『自ら勉強する子に育てるには、できるだけお料理のお手伝いをさせてください』

 

近ごろは大手の塾でも、このように話されるとか。

小1で、すでに「学び」のベースの違いが顕著に表れるのが、算数。

 

2005年に食育基本法が制定され、内閣府(現在は農水省に移行)が食育に関するプロジェクトを推進した結果なのか、食に関するデータや統計が今でもあちこちでとられています。

その結果の一つに

 

〇家族と一緒に朝食を食べている人はそうでない人に比べて、生活リズムが作られ、だるさなどが少なく便秘になりにくい。偏食傾向が少ない(声かけ「おいしいね」やおいしそうに食べている姿を見て、自分も食べる)

〇偏食が多い子と少ない子では、偏食の少ない子の方が成績は高い傾向

 

朝はバタバタと忙しく、子どもは習い事や塾、親は仕事などで家族の帰宅時間はバラバラ。年齢が上がるとこれが現実ですが、上記の結果を見るだけでも、特に子どものうちは一緒に食べることを心掛けたいですね。

 

塾さえもが一緒に料理を進める理由

 

料理をしている子は、

・国語力が高まる・・・「食べやすい大きさにちぎって」「短冊切りにして」「こんがりきつね色に」「切るように混ぜて」など、親の指示を理解し、下ごしらえから仕上げまでを効率よくできるよう手順を考え、段取り力や計画を立てる力、理解力が育つ。語彙も増える。

 

・算数力が高まる・・・計量カップや計量スプーンを使って量を計ることで、「半分」「三分の一」など、実際に体感しながら理解でき、スムーズに数や分量の感覚が身につく。

 

・理科社会に関心を持つ・・・魚をさばいたり(生き物の仕組み)、食材の部分の名前(例:根と茎と葉)や役割、産地などを話すことで、関心が深まる。

 

・五感を発達させる・・・食材や料理を見る(視覚)、グツグツ、ジュウジュウなどの調理恩(聴覚)、食材や料理のにおいを嗅ぐ(嗅覚)、食べる(味覚)、食材や道具を触る(触覚)など、五感を刺激するものがいっぱい。

 

・諦めないチカラ・・・味付けや混ぜ方、焼き方などは、その時によっていろいろで、おいしいときもあればイマイチの時もある。常に小さなtry & errorを繰り返しできるので、リカバリーできることを知っている。

 

・親子コミュニケーションの増加・・・一緒に料理をすることは、協力し合って一つの目標に取り組むので思い出作りにもなるし、親のやっていることも理解できるようになる。

 

一緒に料理をすることは、いいことづくし!!!!!

 

勉強の「ベース」になる知識や感覚が料理で養えるから。

 

そうは言われても、実際には日常が精一杯でなかなか一緒にできない・・・・・・

 

                  続きは次回