小満の候、いずれ大満となる種や苗の畑リリース <記憶を失くす6週間の開幕>
「農業は 人生を賭ける 価値がある」
例によって
リラ冷えの5月下旬
まだまだストーブが手放せない
北海道ニセコです。
リラ冷え?
なに、それ?
リラは、フランス語のライラック
北海道にライラックが咲き充つる頃の
オホーツク海高気圧によるヤマセで
季節が1ヶ月巻き戻される
そんな低温多湿状態を
北海道弁では リラ冷え と言います。
さあ、暦時計は午前10時となりました。
お元気ですか?
北海道 小柴ふあーむ より
小満 のご挨拶を申し上げます。
夏至 が着々と近付いてます。
地球の公転軌道で
あと30°回れば 夏至。
北極点から23.4°の範囲
北極圏がまるまる日射範囲となり
北の白夜が最大限広がります。
私、春分から夏至までの3ヶ月間が
一年の中で最も好きなんです。
一日で言えば
午前6時から12時までの6時間。
これから始まる一日に向けて
心も体も一番高揚する時間帯
ですよね。
明日に希望を持って
グングン加速する感覚が
大好きであります。
小満
自然界の全てのものが
次第に満ちてくる。
郷も畑も
まさに命が満ちつつある
小満であります。
畑の小満は
メロンが旺盛に勢いを増し
先頭を走る早生メロン先発隊が
花を咲かせます。
アスパラが一斉に噴き出し
収穫が間に合わぬほど
暴発状態となります。
路傍や土手は
草が一気に生い茂り
畑準備の隙を狙って
辺りを制圧しに掛かってきます。
山や森では
ヒバリが、ウグイスが、カッコーが
次々と啼きはじめて
さらにエゾハルセミが
空間を鳴き声で飽和させます。
来る冬までの
北の短い夏のうちに
栄養を蓄え根を張るために
あるいは
繁殖と子育てを終わらせるために
みんな生き急ぐほどに
前のめりに命を燃やします。
小満
畑作屋さんは
豆、イモ、ビート、小麦、デントコーンを
夜を日に継いで一気に
畑作りから播種まで突き抜けます。
稲作屋さんも負けてません。
田おこし、水張り、代掻き、田植えを
それもまた夜を日に継いで
機械を止めぬよう現場で食事し
場合によっては寝たりしながら
一気に突き抜けます。
高い農業機械は
この集中作業の2週間のために
あるのです。
1年に1週間しか使わないのに
なぜ1千万円単位の機械を
導入せねばならないのか?
答えはカンタン!
時間を金で買っているから
です。
昭和40年頃までなら豪農になる面積を
ワンオペで可能にしているのが
いまの農業機械。
ごく狭い作業適期に
ピンポイントで完了して
最大限の効果を得る。
農業機械があってこその為せる技です。
小満
太陽は夏至に向かって
最終アプローチに入りました。
これから少しずつ減速して
最北地点に達します。
夜8時まで明るい季節
残業を重ねて
負荷Maxの時期をこなします。
体重、一気に減るんですよね。
ただいま代表と二人して
スロットル全開の過負荷状態で
工程をこなしております。
アスパラが始まってから終わるまで
記憶を失くす6週間は
まだ始まったばかり。
褌締め直し(褌じゃないけど)
ねじり鉢巻で(帽子だけど)
獅子奮迅の様相で(ライオンはいないけど)
二人一致団結して(喧嘩の方が多いけど)
業務を遂行しております。(これはその通り)
ご予約いただいたお客様の期待に
応える重積が原動力です。
尻がひりつくような緊迫感
心も体も活性化して
あぁ〜、生きてるぜぇ〜!と
夕方の撤収時にいつも呟きます。
今は小満ですけど
いずれ大満となるよう
畑という小宇宙で泳いでおりますよ。
今回もありがとうございました。
次回「芒種」の候にまたお会いしましょう!
それまでどうぞ、お元気で
北海道 小柴ふあーむ
代表 和美
その夫 孝志
フェイスブックページ 「~勇気ある生き様~ 北海道 小柴ふあーむ」


























































