おはようございます。
メンタルコーチのししだです。
さて、昨日のことだったのですが、
クライアントさんとのセッションを終えて、
電車を待っていた時、
おひとりの女性と会話をする機会がありました。
たまたま駅の中の待合室に入ろうとしていたら、
後ろから手押し車を押して入ってこられたご高齢の女性に気づき、
ドアを開けて差し上げたところ、
「暑いですね〜」から会話が始まりました。
気がつくとその方の人生の大切な出来事を、
たくさんお聞きすることができ、
しばしの間、タイムトリップをした気分でした。
話がとってもお上手で、
情景が浮かんで来て私も時代を超えて、
その方の人生を体験させて頂いた気持ちになります。
その女性のご主人は若い頃から病気がちで、
病院の入院費や治療費で毎月大金が必要だったそうなのです。
お昼は事務のお仕事をしながら、
夜はキャバレーのレジを35年つとめられたとのこと。
今、どんな気持ちで、お一人で暮らしておられるんだろう。
人生の大半をご主人の病気の治療に費やしても、
あんなに穏やかなお顔で話をされているのは、
なぜなんだろう。
きっと私には想像できないような経験を
たくさんされて来たんだろうなぁと。
そして、それを『苦労ばかりの人生』と捉えるのも、
『色々あったけど、悪くなかったよ』と捉えるのも、
その方次第なんだなぁと。
私も、人生の終盤戦を、
『悪くなかったよ』という人生に出来るよう、
自分自身のチャレンジを続けて行きたいと思います。
それでは今日も素敵な1日を