アメリカンクラッカーと流血事件 | マロさまのブログ

「ユキダルマの接点に衝撃波を当てたら、アメリカンクラッカー現象が起きて、上の石が腎臓に戻ったりしてw プププ。」・・・そんな空想をしながら、第2回ES(体外衝撃波結石破砕術)に向かった私です。

 

早めに着いちゃって、談話室で病室の準備が整うのを待っていると、ナースが来て、今回は個室だと言うではありませんか(@_@)

「ESの人は個室はダメと言われたんですけど?」と言うと、調べに行き、「4人部屋になりました。」とw

 

案内されてみれば前回と全く同じ部屋で、なんだか他の皆さんは、透析などの重篤な方が多いらしく、夫々カーテンをきっちりと閉めて息をひそめていらっしゃるので、私もカーテンをきっちりと閉めて、息をひそめる練習をしてやりました。

 

時間になってES室に向かうエレベーターの中で、男とバッタリ。

さっそく始めましたわよ。

前回で恐ろしさを知ってしまったせいか、血圧が上がっていましたw

 

そしてさっそくピュンピュンと衝撃波が来ましたが、あんまり痛くない!

前回は50発目からあんなに痛かったのに、痛!と思ったのは、700~900発目のあたり。

それでも痛み度数で表すと、

 

   腎臓結石=5寸釘

   尿管結石=女王さまムチ

 

5寸釘だと脳天から足先まで突き抜ける痛みだが、女王さまはせいぜい、肩から腰に響く程度。

前に女王さまのムチに例えられた方は、きっと、尿管結石でいらしたのでしょう。

 

そこにもってきて、既にM体質に調教されている私ですので、数を1800回まで数えたあたりでウトウトしてきましたw(羊か!)

 

そんな所をSに起こされ、「キサマ、寝てる場合か!上の石が腎臓に戻っちゃったから、次はそれいくからなっ。」って・・・。

 

アメリカンクラッカーじゃねーかよ!!(爆

笑いごとじゃないけど!

 

拘束具で台に縛り付けられている私の体を抱きかかえ、強引に下に摺り下げるS男。

そして、「まだヤルよ!」と、私になのか、自分になのか、一言吠えてモニター室に去りました。

 

すると・・・

ギャッ!!

一発目から激痛い!

痛すぎるっ!!

全身硬直。足の親指だけ反り返ったw

 

こっちは300発位で終了。(;´Д`)ハアハア

「先生、割れたの?」「たぶん。」

「2つ共?」「たぶん。」

 

その晩初めて、まじで、S男の夢をみました。

 

*****

 

部屋に戻って、ナースに点滴の針を抜いて貰い、トイレの中に入ったとたん、なぜか床に血がしたたり、右腕が水で濡れたような感覚。

ふと手を見ると、なんと手が血まみれ!

え?と、トレーナーの袖をまくってみたら、ナースが貼ってくれたガーゼと絆創膏を押し上げて、血が噴出中∑(゚Д゚)

 

ナースセンターに駆け込むと、ナースたちが、「うわっ、流血事件だ!」と冗談を言い、さっきのナースが泣きながら止血と洗浄をw

ウワーン。私のお気に入りの、エドウィンのトレーナーがーー。(言う程のもんじゃないだろww)

 

「気にしなくていいから。」と言うのに、ナースが一生懸命オキシドールで拭いてくれて、血の色は薄くなったが、なんか、範囲が広まった気がするww

 

 

*****

 

 味のない夕食。デザートは水羊羹w

 

 

 朝食