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人に意見を言われただけなのに
なぜか責められたような
否定されたような
そんな氣持ちになってしまうことってありませんか?
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人との会話しているだけなのに
一人で勝手に傷付いてしまうことってありませんか?
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何故このような氣持ちになるかというと✎
無意識に自分自身が「足りない」「できていない」と感じていることを指摘されたように錯覚しているのかもしれません。
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あるいは
「私は人に受け入れてもらえないんじゃないか」
という不安があって
自分の氣持ちや考え、意見に自信が持たなくて、
人に伝えることが苦手だったりするからかもしれません。
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人間関係を形成するのは
幼少期の環境が大きいと言われています。
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例えばその幼少期の環境において、
親や周りの大人たちに
「あーしなさい、こーしなさい」
「あれはダメ、これはダメ」と
自分の行動や考え、意見に対して口を出され過ぎたり
素直な感情表現を許してもらえない環境であったり
あるいは反対に
自分に関心持ってもらえなかったことが
あるのかもしれません。
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要するに子どもの頃から
『自分の氣持ちや行動、意見や考えに対して、共感してもらえた感覚が乏しい』ということです。
他者と自分との間に
『適切な心の距離感が取れていない状態』にあるから、責められていると感じるのです。
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この幼少期の体験がフラッシュバックしてしまうので、
人に意見を言われただけで、
自分のことを否定されたような
とても不愉快な氣持ちになってしまうのです。
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もし人との会話で、責められているような
否定されているような気分になった時の対処法✎
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「責められた、否定された」と受け取るのではなく
意識的に他者と自分との間に境界線を作り
自分自身を俯瞰してみることが大切です。
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そして
自分の意見がおかしい、間違っているからだと
自分を責めるのではなく
反対に
こんな不愉快にさせる相手が悪いと
相手のせいにするのでもなく
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このように反応してしまうのは
誰かが悪いわけではなく、ただそう反応しているんだと理解し、
「何だか責められている感じがしてすごく悲しいよね」
「本当は自分のことを認めてほしかったんだよね」
自分の氣持ちや行動、意見や考えに対して、
共感してもらえた感覚が乏しいということは
弱さやネガティブな思いを認めていくことが大変必要なのです。
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ポジティブ、ネガティブ両方の自分を受け入れることで、
自分に対する信頼が深まり、
自分責めの負のループから抜け出すことができます。
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そうすると
自分にとって人との適切な境界線を引くことができ
「人の意見を人の意見として」
捉えることができるようになるでしょう。
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