ほほえむ子育て相談
ゆきこ 5歳カタツムリ殻から出るのか入るのか アジサイの葉に戻してあげるゆきちゃんはいつもゆっくりと絵を描く子ですが、
この日は珍しくさっさと描いています。
お母さんとアジサイとカタツムリのおしゃべりをしていたからです。
そのおしゃべりの中で、カタツムリが殻の中から出て来たところなのか、
これから中に戻ろうとしているのか考えているのがおもしろい。
小さなカタツムリに心を向けているからこういう会話が広がるのです。
親子の会話がふだんからゆったりしているので、
対象の観察に心がこもっているようです。
寺内定夫 おとうとの すきなもの (生後9ヶ月) すずね 7歳
わたしは いま おとうとが
すきなものを しっている それは3つある
1つめは 人 なぜかというと
みんなあそんで くれるからだとおもう
2つめ おもちゃ なぜかというと
おかやんが いろいろなものを つくるからだとおもう
3つめ かがみ なぜかというと
じぶんのかおが なにか わかんないからだとおもう
おとうとはつぎに
なにをするか たのしみだ
現代の子どもたちは親の生活文化を受け継いでいく機会が乏しくなりました。
でも学校では学べない文化がいっぱいあるので、子育て研究会では親子が共有できる小さな生活経験を大事にしています。
そんな生活を記録した母親たちの子育てのうたです。 寺内定夫 台所のお母さんはハーちゃんの憧れ 5歳腕まくりエプロン姿踏み台で やる気まんまん3歳2ヶ月
もうすぐお姉ちゃんになる子なので、いっそう張り切っているのかもしれません
包丁は下手だと恥ずかしがるが のんびり仕草に末っ子の個性
お姉ちゃんのようにはできないと言いながら、最後まで手伝ってくれる3年生。
牛蒡の皮はしっかりむくと香りとぶ 包丁の背でこそぎとると教えた筑前煮
5年生になったので単純な手伝いだけでなく、料理のコツも教えています。