長年タイのチェンマイに暮らしていた親族が、そろそろ日本に帰ろうかというので諸手続きに同行しました。
チェンマイは日本でも人気がある観光地なのでご存知の方も多いかと思いますので、今回は、そこから足を伸ばしたタイの最北端、チェンライ・メーサイをご紹介します。
チェンライは、ミャンマー、ラオスと国境を接している、かつてタイ北部を統治したランナー王朝の最初の都があった場所です。
まずはゴールデントライアングルを。
かつてはケシの栽培が盛んで悪名高かった地域でしたが、現在では治安もかなり良くなり観光客も多く見られました。
メコン川が国境になっているので、ボートで三つの国を巡ることも可能です。
私は、陸路でミャンマーに渡り、ちょこっとお土産屋さんを眺めてから、パスポートのスタンプをもらって帰ってきました。
タイからミャンマーへ行くのは簡単でしたが、戻るのは少し面倒でした。
日本のパスポートのおかげで、それでも比較的短時間で戻れましたが。
よからぬものを持ち込むんじゃないよ! というタイ側の強い意志が感じられました。
麓でバイクのお兄さんに料金(20バーツ)を支払って、眺望のいい展望台エリアまで運んでいただきました。
階段はあるのですが、料金も安かったのと、なんだかバイクの後ろに乗るのなんて何年ぶりかと懐かしくなって。
真ん中の三角がミャンマー、向かって右がラオス、手前がタイです。
帰りは、ゆっくり階段を降りて来ました。
高台ならではのこの眺め。
親族のおすすめに感謝です。
展望台近くには、大きなスコーピオンが鎮座していました。
この辺りに住んでいるアカ族の守護神でメーサイの守り神だそうです。
いちいち手を合わせてしまいます。
タイ最北端の門。
この奥から橋を渡って、陸路でミャンマーに行きました。
ラオスにもクルージングボートで、観光特区のドーンサオ島に一時足を踏み入れましたが、正直、見るべきものは見当たらなかったです。
看板などからの印象で、中国かな? ここは。というのが感想です。
おそらく自分ではチョイスしなかったエリアを見ることができて、とても満足できた旅でした。
チェンライには他にも素敵な場所があったので、また機会を見つけてご紹介しますね。