だんだんと暖かくなってきましたね。


 桜が咲いて 

入学式まで持つでしょうか?



書けないなら読もう



我が子が 漢字が書けない 

プリントが書けないという話をしました。




 そこで、

まずは読めるようにしよう!


ということで、


家庭学習では 

漢字を読む を中心に進めることにしたのです。



書けないなら

読めばいいじゃない


と、某アントワネット理論で

勉強方法を考えることにしたのですが…



さて、皆様、

 「漢字を読めるようになる」ために

どんな勉強法があると思いますか? 




 本を読む? 


教科書の 音読? 


 プリントで漢字の読み の問題だけやる?


 色々方法はありそうですよね。



私もいくつか思いつき、

書く方は進まなくても


読む方は楽に進むのではないか…

と安易に考えていたのです。




 ところがどっこい… 



うちの子供は

文字そのものに興味がなかったので

 音読も苦手でした… 


教科書は拾い読みで


わからない文字で止まって

うーーーん…と、

考え込んでしまいます。



すぐに

親も子も疲弊してきまして、


これは長続きしなさそう…と、

なりました。



 この辺も工夫を色々したのですがその話はまた今度…… 







どんなものなら楽しくできる?


 とにかく

 書くよりは読む方ができそうだ


でも、

本を一人で読むのは

興味がないので厳しい…



親がついて本を読ませても

「もういい!!」とすぐ諦めてしまう…。



どうやって、

「読む」を楽しくできるだろうか? 



「どんなものだったらできるだろう?」

と考えてみます。


長続きできそうな要素は

・子どもの好きなこと

・親が疲れないこと


これらの要素をさらに具体化すると、



【子どもの好きなこと】

ゲーム、マイクラ

ゲーム性があって、

能動的なアクションがある


【親が疲れないこと】 

間違いを指摘したり、

考える時間一緒に待つのが辛い

親が正誤を指摘するのではなく

間違いも正解も自動で判定してくれる…



そんな条件が

浮かんできます。



その条件を満たすもの…

検討したのはアプリ学習でした。





取り入れたアプリ


アプリも大量にあるんです。


すごい世の中になりましたね…。


その中で

読みに特化して

ゲーム性が高いもの。



 色々と試してみました。


 一番良かったのはこちら


 「国語海賊」 





 結構有名なアプリで、Play ストアでは上の方に上がってきます。 




良いポイント1


 これの何がいいって


まず 


制限時間がないこと 



知能検査 受けたことがありますか ? 


 ワーキングメモリ 

という項目があるのですが 


 これは頭の中で情報を整理する能力のことです



 我が子はワーキングメモリが低いので 


情報の処理に時間がかかったり


混乱しやすかったりします 




 制限時間があると


 焦って

手がつけられなくなってしまうのです






 だから 制限時間なく 

ずっと考えていられる

 このアプリはとても良かった。



良いポイント2


 ポイント その2 


選択肢があるところ


このアプリでは 

ひらがなは最初からいくつかに

絞られています。


読み方のひらがなを

一つずつ大砲で打って 

海賊を倒していきます 




書くときもそうなのですが、


情報ゼロの状態では

手がかりがなさすぎて

固まってしまいます。

 

そのため、選択肢があると

とても行動しやすい。


あと、ガチャが引けるなどのオプションも楽しかった様子。




使い方も工夫


でもね、

このアプリ、

完璧ではありませんでした 。



間違えるとライフが減ってしまうんです。

ハートハートハートハートハートブルーハート


 そのため、本人が間違えるのをすごく嫌がるのです。




 一般の感覚からすると

 ゲームで間違えるなんて、

普通のことなのですが



凹凸っ子の中には

間違えることに

強いストレスを感じる子もいます。



親からすると

「間違えることに慣れてほしい …」



そんな思いもあったのですが 、


教えずに、自分の力だけでやらせると

最初は間違いを恐れて、

全く選べずに止まってしまうこともありました。



こうなると、次第にこのゲームが嫌いになってしまいます。


ここで、やっぱり、無理か…

と、諦めたくなるのですが。


ちょっと、

ほんのちょっと、待ってください。




ほんの少し、


ゆっくり呼吸して


本来の目的に立ち返ります




先ほど

このアプリは完璧ではないと言いましたが、


完璧でなくて良いんですね。




完璧でなくていい、


目的に近づくために

優先順位を再度見直してみるのです


そして、優先順位を考えるときにも、一工夫。

瞬間に区切って考えてみるんですね。




瞬間に区切って考える





例えば、我が家の場合、


 まずはゲームに慣れてもらうため 


やり続けることが目標です。



ここで重きを置くのは

やり続けられること。


そのためには

「自分だけで考えて、答えを出せなくて、フリーズする」

という状態は好ましくありません。


「自分の力で考える」

は、大切なことですが、


今、このアプリを使う瞬間は

この、タスク(自分の力で考える)は

「やり続けること」の下に位置します。 


 


自分がこだわっている概念を 


この瞬間に区切って


優先順位を見直してみます。






さて、そのように考えた結果、

自分の力だけでやり続けることは手放し、


 このアプリのゲームに限って 

分からない時はすぐ私に聞いて良いことにしました。



わからない問題は私が答えを教えて

進めました。


(たまに わざとわからないと言いながら考えさせてもみたり… 手放しきれない母(笑))




答えを聞いたら覚えないんじゃないか…

と不安だったのですが 


何度も私に聞くのが

めんどくさくなったのか


2回くらい 教えると

覚えて答えるようになりました 



人間の脳はいい意味で

案外めんどくさがり屋なんですねニコニコ




どちらにも楽な学習を


字に興味ない子供に対して

字を教えるのは

とても体力がいります。


それでなくとも

現代は


共働きで家事が大変だったり


核家族が基本で

祖父母に家事育児を頼めない家庭が多いですよね。


子供が帰ってきたら

分刻みで寝るまでのスケジュールが決まってるような毎日。


日々のことに追われて

ゆっくり勉強を見てあげる時間は本当に限られてます。


限られた時間を

子供も親も省エネで効率よく学習できたら良いですよね。



今日紹介したアプリ、

もしご興味ありましたら

試してみてくださいね。