坂の上の雲 <新装版> 1/司馬 遼太郎
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軍職であった彼にしか書けない内容の小説だと思う。



陸軍時代の階級は、陸軍少尉。
復員後、産経新聞社記者を経て、作家に。


内容は長編なので説明は難しいが、
個人的に秋山兄弟と正岡子規との話が一番印象に残っている。


正岡子規は、実にチャーミングな人だと思う。

その事が分かっただけでも、この本を読んだ価値があったと言える。
学生時代に薦められた『坂の上の雲』
当時は忙しくなかなかゆっくり読むことが出来なかった。
最近になり、名作を熟読。面白かった。
彼の良さは文章では語れない。
作品を読むことで引き込まれる魅力があるから。


司馬遼太郎記念館 には以前から行ってみたいと思ってはいるものの、
新大阪からも伊丹・関西空港からも距離的に離れており、足が遠のいている。
司馬遼太郎の命日(2月12日)を菜の花忌と言い、全国からファンが訪れる。
没後10年。
根強い人気である。