おはようございます。
メンタルコーチのししだです。

さて、少し更新をお休みしておりました。
理由は、家族の介護です。
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家族が癌の手術をすることとなり、
その術前術後の介護にあたっておりました。

認知症があるので、
本人は病院で手術することも理解できず、
術後も自分がどんな状態かも理解出来ず、
手術後なのに、よくこんなチカラが出るなぁと
思考の偉大さを感じつつ
そして介護する側は大変な状況になりながらも、
協力しながらなんとか乗り越える事が出来、
かかわって下さった皆様に、
心から感謝しています


ただ、さすがに落ち込むこともあり、
(認知症患者への医療の現状と対応)
なかなかブログを書くことも出来ず、
今日のご報告となりました。

それでも、自分自身はこの経験も含めて、
事実を発信していきたいと思っています。

ただ、この「事実」というのは、
医療従事者の方を責めるためのものではありません。

私自身が感じたことや、こうすれば良かった、
またもしも、今後私と同じ状態になられた方がおられたら、
この経験が役に立つのでは?
という事をそのまま書かせて頂くという意味です。

関わって下さった先生や看護師さんは、
一生懸命に治療やサポートをして下さったと思っています。


今日は前置きが長くなりましたが、
本題に入りますね!

いきなり雰囲気が変わりますが
「バスルームテクニック」ってご存知ですか?

一瞬、お風呂に入る技術かと思ってしまいますよね(笑)

実はこれはアドラー心理学を体系化した、
ルドルフ・ドライカースという人が提案していることなんです。

人は日常の中で、思い通りにならなかったり、
理不尽だと感じることをされたり言われたりすると、
ついつい感情的になってしまいます。

特に近い関係の人同士
夫婦や親子などは、
身近にいるからこそ、
ついつい感情をぶつけてしまいますよね。

本当はそんな事言いたかったわけではないのに、
感情的になり嫌な事を言ってしまったという経験、
皆さんも少なからずあるのではないでしょうか。

そうです、私は過去にかなりありました苦笑

そんな時、いったん頭を冷やすという意味で、
バスルーム(トイレ)へ行くという方法です。

知ると、超シンプルですよね^ ^

実は私も、これをテクニックと知らないうちから、結構使っていました。

トイレに行ったり、お風呂に入ったりすることで、
いったん感情から離れて頭を冷やすのですね。

なんでこんなに怒ってたんだろうとか、
どうしてこんなこと言われなきゃならなかったんだろう
というのを少し冷静に受け止めることが出来るんですね。

ただ、その時間だけで根本的な解決は、
なかなかしにくいですね。

なので、感情的になった気持ちをいったん、
平常に近い状態に引き戻すためのテクニックですね。

その状態で向き合うのと、
感情的な状態のまま向き合うのとでは、
話の内容もその後の関係性も、
変わってくるのではないでしょうか。

良かったら皆さんも使ってみてくださいね。

それでは、今日もステキな一日を