仕事の合間を縫って、大岡川に満開の桜を見に行ってきました。
水面近くまでググッと垂れ下がった枝が見事です。
いつもよりも川の水量が少ないですね。
本来なら石の色が変わっている場所まで水があるので、石渡りもけっこう緊張感があるんですけど、このくらいなら踏み外しても足が濡れるくらいで済みそう。
川沿いを歩くことが出来ます。
上から枝垂れる桜を見上げるのも、なかなかに風情があります。
以前と比べると、かなり大木の桜が減っています。
まえはもっと川に枝垂れる枝が多くて見事でしたが、年々数が減ってきています。
老木になって弱くなったために伐採されたものもあるのでしょうが、今一番問題になっているのは、全国の桜の名所に深刻な被害を与えている外来昆虫、クビアカツヤカミキリの被害でしょう。
本当になんとかしないと、近い将来には大きな桜が見られなくなってしまうかもしれません。
私たちも、目に見える範囲でクビアカツヤカミキリを見つけたら、個人単位で駆除に協力していきましょう。
昆虫にとっては、勝手に異国に連れてこられた挙句に駆除されて迷惑な話だとは思いますが…やむなしです。
ところでこの景色、なんか違和感がありませんか?
よく見てみると、何と護岸から桜の木が直接生えているじゃありませんか。
ど根性大根ならぬ、ど根性桜ですね。
この木の真上にあった古木は切り倒されていましたが、おそらくかなり前にその大木の根が護岸の隙間から出てきて、そのまま枝葉を広げたんじゃないでしょうか。
ソメイヨシノなので、種子がこぼれて定着したとは考えにくいので。
護岸の強度的にはちょっと心配ですが、できればこのままそっとしておいてあげたいものです。
昼ごろから吹いた風で、大量の桜吹雪が舞っていたので、鑑賞できるのは、あと2~3日くらいかな。
明日あたり見に行くと、たぶん川が桜の花びらでピンクに染まっていることでしょう。
また時間を作って見に行かなければ!!
















