ガラスの動物たち。 | コタビのブログ

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フクロウのオーナメントが入荷しました。

色はアンバー。フクロウのおなか付近には、金箔が施されています。

とはいえ、表面に張っているわけでは無く、ガラスの内側に、です。

フクロウのオーナメントは黒い土台付き。

土台にフクロウが反射してきれいです。

左の板も付属されますが、これは?

青森県認定の伝統工芸士 篠原 義和様の作品です!

ありがたやー、ありがたやー。。。

フクロウは、世界各国で親しまれている鳥の一つです。
「福来郎」や「不苦労」等と言われ、縁起が良いとされています。
また、良く首が回ることからお金に困らない、夜目が利く事から見通しが良いとされ、古くから親しまれている存在です。

暗い背景でアンバー色は見事に変化します。

夜目が聞くフクロウは闇に溶け込み、瞬時に、りんごの木をかじるネズミを捕食します。

りんご園の農家の方々にとって、フクロウはありがたい「おたすけフクロウ」。

福が来る=フクロウなのです。

製法は、初めに溶解したガラスに金箔を貼ります。

その後、アンバー色と透明なガラスを覆いかぶせ、形状を作りだします。

正面はクリアーガラス、背中付近がアンバー色は、見る角度で表情を変えます。

溶解したガラスから固まるまでの、わずかな時間で仕上げるのは容易ではありません。

伝統工芸士の技が生かされています。

丸い目が愛くるしいフクロウ。

フクロウと共に入荷したのが、

シロクマです。

愛くるしい表情は、

横側からも良い感じです。

背景を暗くしますと、

!全体のシルエットは水のしずくの様。

面白いのが、角度を変えて見ると透明度の変化が現れる事です。

ちなみに、こちらも 篠原様の作品。

書面がクリアー。

手が。。。かわいい。。。


温暖化によるシロクマの生息地は減少しています。

CO2の排出。

綺麗なガラス製品は、火をおこす事によって作られます。

工芸士の篠原様は、色々な意味を込めて、シロクマを作ります。

背中に白い粉が。。。?

首付近から足もとまで、溶解させた白い粉末状のガラスを閉じ込めています。

これによって、透明なガラスを立体感が強調される「シロクマ」が表現されます。

。。。下に見えるのは品番を書いたシールです。

気にせずに、

尻尾がポチリと。

深い意味合いを含んだ商品の「フクロウ」と「シロクマ」。
珍しくお店に可愛らしい商品が入荷しました。


篠原様の作品。。。篠原。。。

! そういえば、篠原は僕の中学の時の同級生でした!
「様」つけて損しましたね。


店頭にてお確かめください。


kotabi