でかい!!! 遠近感がおかしくなるほどの大きさです。
冒険心をくすぐられる入口。
ここから階段を下りていきます。
cocoaさんの邸宅のお庭に置いたら似合いそうなオブジェがありました。
階段を降り切ると、ヘルメットが手渡されます。
これを被らないと見学させてくれません。
そう。
サンクチュアリ オブ トゥルースは建築現場なのです。
だいぶ近くなってきましたね。
私が訪れた日は、日本人はおろか欧米人すらあまりいません。
一番驚いたのは、中国人観光客の姿を一人も見なかったことです。
いまや世界中の観光地を訪れているはずなのに・・・。
そんなにマイナーな観光地なのかな?
そのかわり、タイ人の学生さんの社会科見学や、一般のタイ人の観光客が大勢訪れていました。
とはいえ、全体的に人数もそれほどではなく、ゆっくりと見学することが出来ました。
バンコクの荘厳な寺院とは違い、屋根や壁に不規則に並べられた変わった彫刻達のせいで、どこか不思議な印象を持った建物になっています。
ジブリの世界に出てきそう。
本体建物の大きさは高さが100メートル、幅と奥行きが100メートルの十字型で、東西南北にはそれぞれテーマごとのホールがあります。
館内は吹き抜けになっていて、建物の四方から潮風が入るため、以外にもとても涼しいです。
眺める角度によって、4つの文化の影響を受けた精緻な彫刻の数々を見ることが出来ます。
この建物が造られた目的は、タイ国が17世紀から持つ100メートル以上の木造建築を作る技術を現代に残すとともに、同時に木に彫られた芸術、神への信仰を表すためと言われています。
100m・・・確かに大きいけど、そこまであるようには見えなかったな~。
内部はもっと凄い。
数十メートルもある天井まで、びっしりと埋め尽くされた彫刻達は、とにかく大迫力です。
当然建物内部も建築途中。
こんなところもサグラダファミリアを彷彿とさせます。
なんでも釘の一本も使用しないで建築されているのだとか。
凄いですね~。
んん!!?
おやおや・・・・?
釘は使ってなくてもボルトはいいのかな?
なにやら見てはいけないものを見てしまったような・・・。
はやくフタをしないとバレちゃいますよ~。
美しいタイの女性。
記念写真を撮らせてくれます。
屋外の作業場では、今でも大勢の彫刻師が彫刻を彫り続けています。
こんな景色が見られるのは今のうちだけ。
一見の価値ありですよ。
傍らにはこんな場所も。
海のすぐそばで長年にわたって作り続けられているということは、その間にも傷みが出てくるということ。
虫食いにあった部分は順次作り直されているようですね。
それにしても勿体ない。
ダメもとで廃棄の彫刻を譲っていただけないかと聞いてみましたが、案の定ダメでした。
そりゃそうですよね。
彼らにとって神聖な信仰の対象に、値段をつけるなんてできるはずもありません。
ぶしつけな質問をしてすみませんでした。
それにしてもすごい取り付けかた・・・。
強風で、もぎ取れたりしないんですかね。
余りに気にいったので、お昼頃訪れてから閉館時間まで居座っちゃいました。


































