川越style「染色工房稲木」小江戸川越店 手描き友禅 川越の着物文化をさらに豊かに | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

時が薫る街、川越。

川越は着物文化が今もいきいきと息づいている街。

老舗呉服店に、レンタル着物店に、和雑貨を扱うお店。

なにより着物で歩くにふさわしい町並みがすぐここにあり、また、近距離圏内に歴史的スポットが点在していて、着物と街の関係は濃密。

そして、忘れてはならない、着物を支えている数多くの職人と職人技。

染色職人が川越に新たに工房を構えました。

川越の着物文化の発展のみならず、川越の職人文化にも影響を及ぼしそうな可能性を秘める。

2018年1月にオープンした、東京手描き友禅「染色工房稲木 小江戸川越店」さん。

工房があるのが、本川越駅から真っ直ぐ北へ一番街方面へ進み、仲町交差点を左折。右手にあるセブンイレブンを過ぎ、次のT字路の角にあります。

「染色工房稲木」
川越市仲町9-10

10:00~17:00
電話:090-5525-3399

不定休

http://inaki.jp/index.html
info_inaki*inaki.jp
メールにてご連絡頂く場合は、お手数ですが、上記メールの「*」の部分を「@」に変えて送信して下さい。

染色工房稲木さんがある場所は、蔵造りの建物の町並みの一番街からほど近く、川越らしい風情が感じられる地。

つまり、川越の着物文化を肌で感じられる場所で、ここにあることが絶妙。

一番街だけで川越を体感するだけではもったいない、そこからさらに川越を楽しもうと染色工房稲木さん方面へ足を伸ばせば、川越にしかないものがそこここにある。

稲木さんの工房の周辺にはどんなものがあるか、少し見渡してみましょう。

近くでは松本醤油商店さんの醤油蔵見学ができ、川越藩主松平信綱による城下町の町割「十ヵ町四門前」の四前門の一つ、妙養寺は工房から真っ直ぐ西へ行けば辿り着く。着物が映えるようなスポットが各所にあります。

(松本醤油商店の醤油蔵

(妙養寺)

また、工房のあるT字路を南へ下れば大工町通りの先に、株式会社80%の長屋リノベーションにより生まれた、「すずのや」さんや「glin coffee」さんに出逢うことができる。

こうした細道・脇道を縫うようにして歩くのも川越の楽しみ。稲木さんの工房を拠点にして川越がさらに広がっていくのだ。

「染色工房稲木」さんは、手描き友禅染めの職人稲木さんの制作工房であり、また、気軽に様々な染色体験ができる場所。体験を通して、その先に着物を身近に感じてもらい川越の着物文化を豊かにしていきたいとする場所。

テーブルの上には、染色体験に使う染料が準備され、教室で体験できるサンプルが展示されています。型友禅染め体験は、200種類の型紙から好きな模様を選んで好きな色で絵付けをする体験です。作業時間は40分ほど。自分で染色したものを日常で使う楽しみ。作ったものはその日のうちに持って帰れて、洗濯もOKです。

・バッグ(A4サイズ)1200円 小学生以下800円、

・巾着バッグ1500円 小学生以下1200円、

・巾着バッグL2000円 小学生以下1800円、

・トートバッグ1800円 小学生以下1600円、

・キャンバストートバッグ(厚手)白2500円 色3000円 小学生以下白2300円 色2800円、

・水玉手ぬぐい(紺・グレー)2000円 小学生以下1800円、

・Tシャツ3500円 小学生以下2500円

 

他にも、店内にある見本の中から作りたいものを選んで完成するまで通う「染色教室」も開講していて、行ける日に合わせて教えてくれる。一回3500円2時間。

手描き友禅染めを楽しむ教室や草木染め、藍染めなど染色全般を楽しむ染色教室も開いています。月2回 月謝7000円 一回2時間

 

さらに、染色工房稲木の稲木さんでは、子どもたちに伝統工芸に触れてもらいたいと願い、積極的に出張ワークショップなどを開催しています。

型紙染め体験。学童保育を始め各自治体のお祭りやイベント等で伝統工芸を使った物作りを子供から楽しめる染物体験ワークショップを行っています。        
<これまでの主なワークショップ>
体験ツアー・保育園夏祭り・幼稚園・小学校学童保育・特別養護老人ホームショートステイ・博物館・市民祭り・住宅展示場イベント・川越きものの日・他各種イベント        
草木染め体験。様々な植物を使って染める実にやわらかい風合いのある染物体験です。ただ染めただけでなく、焙煎という方法による科学変化で色の深みが出ます。想像以上の作品の仕上がりに子供たちは、驚きと発見が楽しめます。    
藍染め体験(季節限定)。様々な植物を使って染める実にやわらかい風合いのある染物体験です。ただ染めただけでなく、焙煎という方法による科学変化で色の深みが出ます。想像以上の作品の仕上がりに子供たちは、驚きと発見が楽しめます。

 

染色体験としては、話題沸騰の「川越まちゼミ」にも参加していて、3月は毎週木曜日と土曜に、それぞれ午前10:00~、午後1:00~で開講している。

型友禅でバッグを染めるワークショップで、200種類以上の型の中から好きなものを選んで、オリジナルバッグを染めよう!という内容です。

 

まずは、染色は楽しい!、から入って着物を身近に感じてもらい、着物文化の裾野を広げようとしているのが、染色工房稲木さんである。

では、そもそも、手描き友禅染めとはどういうものなのか?


「友禅染め」というのは、布に模様を染める技法のひとつで日本の最も代表的な染色法です。考案したのは江戸時代の扇絵師・宮崎友禅斎という人物です。 友禅斎の図案で染めた着物は絵の様に華やかだったので、庶民の間で大流行し、 いつしか、「友禅染め」と呼ばれるようになりました。
友禅で有名なのが、京友禅・加賀友禅。京友禅の特徴を一言で言えば「雅」という言葉がふさわしい友禅です。 使用する色彩は朱・緑・水浅葱・紅・薄青・桃色など明るく、華やかで柄行は遠目からも映える大柄が多く、刺繍や金箔などをあしらえに用い、絢爛豪華な友禅です。
加賀友禅は宮崎友禅斎が京から加賀へ移り住み、加賀藩の庇護を受けたことが始まりと言われています。加賀独特のお国染めと友禅斎が広めた技法が合わさり、加賀友禅が確立されたと考えられています。
それに対し、江戸友禅と東京友禅について。東京友禅は東京で染める手描き友禅のことを言い、江戸友禅とも言われます。友禅は、元々は全て分業による手仕事です。東京友禅も基本は作家や職人集団による分業ですが、 現在の東京友禅は一人の作家や一箇所の工房で受け持つ仕事が多くなり、分業制の要素が少なくなっています。つまり、作家の個性が発揮されやすいのが、東京友禅と言うこともできます。

染色工房稲木さんでは、染色職人として、着物にまつわるよろず相談にも応えてくれ、職人自らが対応してくれるのがここならでは。

・着物制作
お好みの色、柄などお打ち合わせをしながら、貴女に似合う一点ものを染め上げます。    
・帯制作        
着物同様、手描き友禅の味のある帯びが創れます。    
・しみ落とし        
泥はね、汗じみ、ボールペン、ジュースなど様々なしみを抜き落とします。    
・染め直し        
色があせたり、飽きてしまったら脱色して元に戻したり、
お好きな色に染め直せてお手持ちの着物で楽しむ事ができます。
・洗い張り    
着物のクリーニングです。ほどいて洗い、張り上げてしわを伸ばします。    
・仕立て直し    
人から譲り受けた着物など貴女に合わせて仕立て直します。    
・刺繍直し    
刺繍柄のほつれや、引っ掛けたものを元どうりにしたり、新たに刺繍を追加できます。    
・金彩加工        
金箔が落ちてしまった物を直したり、ちょっとしたアクセントを着けたり新たに模様として
加える事で楽しめます。
・友禅加工        
友禅の模様の色を挿し直したり、また模様を増やすことができます。    
・紋入れ    
手持ちの着物に家紋や華紋などのお洒落紋を染めや刺繍で入れる事ができます。    
・オリジナル            
お客様自身にご希望がありましたら製作中に工房の見学および製作工程のメインである
友禅を体験する事ができます!きっとよい思い出とよい着物になりますよ!    
※染色工房稲木にて着物を作って頂いたお客様に限らせて頂きます。
 

ここが着物の魅力の発信地になりそうな予感の染色工房稲木さん。

ここに至る歴史を振り返ると、80年以上前に東京の新宿に工房を構えたところから始まる。初代である稲木さんの祖父が生粋の染色職人として活躍、様々な仕事を請け負い応えていた。

その後、朝霞に工房を構えて40年以上、今でも染色教室を開催しています。

そして、2018年1月に川越に小江戸川越店を構え、現稲木さんで三代目となるまさに染色職人一家です。

職人、という言葉は本当は安易に使えるものでないですが、稲木さんは正真正銘の職人。

稲木さんのお父さんも稲木さん自身も、権威ある日本工芸会に属している本物の伝統工芸職人である。
「公益社団法人日本工芸会」とは。
人間国宝をはじめとし伝統工芸の技術を鍛練し真髄を極めその保存と活用、文化の向上に役立てることを目的に活動しています。        
江戸友禅(現東京友禅)とは江戸時代に発祥した江戸の友禅染めの事で代表的なものに
「江戸褄(えどづま)」という黒留袖があります。
また京友禅、加賀友禅とありますが江戸友禅の他産地との違いは、シックな色合いで江戸の粋を表現し、分業ではなく作家自身が一貫してほぼすべての工程を作業することで統一感のあるオリジナルの作品ができあがります。
染色工房稲木はその江戸友禅の伝承の本流にあり、染色工房稲木初代 三郎が江戸友禅の中で五代目に当たり現在は江戸友禅七代目になります。
公益社団法人日本工芸会 正会員であるお父さんの稲木久さんは、 
1947年 茨城県笠間市に生まれる
1981年 第6回新人染織展 友禅訪問着 砂丘 技術賞
1989年 第27回 東京手描友禅 染芸展 黒留袖 千鳥 錦麗賞
1992年 第32回 日本伝統工芸 新作展友禅 訪問着 波動 入選
1993年 第31回 東京手描友禅 染芸展 黒留袖 浮遊 染芸展大賞
1993年 第30回 日本伝統工芸 染職展 友禅訪問着 波動 入選
1994年 第31回 日本伝統工芸 染織展 友禅訪問着 波折 入選
1991~1996年 文化庁後援 社団法人 日本工芸会主催
「茶屋染 白麻地 春秋草花 舞楽模様帷子」の復元参加
1996年 第43回 日本伝統工芸展 友禅訪問着 飛遊 入選
1997年 第34回 日本伝統工芸 染織展 友禅訪問着 流波 入選
第44回 日本伝統工芸展 友禅訪問着 舞 入選
1999年 第39回 日本伝統工芸 新作展 友禅訪問着 潮騒 入選
2000年 銀座 清月堂ギャラリー にて個展
2001年 第41回 日本伝統工芸 新作展 友禅訪問着 跳 入選
2002年 第42回 日本伝統工芸 新作展 友禅訪問着 蒼波 入選
笠間工芸の丘にて個展
2008年 第55回 日本伝統工芸展 友禅訪問着 蔦紋 入選
2009年 第56回 日本伝統工芸展 友禅訪問着 晩秋 入選

そして、公益社団法人日本工芸会 研究会員で、染色工房稲木初代(江戸友禅五代目)
稲木三郎が昭和9年より開業三代目(江戸友禅七代目)の稲木さんは、  1993年に新座総合技術高校工業デザイン科卒業後、カーデザインのモデラーを経て家業である染色の道へ進む。
2007年に第47回 伝統工芸新作展 入選 友禅訪問着『春朝』、
2008年に第48回 東日本伝統工芸展 入選 友禅訪問着『春陽』、
2010年に第50回 東日本伝統工芸展 入選 友禅訪問着『静朝』といった受賞歴があり、2011年に公益社団法人日本工芸会研究会員に。
ちなみに、友禅染めの職人で日本工芸会に入っているのは埼玉県内では二人だけ、稲木さんと稲木さんのお父さんの二人です。

工房の一角には、稲木さんの手描き友禅染めが展示され、手仕事による雑貨類の作品も販売しています。

稲木さんがなぜ、川越に工房を構えようとしたのが、それは、「川越きものの日」と切っても切れない関係であることが大きい。いや、川越きものの日に関わっていなかったら、川越に工房を構えることはなかったのではないか?というくらい大きなきっかけでした。

稲木さんは、川越きものの日実行委員会に名を連ねています。

実行委員としてきものの日を浸透させるべく奮闘し、毎月18日のきものの日には蓮馨寺講堂内で、型染め体験を開催しています。

川越できものの日が始まったのが、2011年。

稲木さんがきものの日に関わるようになったのは2012年で、きものの日の初期から協力しています。

川越ではお馴染みですが、ここで改めて、きものの日のことを。


毎月8日、18日、28日は「川越きものの日」。
「きものが似合うまち川越」を合言葉に、より多くの人に着物姿で川越を楽しんでもらうよう、毎月8日・18日・28日は「川越きものの日」となっていて、着物:きもの・浴衣:ゆかた(甚平・作務衣は対象外となっております)で川越を散策人を対象に、各協賛店にてお得な割引や特別サービスが提供されています。レンタル着物でも可で、川越はレンタル着物店等も充実しているので、手ぶらで川越に来てから着物に着替えることができるのが魅力。

協賛店となっているお店には、きものの日に以下のような目印が掲示されます。

川越の着物文化を盛り立てようと、市内協賛店の数はなんと120以上。

着物姿の人に対してこれだけの厚いサポートをしている街は全国でも珍しい。

「川越きものの日」。

https://kawagoe-kimono.info/

市内協賛店とサービス内容はこちらから。

「(公社)小江戸川越観光協会」
http://www.koedo.or.jp/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E6%97%A5/

また、きものの日には蓮馨寺講堂内で無料着付け・着付け直し、仲町の観光案内所で和の体験が行われるのも恒例で、サポート体制が充実しています。
2018年3月18日の川越きものの日では、以下の通り。型染め体験を担当するのが稲木さんです。


■無料着付け&着崩れ直し(ゆかたもOK!)
老若男女問いません!お気軽に!
会場:蓮馨寺講堂 2階 費用:無料
受付時間:10時30分~14時30分頃
■無料お休み処
会場:蓮馨寺講堂 2階
お抹茶:300円(お菓子付き )(体験もできます)
受付時間:10時30分~14時30分頃
■伝統工芸の型染め体験
会場:蓮馨寺講堂 1階 費用:500円~
受付時間:10時30分~14時30分頃
オリジナルの帯留めなどを作ってみよう!
所要時間:15分~30分程度
■川越唐桟展示 
会場:蓮馨寺講堂 1階 見学無料
10時00分頃~14時30分頃
■昭和の街の会・手づくり市
会場:蓮馨寺講堂前
10時00分頃~
手づくり作家の素敵な作品を展示・販売。きものに似合う作品と出会えるかも
■はた織り体験
会場:仲町観光案内所 費用:500円程度
受付時間:10時30分~14時30分頃
高機(はた織り機)に触れるチャンスです!
オリジナルのコースター等を織ってみよう!
所要時間:10分~30分程度
■お問い合わせ 川越きものの日実行委員会 事務局
〒350-0062埼玉県川越市元町1-15-8
(公社)小江戸川越観光協会内川越きものの日担当まで

きものの日と同日では、毎月8日の「呑龍デー」は、蓮馨寺で縁日マーケットが開催されていて、毎月28日は、成田山川越別院本行院で骨董市が開催されています。8日、18日、28日、どのきものの日に来ても川越は催しが行われています。

 

稲木さんはきものの日実行委員として活動していく中で川越との縁が深くなり、2017年には新富町一丁目にあるチャレンジショップをオープン、そして、2018年1月に仲町に開いたのが、「染色工房稲木」小江戸川越店でした。

川越きものの日が始まって今年で7年。この7年という道のりは立ち上げた関係者にとってはとても長いものだと思いますが、一方でたった7年で川越の街の風景がこんなにも変わったことに驚く。川越きものの日の発足が川越の分岐点だったと後年の人は振り返るのは間違いありません。

今から7年弱前の2011年8月18日、川越は城下町で着物が似合う街、もっと着物を広めたいと、市内の7つほどの団体が手を結んだ川越きものの日実行委員会が始めたのが、川越きものの日。
きものの日発足に尽力した「川越のおかみさん会」は、川越にある商店のおかみさんが加入している団体。お店でも積極的に着物、浴衣を着て接客にあたっている。
「川越の街にきもの姿を増やす会」の小杉さんは和裁士。川越市から任命された小江戸川越観光親善大使でもあります。着物姿で川越七福神巡り、春の桜まつりに参加、百万灯夏まつりの打ち水会などなど、独自にさまざまな着物を楽しむ企画を行ってきました。

(「小江戸川越 着物で七福神めぐり」2018年1月7日川越の街にきもの姿を増やす会

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11743807331.html

小杉さんが会を立ち上げたのが平成12年5月。GWの蓮馨寺でのイベントで『せっかく着物があっても着ていくところがない』そんな声を聞いて会を作ることを決めた。着物を着ると別人格のようになる。着物にはそういう力があるんですと話します。

 

きものの日が発足した8月18日には、毎年周年事業が行われているのも恒例で、2017年8月18日の「川越きものの日」6周年を記念では、蓮馨寺講堂内にて「川越ゆかたファッションショー」が開催されました。

(2017年8月の「川越きものの日」6周年を記念して開催されたのが、「川越ゆかたファッションショー」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12303694972.html

 

それ以外にも、川越は着物で出かける場所がたくさん。成田山川越別院の毎月28日の「蚤の市」は見逃せない行事。

毎月通っているという着物好きの人も多く、蚤の市で掘り出し物を見つけたという話しも耳にする。行くなら朝早くの時間がお勧めです。

蚤の市の日に合わせて着物で川越街歩きを企画している人も多くいます。川越で着物で欠かせない。

(毎月28日成田山川越別院の蚤の市

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12252924587.html

 

それに、一番街で毎年3月下旬に開催されている「小江戸川越 江戸の日」も、着物で出かける催しとして外せないもの。今年は2018年3月31日(土)に開催されます。

(「小江戸川越 江戸の日」一番街商店街 2017年3月25日 一番街が江戸一色に
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262200017.html

 

毎年11月の「川越唐人揃い」でも、多種多様な民族衣装の人が一番街を歩く中で、日本から川越から着物姿を発信していたことは記憶に新しい。

(2017年11月12日第13回「川越唐人揃い」『復活!唐人揃いー朝鮮通信使ー多文化共生・国際交流パレード』

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12329851445.html

 

市民レベルで着物の可能性を提案する動きも活発で、着物でハロウィンを楽しもうとするのも川越らしい現象かもしれません。

(2017年10月31日「サルコ的♪ ハロウィンkurotome美魔女ランチパーティー☆」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12325737309.html

今、川越の着物熱がこれだけ高まっているのは、着物を愛する市民が草の根的に活動してきた結果であり、今、川越の街に大輪の花が咲き始めているのだと思います。着物を着て楽しむなら、川越。この流れはこれからますます大きくなっていくでしょう。

 

そして、染色工房稲木さんとして、注目のイベント出店となるのが、2018年7月1日(日)蓮馨寺で開催される川越Farmer’s Marketです。普段使いできるもので染色体験を予定しています。お楽しみに。

(前編「川越Farmer'sMarket」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12290466838.html

 

川越は多種多様なお店があり、幅の広さがあるのが川越の魅力。

お店が多いというのは、その根底で支えている文化があるからであり、それが着物であったら川越らしい、着物文化を支え、川越の文化が発展していくように、その拠点としたいと意気込むのが、稲木さんの工房でした。

川越には、着物を楽しむ行事がたくさんある、そして染色工房稲木という「場」が出来たことで、より多面的に着物が発信されていくと思います。

 

着物が似合う町、川越は、いよいよ、その色を濃くしていこうとしています。

着物を着て、街へ行こう。

 

「染色工房稲木」
川越市仲町9-10
電話:090-5525-3399

不定休

http://inaki.jp/index.html
info_inaki*inaki.jp
メールにてご連絡頂く場合は、お手数ですが、
上記メールの「*」の部分を「@」に変えて送信して下さい。