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親は子どもを愛しています。
だから当たり前に
子どもも「親に愛されていると感じている」と
思い込んでいます。
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しかし悲しいけれど現実は違っていて
親の雰囲気、表情、態度、言葉(声かけ)から
自分がどう扱われているかで
「愛されているのか?」「そうではないのか?」を
感じ取っています。
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愛されていてもダメ出しばかりされていたら
「私はダメだから愛されないんだ」と
ネガティブなセルフイメージを持ってしまうでしょう。
親がダメ出しをするのは
「子どもが困らないため」にという心配と愛情からなのに。
そう考えると悲しいすれ違いだと思いませんか?
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大人になり親の苦労も分かるし
「親も大変だったんだ」とか
「子どもの頃の私がわがままだったから仕方ない」と
氣持ちに折り合いをつけていたとしても
今、目の前の子どものことが理解できなかったり
子どもと氣持ちがすれ違っていると感じるなら。
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それは「本当は我慢して生きてきた」
誰かにそれを分かって欲しい自分がいるということ。
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そんな自分の存在に気付いてあげるということが
『自分を愛する』ということなんですよ。
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では『愛している』って
どうやったら伝わるのでしょうか?
それはとても単純で、シンプルなこと。
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ただ親が笑っていて、一緒に遊んでくれて
話しを聞いてくれて、抱きしめてくれて
やりたいと言ったことを応援してくれて
辞めたいと言っても認めてくれて
成功を喜んでくれて
失敗を許してくれて
ただ親自身がありのままでいることなんです。
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親が親のプライドや大人の立場で話しをするよりも
あなたらしく
ただ人生を子どもより長く生きている経験者として
対等に、素直に接することだけで良いんです。
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でもそのシンプルなことが難しいから
親と子の関係はすれ違い
子育てが苦しくなるんです。
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ぜひ子どもさんへ愛を伝えたいなら。
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あなたがあなたらしくいられる
少しの時間を作るところから始めてみてください。
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忙しくて毎日を過ごしていると
氣のエネルギーが上へ上がっていて
呼吸が浅くなっています。
呼吸が浅くなっていると
自分自身と離れてしまっていて
繋がれない状態であると、私は感じています。
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深呼吸はとても良いですよ。
深く息を吸って、ゆっくり時間をかけて吐く。
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息を吸う時
新鮮でキラキラした心地の良い澄んだ空気を吸うのをイメージしてみてください。
息を吐く時
胸(ハート)の辺りから下腹(丹田) の辺りに意識を向けます。
そして自分の中心にある軸と繋がるようなイメージをしてください。
これを繰り返します。
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そうすると外側へ向いていた意識が内側へと向き
心が落ち着いてくるでしょう。
※意識が外側へ向いていると
人と比べて自分にダメ出ししたり
人よりできていないと非難したり
『優劣、良い悪い、正解不正解、正しい間違い』
という比較思考になりやすくなります。
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「愛している」を伝えるには
『私の心が落ち着いた感覚を取り戻す』
これがとっても大切です。
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