援よろしくお願いしますm(_ _ )m
にゃんのヒゲ にゃんのヒゲ



静岡ねこの会 ではまだまだたくさんの子達が幸せ探しをしています。


是非この子を家の子にって思った方ビックリマーク


下記アドレスへビックリマーク

nyannohige☆email.plala.or.jp 

☆を@に変えてご連絡下さい。