川越style「WAWA cafe(ワワカフェ)」一番街の和カフェ お茶をメインに和食とスイーツ | 「川越STYLE」

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蔵造りの建物の重厚感ある町並みを臨みながら、お茶がさらに進む。

一番街に面白い場所ができた。カフェという形態を超えた川越発信の拠点。

期待で眼下の町並みが生き生きとして見えてくるようだった。

川越はもっといろんなことができる、もっと楽しくなる。

そしてまた、眺望を見下ろしながら一杯のお茶の味わいが、川越を深めてくれるのだった。

 

2018年5月にオープンしたのが、「WAWA cafe」さん。

お店があるのは、川越の一番街。

一番街の北端にある札ノ辻近く、国指定重要文化財「大沢家住宅」の隣の建物、一階が「ミオカザロ蔵のまち店」さんの二階にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「WAWA cafe(ワワ カフェ)」
川越市元町1-15-3 2F
11:30~17:00

月曜日休み

049-214-1536

Twitter:https://twitter.com/wawacafe_info

お茶をメインとした和食とスイーツのお店、WAWA。
店内は落ち着いた和の雰囲気で、観光客から地元の人まで幅広く訪れている。

川越氷川神社の「縁むすび風鈴」の期間中、浴衣姿の人も店内には多く見られる。
メニューは川越らしさを演出。和の食材を使い、和のメニューを御膳スタイルで提供しています。


・マグロとアボカドのおにぎり茶漬け膳

・お蕎麦膳(おにぎり1種、小鉢付)

甘味として

・絶品そば茶ミルクプリン

・ベイクドショコラ

<緑茶>

・本日のお茶

・かぶせ茶

・玉露

<フレーバード・ティー>

・いちご

・オレンジ

・パイナップル

<ソフトドリンク><アルコール(キリンビール、コエドビール)>

(マグロとアボカドのおにぎり茶漬け膳)

 

(お蕎麦膳(おにぎり1種、小鉢付))

食事は、お蕎麦が美味しいことに目を見張る。。。まさに本格日本蕎麦。

手打ち蕎麦に丁寧に作られたそばつゆ。cafeと言いつつ、この蕎麦のクオリティは何なのかとしばし気を取られることでしょう。

WAWAのお蕎麦がなぜ高い質なのかという秘密はのちほど。

御膳にはお茶などのドリンクやデザートもついていて、お茶を目の前で淹れる演出が楽しい。

 



もちろん、甘味や飲み物は単品でもあり、お茶が大事なテーマにもなっているWAWAでは、緑茶をはじめ、フレーバード・ティーなどの美味しさも見逃せない。新作ティー・限定ティーも随時登場していきます。

 

 

 


メニューは御膳を中心にしながら、時として御膳のメインを単品提供している日もあり、気軽に楽しむことができる。

 

 


着物で一番街を楽しむ時に、和の雰囲気で食事したいならぴったりなお店。人数に合わせた隻の予約も受け付けています。

ふっと、窓から臨むのは、川越として最高のロケーションである一番街の町並み。
川越まつりの時は、迫力ある山車が行き交う光景がまざまざと見られる場所になりそう。

WAWA cafeの店長を務めているのが細渕さんで、料理長が砂生さん。

このコンビは、WAWAからほど近く、松江町二丁目にあるライブハウス「川越Rotom」の体制と同じなのです。ということは・・・で推察される通り、川越RotomとWAWA cafeは同じ経営の姉妹店同士。川越Rotomに続いて、また新たなコンセプトで立ち上げたお店が、二号店的位置づけのWAWA cafe。

そして、細渕さん、砂生さんと言えば、NPO法人おとまち小江戸。

おとまち小江戸は、川越を「音で繋ぐ」を合言葉に、小江戸川越の魅力をさらに生み出して行こうと活動している団体。

WAWAはライブハウスではありませんが、「音楽」が大事な要素として根底にあるのは、音楽をもとにまちづくりを行っているからなのだ。

ちなみにWAWA cafeの料理長の砂生さんは、埼玉県東松山市にある老舗蕎麦店「月見や」さん(東武東上線東松山駅から歩いて7分ほど)の三代目で、「月見や」と「WAWA cafe」を行き来して両店の料理に目を光らせている。蕎麦職人がおとまち小江戸のメンバーでもあるのが面白いところ。逆に言えば、音楽のおとまち小江戸に、食の砂生さんが加わっていることでどこまでも展開が広がることができるのだ。

ゆえにWAWAの蕎麦は「月見や」で提供している蕎麦と全く同じもの。安定した蕎麦のクオリティは、こうした背景があるからなのでした。

 

新店と言いつつ、既に膨大な川越ストーリーがあり、その先に誕生したのが、WAWA cafe。

実は砂生さんは、これまで川越市内などのイベントにおとまち小江戸として、川越Rotomとして出店することが多くありどのイベントでも砂生さんの料理は人気。これまでの経緯から、川越の人にとっては既にお馴染みのシェフで、その味は好評を博し続けている。砂生さんが料理長を務めているという話しだけで、川越内では安心感が広がるくらいなのだ。

一番は何と言っても、おとまち小江戸主催による一大イベント、「おとまち小江戸秋まつり」。

 

(川越style「おとまち小江戸秋まつり」2017年10月ウェスタ川越・ウニクス川越

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12324895059.html

2017年9月18日「川越Rotom」にて開催された、「おとまち小江戸3周年パーティ!~川越を食べつくせ~」では、川越のミュージシャンの音楽を聞いてもらうことをメインに、食事は川越産を強く意識。川越Farmer's Marketと連携して川越産農産物を使った料理を提供して、より「川越」を感じてもらおうとしていました。

川越の農は川越Farmer's Market、川越の音楽はおとまち小江戸。

「おとまち小江戸」×「川越Farmer's Market」のコラボがすんなり進んだのも、川越Farmer's Marketというイベントを始める前に、ここ川越Rotomで「川越収穫祭」という名で開催していたイベントがあったから。3周年パーティーと趣旨が同じものでもありました。

川越産農産物を使い、美味しい食事を仕立てる、担当したのが砂生さんです。

(「おとまち小江戸3周年パーティ!~川越を食べつくせ~」川越Rotom 2017年9月18日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12311767150.html

上記記事の中で、この一年というかおとまちの3年を振り返っています。

他にも、小江戸蔵里キャラクター祭り、ウニクス川越裏キャラクター祭り出店も恒例となっていたのは良く知られる。

(川越style「裏キャラクター祭り」2018年6月17日ウニクス川越 キャラクター祭りよ永遠に

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12386939665.html

おとまち小江戸代表の細渕さんが尚美学園大学卒業という縁から、今でもおとまち小江戸×尚美学園大学の繋がりが濃厚にあり、尚美学園大学主催のイベントにおとまち小江戸が協力として関わり、飲食出店は砂生さんが担当するのはよく見られる。

(川越style「和、かわいい!〜川越のかわいい集めました〜」蓮馨寺 尚美学園大学

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12348919860.html

イベント出店で最大の話題と言えば、川越Rotomを代表して挑んだ、「彩の国カレーなる闘い」があるでしょう。砂生さん渾身のカレーを引っ提げての出場。

・川越Rotom

★〜芋と小江戸黒豚の恵み〜トロッと極上さつまいもカレー★

『川越名産のさつまいもを使用し、サツマイモの甘み、小江戸黒豚のコクと旨み、そこにスパイスを見事にハーモナイズした逸品です。』

結果は審査委員特別賞を獲得し、砂生さんは見事に名実の実を公に証明して見せたのでした。(WAWA cafeではカレーの提供はありません)

(川越style「第3回彩の国カレーなる闘い」第三代チャンピオンの栄冠はどのお店に

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12275757324.html

 

観光客も多く訪れるお店ですが、観光客だけをターゲットにしたお店でなく、地元の人が集まる場にしようとしているのが、WAWA cafe。川越的ストーリーがふんだんに潜まれていることが分かるでしょう。川越styleが取り上げる理由もそこにあります。

単にカフェとしてだけ伝えるのは、ごく一面的。このお店の本当の意義は、ここから深く入っていったところにある。

地元の人が集まる場というのは、食事をする場というだけでなく、店内でイベントを活発に実施してここを発信拠点にしようということ。この切り口が一番街的に斬新。

おとまち小江戸の細渕さんが店長を務めているだけあって、「音楽」というのも大事なキーワードになっているWAWA。

音楽をテーマに既に様々な展開を見せているなかで、川越的面白い試みとして、みんなで集い歌う場所にしようという「うたごえ喫茶 WAWA」があります。月に一度開催しています。

一番街にうたごえ喫茶を開催する場所が出来たなんて、今と昔、なんという隔世の感でしょう。

(うたごえ喫茶 WAWA)

 

若手アーティストたちの活躍の場を作ることを目指しているおとまち小江戸と、これまでとは別のアプローチから若手アーティストたちの背中を押すことを考えているWAWA。細渕さんは話します。

 

「ミュージシャンは音楽をやっていればいいわけではなく、社会とどう繋がるかが大事。音楽以外の時間の使い方、過ごし方で人生が変わってくる。だから若手アーティストたちの働く場としてもWAWA cafeがあって、ここで働きながら社会勉強をして欲しい」

 

ミュージシャンとしてでなく、ミュージシャン以外の社会人としての経験を積む場でありたいと願い、WAWA cafeで働くスタッフは音楽を志す若い人、既にミュージシャンとして活動している人を積極的採用しているのも特徴。ここまで深く、トータルで若手アーティストたちの支援をしようとするのは他では見当たらない。

ここで働くことの意義は、社会経験のみならず、うたごえ喫茶の例にもあるようにWAWAは音楽がテーマの場でもあって、スタッフがここで本筋であるミュージシャンとして音楽LIVEを開催することができる、そこまで構想している。

日中はWAWA cafeスタッフ、夜にはミュージシャンとして登場しLIVE開催。

ミュージシャンと身近に交流できるお店。

お客さんにとっても、馴染みのスタッフが音楽LIVEをやるとなれば親近感から応援するのは当然だろうし、若手ミュージシャンの働く場、演奏する場、両方が一つになったのが、WAWA。

この発想は、というか実践は、斬新どころか画期的。

既に試みられており、WAWAの「ミュージックバー」は、日中の営業は終わり夕方からスタートする音楽LIVE。

WAWA cafeスタッフでありミュージシャンである後藤詩乃さんなどによるLIVEが開催されています。後藤詩乃さんは「さいたま観光大使」としても活躍する注目のミュージシャン。

ミュージシャンとしての姿を知らない人にとっては、あのスタッフがミュージシャンだったなんて!という驚きがあり、

ミュージシャンとして応援している人にとっては、後藤さんがスタッフとして働いていて交流できる!という驚きがある。

これまで開催された「ミュージックバー」は、OPEN 18:00 START18:30、charge 500円 +オーダー制というような内容です。

(WAWA cafeの「ミュージックバー」)

 

一番街で川越密着のこうした取り組みが可能になったのは、建物大家の岩崎さんの理解によるところが大きい。おとまち小江戸の活動を応援している岩崎さんだからこその協力でした。

そして、ここから、話しはより広く深みへ。

WAWA cafe含めた建物トータルで発信していこうとする構想の核心。

まさか、こんな壮大な話しがあるとは、ふらりとWAWAに入った人は想像できないことかも。。。しかし、WAWAに詰まった川越ストーリーはまだ序幕。

この建物自体が、川越のまちづくりの拠点になろうとしていた。

 

WAWA cafeがある場所は、以前は、一階のミオカザロさんのレストランがあった場所です。

ミオカザロさんが一階で物販とレストランを集約させたいという声と、建物大家である岩崎さんの建物内から川越を音楽で盛り上げたい、川越らしい発信をしていきたいという思惑とが合致して、一階にミオカザロを集約、二階で岩崎さんが自身で展開することになった。

(ちなみに建物大家の岩崎さんとミオカザロ社長の大野さんはかつての同級生)

二階は音楽を主体としたカフェにしようとしていたところに、以前から活動に共感していた川越Rotomの細渕さんたちと繋がり、運営は彼らに任せて出來たのが、「WAWA cafe」。

一番街に、一番街らしからぬ面白い場が出来た裏側には、岩崎さんの発想力と細渕たちの行動力のコラボレーションがあったのだ。

 

建物二階は、実は二つの空間からなり、階段を上がって一番街側にあるのがWAWA、そして、奥側にあるのが広いスペース。・・・と、一番街から見上げた建物が奥にこんなに細長く伸びているのかと驚く。

間口は狭く、奥に細長い、一番街の建物の特徴がここにもあり、岩崎さんはこのスペースをどう活かそうか考えてきた。人に貸すのは簡単、いや、せっかくなら川越のために使って欲しいという想いから、シェアオフィス・シェアアトリエのような場にしたいと構想する。

上の写真のようにまだ何もない空間ですが、これから本格的な場創りが始まっていこうとしている。

ご存知のように、川越には、川越を盛り上げようとする人・団体は無数にいる。拠点を持たず活動している場合も多く、拠点を持つことができれば展開がさらに広がる可能性が期待される。

岩崎さんはそこに懸けた。

川越を盛り上げようとする人たち(特に音楽やアート系)に、拠点としての場を提供する、シェアという形にして同じ志を持つ者同士の交流を図ることも意図する。

ここが人と人の化学反応の場となり、川越の新たな発信がここから行われていく。

この場所で、こういう発想をする人(大家)がよくいたものだと、時代の変化を感じさせるよう。

場所が何と言っても元町一丁目、一番街というブランドの大きさは計り知れない。スペースの名前はこれから、一ヶ月の使用料などの細かい運営もこれから決められていきあmす。(おそらく月数千円という金額)

岩崎さんが明言している通り、一番街でこんなに安く場を借りられるなんて、という目が飛び出る安さになるのは間違いない。

シェアオフィスという観点では、株式会社80%のコワーキングスペース、ダイクマチの取り組みを参考にしている。

(川越style「coworking space ダイクマチ」新しい働く形 株式会社80%

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12350804458.html

 

こちらのスペースのまとめ役を担うのが、NPO法人武蔵観研による「川越みがき」で世話人を務めた鈴木さん。岩崎さんの川越みがきには参加していて、鈴木さんとは懇意の仲。こうした関係から、一番街スペースの展開の話しに繋がっていった。

(川越style「川越みがき・暑気払いのつどい」NPO法人武蔵観研

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12392769674.html

ちなみに、川越みがきで、WAWAの「ミュージックバー」に登場した後藤詩乃さんのLIVEが行われたのは、こうした繋がりによるもの。

建物の岩崎さんとおとまち小江戸の細渕さんたちを繋ぎ続けてきた接着剤の役が鈴木さんで、その地道な草の根の活躍からWAWA cafeが出来たとも言える。

奥のスペースのシェアオフィス・アトリエは、単に職場提供を考えているのではなく、川越のまちづくりに繋がるような場にしたいとし、川越を盛り上げようとする人・団体に拠点として使ってもらおうとしている。そこには、川越styleとして参加・連携していく予定です。

川越的に、というか、全国的にも珍しいチャレンジになりそうです。

(建物大家岩崎さん、WAWA cafe店長&おとまち小江戸代表細渕さん、二階奥のシェアスペースをプロデュースする鈴木さん)

 

 

さらに大きく捉えるなら、WAWA cafeの建物には一階にミオカザロ蔵のまち店があり、二階にWAWA cafeと新しく出来るシェアスペース、それに、大沢家住宅の脇の稲荷小路を入って行った先にあるとんかつ専門店「さく膳」は、岩崎さんの家族が経営しているお店であり、4つの店・場所に岩崎さんが関わっている。これを利用して一体として回遊してもらおうと発信していく計画もあります。

(川越style「とんかつ さく膳」川越のブランド 小江戸黒豚のとんかつ専門店 あじわい稲荷小路

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12313349705.html

川越Rotomも近いので、日中一番街周辺で遊び、食事をした後に、川越RotomのLIVEに参加するコースだって提案できる。新たな川越が見えてくるような期待が満ちています。

まさに輪。

点と点を結んで輪にしていく試み。

それは、岩崎さん・鈴木さん・細渕さん・川越style石川が参加していた「川越みがき」のコンセプトでもあって、実際のまちづくりの形として進もうとしている。

まさにWA。

 

WAWAから始まる川越の輪が、川越を面白くしていきそうです。

 

「WAWA cafe(ワワ カフェ)」
川越市元町1-15-3 2F

11:30~17:00

月曜日休み

049-214-1536

Twitter:https://twitter.com/wawacafe_info

 

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