高度16,000フィート | ようこそ 家づくりの羅針盤

高度16,000フィート

九州方面は記録的な積雪のようで羽田を発着する便にも多数の欠航便があったようです。

午後から関西空港へ移動する飛行機は、鹿児島からやってきて再び鹿児島空港へ向かう予

定だったのですが時ならぬ積雪で着陸が不可能なことから急遽目的地が関空へと変更にな

ったのだそうです。

結局その影響でフライトも15分ほど遅れて羽田を離陸。

無事に飛び立ったのはいいのですが、どうも高度がいつもよりもだいぶ低いところを飛ん

でいるようです。

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いつもは上から見下ろす富士山がすぐそこに見えます。


CAに訊ねたところ、本日の巡航高度は16,000フィートなのだとか。

およそ4,900m、よく機内アナウンスで耳にする高度30,000フィートから比べるとかな

り低いようです。

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これもまた強い偏西風を避けての行動なのだそうです。

この会話を機にCAが私のところに留まってしまい、いろいろな経験を語りはじめまし

た。

乗客が少なかったのでしょうね。

曰く、こんな低空を巡航することはCA経験上はじめてのことだとか、鹿児島に降りら

れないということも初めての経験だとか。

まあ機長からのアナウンスでも今日はのんびりと日本列島見物を楽しんで下さいなどと

何かちょっと緩いモード。

確かにそう思えばいつもとはずいぶん異なる景色が眼下に広がっていました。

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富士山といい南アルプスといい、先週の関東地区ほどの積雪は見られないようです。

どうも九州の積雪がピンと来ませんね。

今シーズンの暖冬ムードは東日本だけのことなのでしょうか。

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飛行機は神戸市上空まで進んで旋回を繰り返して関空に無事着陸しました。

結局25分の遅延。これもまた寒波と異常発達した低気圧の影響。

旅客機に乗りながら鳥の目線、ヘリコプターの目線で景色を楽しめたので良しとしなく

てはいけないのでしょう。

関空便の乗客は少なめ、ビジネス客も少なく、誰も溜め息などついていない様子でした。

なかなか会えなかった友人と再会し積もった話しに時間を忘れることができた大阪出張

でした。

明日は朝から南港にてリフォーム加盟店への研修が控えています。

帰路は空の便が不安定なので陸路を使うことにしましょうか。

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