3月の或る日の朝の光景。
寝起きの私の脚のそばに
王子が佇んで待っている。
「写真なんか撮らなくていいから
早く朝ご飯にしよう。」
たぶんそう言っている顔。
雪かきに追われた冬は
何となく長くも感じたが
それにしても
もう早3月下旬になり
一年の4分の1が終わる。
昨年秋から
『こんなはずじゃなかった』
ということが相次いでおり
私の気持ちには
どこかフタをされたまま
時だけが過ぎていく。
現時点から未来へ向けて
私は自分がどうなっていけば
着実に幸せな気持ちになれるか
ワクワクできるかが
いまひとつ分からなくなっている。
願ったとしても
私一人で達成できないことであれば
きっと願いどおりにはならないのだろうし
だとしたら
自分一人で頑張って
実るようなことを目標に掲げ
コツコツ努力したほうが良いのかもしれない。
自分を幸せにするのは自分。