「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える川越で最も有名な情報サイトです。丁寧な取材に基づく記事、川越の一大叙事詩、川越を深く伝え尽くす。過去記事もぜひどうぞ。


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浮島神社を出た一行は、喜多院にある松平大和守家廟所を参拝し、

川越藩主松平斉典公の墓前に、

これから出陣する旨を報告し無事行列が終わるよう見守って下さるようお願いした。

それから仙波東照宮へ移動して、行列の中の限られた者だけが階段を上がり、

厳粛に出陣前の儀式「三献の儀」を執り行いました。


家康公ゆかりの仙波東照宮を前にして、現代の家康公も少々緊張した面持ちでした。

儀式を済ませた一行は、静かに歩を進め、いよいよ本川越駅へと到着しようとしていました。
これから始まる。。。駅周辺の建物が遠くに見えてくると、一行の表情はさらに引き締まり、

目付き、姿勢がまるで別人のように変わっていった。気持ちがどんどん没入していき、

江戸時代の空気を漂わせながら、一歩進むごとに濃厚さを増し、

川越にとって大事な行事を始める決意をみなぎらせていました。

2015年7月26日(日)、川越百万灯夏まつり最終日。
恒例となっている川越藩火縄銃鉄砲隊演武は、

川越では3月の小江戸川越春まつり以来の登場となりました。
行列はここ本川越駅で演武を行って出発し、真っ直ぐ北に進みながら各所で演武を披露し

一番街の川越まつり会館まで行くという行程。
お祭りに来場された方にとっては本川越駅がスタートとして見ていた行列も、
実はその前に喜多院と仙波東照宮を参拝していたことは特に記しておきたいこと。
川越百万灯夏まつりは、その昔

川越藩主松平斉典の生前の功徳を称え、七夕の日に軒先に提灯を下げていたという話しを、

現代に復活させ、現代的に解釈して始まったのが始まりといわれています。
なので、川越藩の鉄砲隊が主君をお参りするという意味だけでなく、本質を大事にするためにも、

この日に斉典公の墓をお参りするのは川越人にとって自然なことでもあります。
事実、墓前には花々や酒が多く供えられていました。
加えて今年は川越にとっても特別な節目の年であり、
例年以上に鉄砲隊演武も力が入っていました。


春まつりは全員甲冑に身を包み、男だけのまさに行軍パレードという様相でしたが、


(春まつりでは川越城を参拝してから市街地に向かいました)


夏まつりは女性も含め華やかな着物を着て行列するという大名行列で、
その年ごとにテーマが変わります。
昨年の川越百万灯夏まつりの行列は、
江戸時代に溜池山王にあった川越藩の上屋敷から江戸城へ将軍謁見の行列を再現したものでした。

(2014年7月川越百万灯夏まつりより。着物姿が特徴的な夏の行列)

装いの違いを見てください。

鉄砲隊の演武自体は春も夏も変わりませんが、また、

やはり演武が最も注文される部分でありつつも、この行列の変化は見て欲しいところです。
鉄砲隊の寺田会長も本物を再現したいと、行列には特に情熱を注いでいます。
鉄砲隊演武は日頃から練習を積んだ者が行っていますが、行列は市民参加を受け入れていて、
市民一体となって全体を作り上げているものといえます。
行列の中には、お馴染みとなった川越のミュージシャン、TAKE COLORSのケンヤさん。

(ケンヤ ナンツカ降臨祭LIVEin案山子より http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11994645824.html


他にも、カゴ&帽子と雑貨のお店「KIKONO」の旦那さん。

(KIKONO http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12011070379.html

さらに若手ミュージシャン、川越商業経営研究所、川越市青少年相談員、大学生、

また、寺田会長も関わっている茶あそび彩茶会で繋がった人など初参加も多く

集まったのは総勢50人。

(2015年6月14日「第五回茶あそび彩茶会」では、

陽気づくめ川越教会にて甲冑茶席でもてなす寺田会長)


そして、今年の行列のテーマは「徳川家康公の鷹狩り行列」。
今年は徳川家康公没後400年目という節目の年を迎え、
川越で長く鉄砲隊演武が続けられている中でも鉄砲隊史上初、

徳川家康の鷹狩り行列を再現したものとなりました。
なので行列の中心にいる今回の主役は川越藩主ではなく、徳川家康です。

川越の徳川家との繋がりは、家康の次男の結城秀康の流れに川越藩主、松平大和守家があり、

喜多院には松平大和守家五代のお墓が現存します。
だから鉄砲隊ののぼり旗には徳川家の三つ葉葵紋が刻印されているのです。
大和守家は川越城主の中でも最も格が高く、また、最も長く続いた家で100年続きました。
幕末にペリー来航時にお台場を守ったのも大和守で、
よく見るペリー来航の錦絵に描かれている葵紋の旗が、まさに松平大和守家のものです。

今年は家康の没後400年目ということで、全国の家康ゆかりの地では

イベントが多数開催されていますが、
ここ川越の最大の400年祭はこの行列になりそうです。
次は100年後、、、と考えたら、
川越で家康の鷹狩り行列を再現するのはこれが最初で最後になるかもしれません。

家康が亡くなったのは、1616年4月17日。
そして、家康が川越に鷹狩りに来たのは、亡くなるわずか半年ほど前のことで、

1615年11月から12月といわれています。慎重の上にも慎重を期す家康が寝泊まりしていたのはもちろん川越城内です。
鷹狩りというのは、狩場で鷹を放し、飛び立った鷹は獲物を見つけ出すと

鳴き声や羽ばたきで場所を知らせる、
それを目印に駆けつけて弓で獲物を射るというもの。
鷹狩りの場所は記録に残さなかった家康ですが、
おそらく今の落合橋(当時は防衛上橋は架かっていません)を渡った辺りで鷹を離し、

シカやイノシン、ウサギなどを捕っていただろうとのこと。
家康の鷹狩りに同行したのは江戸から引き連れた300人に加え、川越藩も300人ほど警護が出て

600人規模だったと言われています。
当時の川越藩主は二代目酒井忠利。
(本来の鉄砲隊の行列では川越藩主が主役ですが、今回は酒井忠利は家康のお付きとして参加します)
捕った獲物はすぐさま連れてきた料理人にその場で調理させ、

同行させたお坊さんにお茶を点てさせて、陣幕を張り、
草原の上で豪勢で盛大な野点を楽しんでいた。鷹狩りは当時大名にとって格式あるもので、最大の娯楽でありスポーツでもありました。

ちなみに、家康が川越に来た同年1615年は、

大坂夏の陣があったばかりで家康も出陣しています。
最晩年といいつつ夏の陣終結から数ヶ月後に駿府城から江戸へ来て、

川越に鷹狩りに遊びに来ているという精力ぶりに驚かされます。

川越街道の道中、夏の陣の激戦の記憶が頭にこびりついていたか、

はたまた、鷹狩りの期待に胸躍らせていたのか。
初雁城(川越城)では、シベリアから伊佐沼へ飛来してきた雁を眺めて目を細めていたかもしれません。


鷹狩り行列では、本物を再現するために
当時の陣容、当時の服装で、
さらに刀の鞘は熊の毛(本物)で覆うなどディテールにこだわっています。
毛で覆うのは狩りの最中に鞘を傷付けないためでした。
なぜ熊かというと、熊は自然界の頂点の生物として考えられていて、

戦場で大将の位置を周りに知らせる「馬印」にも、熊の毛が大量に使われています。


鷹狩りの装いは、川越の人にとっては実は普段から馴染みあるものだと思います。
現川越市役所前にある太田道灌像を目にしたことはあるでしょうか。
あの装いがまさに鷹狩りで、
太田道灌像を建造する際に鷹狩りの装いをさせたことに、川越と鷹狩りの根深さが伝わってきます。


行列の真ん中にいるのが今回の主役。
徳川家康役は川越商工会議所の方、
家康の家来の堀田正信は小江戸川越観光協会副会長、
川越藩主の酒井忠利は川越市教育長、
それに弓持や鷹匠と行列は続きます。
鷹狩りで鷹を放すのは5、6羽ほど。
つまり、上記のような身分の高い者しかできなかったのです。

今回の鷹狩り行列で使用するタカとオオワシは、

発泡スチロールアートでお馴染みのヤジマキミオさんに特別に制作してもらったもの。

巨大アートも迫力ありますが、このような小さいサイズの精緻な作品になると、

ヤジマさんの高い技術力がよく分かります。
全てにおいて当時の川越で行われた 家康の鷹狩り行列の様子を再現しているので、
ぜひ川越で最初で最後になるであろう行列を多くの方に見てもらいたいと願っていました。


ちなみに鉄砲隊の寺田会長は今年、家康公の命日である4月17日に、

川越市民会館大ホールにて「川越能」を主催していました。

400年祭に並々ならぬ熱意を注いでいた会長の、

総決算ともいえるものがこの鷹狩り行列でありました。


川越の一番街は古い町並みとして知られていますが、そこにあるのは明治時代の建物。

蔵造りの建物が川越人のアイデンティティーになっていますが、

いやしかし、川越にはもっと古くからの歴史があり、

特に江戸時代を振り返らないと川越の本当の価値が分からない。

江戸時代の川越をフィーチャーし、川越藩の鉄砲隊演武を続けてきた一同。

以前と比べたらだんだんと街の意識も変わってきたように感じます。


本川越駅に着いた行列は、

演武する場の邪気を払う砲術、礼射演武を行う。寺田会長が
「まず始めにこの場の邪気を祓い、
川越百万灯夏まつりの盛況とこの場に参集せし方々のご多幸を合わせ祈り

礼射の儀を行う。礼射」

と口上を述べ礼射演武が行われることにより、家康公の鷹狩り行列が始まりました。


本川越駅を出発した一行は、ゆっくりと北上を始める。
演武の場所と時間の予定は以下のようになっていました。
15:40 本川越駅交差点
16:00 連雀町交差点
16:15 中央通り
16:50 一番街 埼玉りそな銀行前
17:10 一番街 川越まつり会館前







春まつりの時は、暑くて大変だったと言ってもまだ気温は20度くらいで、

この夏まつりは35度以上になっている中、誰も表情には出しませんが、この厚着は本当に大変でした。

ただ、鷹狩りというのは本来は真冬に行うものなので実際にはもっと厚着だったのです。

若干軽装となっていても、よく見てもらうと分かったかと思いますが、
厚着の上に動物の毛で作ったまるでダウンジャケットのような防寒具を身に付けている者もいました。
みんな根性と忍耐だけで乗り切りました。

なんとか川越にとって大事な400年祭を無事に終わらせたい、

「川越という街の先祖供養」のようなこの行列を成功させようと必死でした。


火縄銃の撃ち方は、

三段撃ち(1番隊→2番隊→3番隊と撃つ砲術)、
逆三段(3番隊→2番隊→1番隊と撃つ砲術)、
つるべ(1番隊銃士の鉄砲組頭から順に1名ずつ撃つ砲術)

と趣向を凝らして魅せています。

現代の火縄銃は空砲ではありますが火薬を詰めて引き金を引いている。

仮に銃口に鉛の弾を込めたら、もう戦国の世そのものです。
藩の石高により鉄砲の所持数が決められていた江戸時代は、

川越藩は1000丁ほどは所持・管理していただろうとのこと。


江戸の初期の頃はまだ戦国時代のムードが残り騒乱としていた。
お城が残る地域で鉄砲隊が復元される例は多く、

彦根城、名古屋城、熊本城、静岡城、岡山城などでも鉄砲隊演武は行われています。
中でも20年前から続けている川越は最古参。

他の地域の鉄砲隊演武は、一ヵ所、その場で留まって撃つのがほとんどですが、
街の中を歩きながら五ヵ所で撃つなんていう快挙は、全国で川越だけです。










そして、鉄砲隊が実は位はそんなに高くないことをご存知でしょうか。
春まつりでも夏まつりでも鉄砲隊演武では火縄銃の射撃が一番の華で見所ですが、
行列で歩く時は最後尾につき、演武を披露する場所で止まると、

先頭に歩み出て射撃を行うという形をとります。
演武が終われば鉄砲隊はその場に佇み、

行列を先に行かせてから自分たちはその後ろについてまた歩き始める。
これはどのヵ所でも同じ手順を踏んでいます。


こうしたことからも、演武だけでなく行列もじっくり見てもらいたいという思いがありました。
幸いにも、最近の火縄銃鉄砲隊演武は沿道で本当にたくさんの方が見ていることを感じます。
以前であれば、歩いている最中に途中沿道の人が途切れることもあったのですが、
最近の行列は最初から最後まで人が途切れません。
表情を変えず真っ直ぐ前だけを見て歩いていても、
実は周囲の様子は意外にも分かり、沿道の熱気は伝わってきます。
鉄砲隊の演武が始まろうとするとそちらに人がどどっと移動していきますが、
演武が終了して行列が歩んでいく時のたくさんの視線が注がれるところから、
行列を見ようとしてくれているのを感じます。

主役は家康公で、最も注目される存在ですが、

でも行列は上から下まで全ての身分が揃って初めて、本物の行列を再現できるんです。

下の身分の役であっても、役を全うしようと歩いていた人がいることを

ちらっと覚えておいて貰えると嬉しいです。
川越百万灯夏まつりの川越藩火縄銃鉄砲隊演武、
今年は最初で最後であろう徳川家康の鷹狩り行列を無事に終わらせることができました。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



最後に。恒例ともなっている?行列のメイキングです。
15時40分から本川越駅から始まった演武も、
浮島神社に集合したのは11時。そこからずっと夕方まで着物を着ていたんです。
感情を表に出さず役になりきって歩いていた人たちも、
みんな川越愛溢れる気さくな人たち。
そして、今回の鷹狩り行列の意味を噛み締めていつも以上に気合いが入っていました。
行列ではじっくり見られなかったかもしれませんが、鷹狩りの装いはどういうものだったのか、ぜひ写真で確かめてください。これはもう川越では見られない永久保存版の装いです。














川越藩火縄銃鉄砲隊演武、
川越では次回は2016年3月、小江戸川越春まつりのオープニングイベントに登場します。
どうぞお楽しみに。




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夏といえば、川越各地で夏祭りが開催されていますが、

特に今年も熱かった川越百万灯夏まつり。

2015年7月25日、26日、二日間に渡って開催された夏祭りは、

計16万人以上の来場があって盛り上がりました。

様々な催しが街中で開催され、川越で活躍する人や団体がこれでもかと登場し、

この時限りの催しに今年初のチャレンジも多数あり、川越オールスターがお祭りを彩った二日間。

秋の川越まつりは神事という側面が強いですが、

夏の百万灯夏まつりは市民参加型であり、言ってみればなんでもありのフェスのような雰囲気。

そして川越の夏祭りに欠かせないものといえば・・・やはり、お囃子。

お祭とお囃子の組み合わせは、毎年10月の川越まつりを連想されると思いますが、

実は川越百万灯夏まつりもお囃子が重要な役を演じているんです。

秋と違って山車は出ません、お囃子もたくさんの囃子連が出ているわけではなく、

さらに他にもたくさんの催しがあって霞みがち。

しかしあと3ヵ月後に迫った秋の川越まつりで演奏する人たちが、

川越まつりと同じ曲を同じようなテンションで演奏していることはもっと知られて欲しいことでもあります。

なにしろ川越は川越まつりの街で、川越まつりはお囃子があってこそ。

川越まつりは「川越まつりの時だけのものではなく」、

川越の一年は川越まつりを中心にして動いているようなもので、

一年を通して川越まつりは川越にあります。


「川越まつり2014 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11942874282.html

川越百万灯夏まつりでもお囃子のことを伝えたいと

7月25日の午前中に向かったのが、連雀町にある熊野神社。

祭りはまだこれから、街が静けさに包まれている朝9時に境内に集まって作り上げていたのが、

ミニ山車でした。

何もない台車の上に木を組んで山車風に仕立て、

町中を曳き回しながらこの上でお囃子を演奏する、川越百万灯夏まつりに欠かせない行事です。

そして、ミニ山車を一から作っていたのが、誰が作って用意してくれるものでない、

演奏する雀會囃子連の人たち自身だったのです。








川越百万灯夏まつりでは、

囃子連がある全ての町内というわけにはいきませんが、

いくつかの町内が自らミニ山車を作り、川越の街を曳き回しながら演奏しています。

例えば、小江戸蔵里に山車蔵がある新富町一丁目。


(新富町一丁目のミニ山車)


蔵里からほど近い、出世稲荷神社に山車蔵がある松江町一丁目などなど。



(松江町一丁目のミニ山車)


それぞれ手作りされたミニ山車に、創意工夫された個性があるのが分かります。

雀會は柱に花を飾ったりして華やかで、新富町一丁目や松江町一丁目は重厚感あるミニ山車。
川越まつりのような絢爛豪華な山車ではありませんが、

しかしミニ山車は、演奏する人も曲も乗せている太鼓も、

川越まつりと同じなので劣るところはありません。

ミニ山車曳行は、川越まつりと遜色ないお囃子に気軽に触れることができる。

炎天下で3時間近くかかって出来上がった 雀會のミニ山車。

暑い中汗をかきながらも冗談を言い合い、笑い声が絶えない雰囲気でした。

ミニ山車の中にはいろんな知恵が詰まっていて、夜に提灯を点灯するための発電機を搭載し、

消火器に、(ビールサーバー)、ゴミ箱などを乗せていて、実用的な仕様になっているのが分かります。


交通規制になる時間をいまか今かと待ち構えている雀會のメンバー。

そして、14時に街中が交通規制となって歩行者天国になるタイミングで、

ミニ山車を境内から押し出して中央通りに降り立たせると、いよいよ曳行がスタート。






始めに乗っているのは、子雀の子どもたちでした。

この春からお囃子のお稽古を始めたという子どもたちもいて、

お囃子の伝統が緩やかに継承されています。

熊野神社を出発したミニ山車は、中央通りをゆっくり北に進む。

山車であれば綱で曳くところですが、

ミニ山車はお囃子のメンバー自身で押して進めていきます。

代わる代わる演奏し、代わる代わるミニ山車を押す、

お囃子の人たちだけで運営しているミニ山車曳行を見ると、

お囃子の人たちがいかに町内にとって大きな役割を果たしているかその姿から伝わってくる。

川越まつりが囃子連にとってガチンコの場なら、

百万灯夏まつりは自分たちも楽しんでいるようなお祭りで、演奏もどこか伸び伸びとしています。

通りの両側に色とりどりの提灯が下がり、

お囃子の音色を聴きつけた沿道の人たちが振り返る。

提灯があって、屋台があって、浴衣に身を包んでいたら、もう一つ欲しいのがお囃子。

通りにお囃子を響かせながらようやく川越百万灯夏祭りが、夏祭りらしくなってきました。


仲町交差点まで来たら右折して、川越商工会議所から大正浪漫夢通りを真っ直ぐ進む。







そう、まず始めは連雀町のミニ山車は連雀町内を曳き回していくというルートで、

それは川越まつりと同じところ。
他の町内のミニ山車も基本的に町内を曳いて、時間が進んでいくと行動範囲が広がっていく。

ここでも、祭りは地域のものという本質が大事にされているよう。

岸町のミニ山車が街中を目指して進んでいく。



仙波町のミニ山車も川越商工会議所までやって来ていました。

川越まつりの山車だと、山車上に乗ってお囃子を演奏するので見上げる形になりますが、
ミニ山車であれば演奏する手を至近距離で見ることができ、間近で聴く音の迫力は川越まつり以上。
ただこの酷暑で演奏するメンバーも大変。回りの人たちが「頑張れ~!」とウチワで扇いであげています。
大正浪漫夢通りを南端まで来ると県道を松江町方面に進んで行く雀會のミニ山車。

広小路頌栄会のお休み処で停車させます。
停車させつつも人が入れ替わってお囃子は途切れさせない。
子どもたちにとってもお祭りで演奏するのは絶好の経験のはずで、

いつか川越まつりで山車の上で演奏する日が来るかもしれません。







再び通りを進んでいき、川越商工会議所前へ。

その後、雀會のメンバーは一番街にある鍛冶町広場で行われていた

「囃子競演会」にも出演し、お囃子を披露。

囃子競演会は、各地の町内の囃子連が次々に登場し、

それぞれ演奏の違いを聞き比べることができる貴重な機会。

岸町囃子連

住吉囃子連

雀會

新宿町囃子保存会

南田島囃子連

新富町二丁目囃子連

小室囃子連

今福囃子連

これも川越百万灯夏まつりの恒例となっていて、
ミニ山車を出していない町内も競演会に登場するので、
これを合わせると街中の町内の囃子連が演奏し、お囃子に溢れた夏祭りとなっているのが伝わります。




川越百万灯夏まつりが終わると、いよいよ川越まつりの足音が聞こえ始める。

だんだんと街がソワソワし出し、お囃子の練習にも熱を帯びていく。

あと3ヶ月。

今年はどんな川越まつりになるでしょうか。

川越が最も熱くなる二日間まで、あともう少し。



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そのキャンドルは、形自体にまず目が惹かれて、
ユーカリやラベンダーなど香りによっていろんな種類があり、
蓋を開けると自然の香りに鼻がくすぐられました。
キャンドルの真ん中にある火が燃える芯が、

木でできているという今まで見たことのないキャンドル。
ボトルの底にはオレンジならオレンジのドライを沈めているというちょっとした手間も素敵な演出。




その空間は、川越では手に入らないものが数多く並んでいました。
お店の奥にあるちょっとしたカフェスペースに座りながら、

建物の雰囲気に浸り、物たちに込められた想いを感じながら、

ただ座っているだけでも楽しい時間。






46年経っているという一軒家を改修してできたのが Hamano-yaさんは、

2015年5月にオーブンしたお店です。
Hamano-yaがあるのは、
一番街から埼玉りそな銀行向かい路地を入っていった先、

突き当たりの行傳寺を左に曲がってすぐのところにあります。
一番街からも行けるし、松本醤油商店さんから北へ真っ直ぐ進んでも出会える。






通りは寺町通りと呼ばれ、その名の通りお寺が点在する通りで、

ゆったりとした空気が漂う場所にそっと佇むように建物はある。
お家にお邪魔にし来たというような気持ちで入り口から中に入ると、
古い建物を生かしながらも、素敵にお店として衣替えされているのが伝わってくる空間でした。

中は二つの空間から成り、手前にギャラリースペース、
奥に進むと手仕事品が数多く並ぶ空間が目の前に広がります。
地元の方に、遠方からもこの場所を目指してやって来る方も。

すでに何度も通っているようなファンもいて、
ちょうどこの時Hamano-yaのリピーターという方が
「このお店大好きでよく来ているの」
とお店をプッシュしていました。


暮らしのセレクトショップとして現在扱っている作家さんは16人ほどで一点物が数多く並びます。
・鈴木りょうこ(陶) ・うるし劇場(漆) ・abebe(草木染め)

・mameto(手刺繍) ・nuuner(リネン帆布・バック・洋服)

・fuji-gallery(陶アクセサリー) ・nicori(アロマキャンドル) ・絵糸(こぎん刺し)

・スタジオ ナナホシ(ウッドクラフト) ・森魚工房(陶) ・仕草(注染手拭)

・matahari(手拭・ステンシル小物) ・中村幸代(注染手拭) ・KUMARCHE(布小物)

・さくはんじょ(はんこ) ・and A(アクセサリー) ・draco&caelum(服) ・rala design(メッセージカード)


これから作家さんはまだ増えていくと言い、
Hamano-yaの世界はゆっくりと広がっていく。
最近人気だというのが、リネンのバックや陶器。
今までの川越になかったお店は、今までの川越で見たことない雑貨などが並んでいます。













Hamano-yaの浜野さんが大好きでよく通っているというのが、
雑司ヶ谷の鬼子母神の手創り市や千駄木の養源寺の&SCENE手創り市。
鬼子母神の手創り市は、

会場の鬼子母神と大鳥神社にたくさんのお店が並び、賑やかな雰囲気の市。
出店されているのは、雑貨やアクセサリー、陶器のお店や、

パンや焼き菓子、コーヒーのお店などあり、どれも素敵なお店ばかりです。

手創り市に出展している作家さんのものを浜野さんは自分で使用し、

良いと思ったものをHamano-yaで紹介しています。
手創り市は今や都内だけでなく日本を代表するようなイベントで、

審査を経て出店する作家さんはクオリティーがとても高く、今の感覚の手仕事品がずらりと並んでいる。
川越から手創り市に通う方は多いと思いますが、手創り市で活躍している作家さんたちが
Hamano-yaさんの橋渡しでいよいよ川越で紹介されていることに時代を感じさせます。
上質でありつつ親しみやすさがあり、遊び心もスパイスとして降りかかっていたりしている、

そのバランスが今らしい。







そしてこうした建物の雰囲気を見ると、

お店には、年配のいかにも職人さんが作ったものが並んでいるイメージをしがちですが、
実は・・・Hamano-yaの作家さんは若手作家が多く、30代が中心となっているというギャップが楽しい。
単に新しいことに飛び付く時季は過ぎ、まだ渋い落ち着いた物を作るのにも早く、

技術を充分に磨き今の時代の感性を存分に注ぎ込まれたものたちは、

やはりこの世代にしか作れないものでもある。
Hamano-yaには日本の伝統工芸品が多数並んでいます。
そしてそれらを30代の若手が創っているという話しに、無性にわくわくする。
職人の精緻な技術も惚れ惚れしますが、
妥協しないでどこまでも自分を追い込んでこだわるエネルギーは若いからこその特権。
落ち着いていない、型に収まっていない、
制作に向かう純粋な
「いいものを作りたい」という気持ち、
Hamano-yaの作家さんにはエネルギーを発してくるのを感じる。





(今の作家さんにかかるとこぎん刺しもこんなに素敵に!)
漆工芸、こぎん刺しといったものが
若い作家さんによって新しい提案がなされ、

それにより古い伝統工芸の魅力を再発見するような循環が今ここにある。
加藤さんの漆食器に丸い模様が描かれたものを愛でるように眺めると、もう、

「上質な可愛い」という言葉以外浮かんでこない。



一番街は蔵造りの町並みが残ることだけでなく、周辺には、古い木造の建物が数多く残っていることを

このようなお店がオーブンすることで再確認するようなところがあります。
Hamano-yaだってそう。
この通りを通ることはあっても、今までこの古い建物のことは特別意識はしていなかったと思う。
だけれど、古い建物でお店をやりたいという浜野さんのアンテナがこの建物を掴み、

お店をオーブンさせたことで
私たちは「川越にまだこんな素敵な古い建物が残っていたんだ」と知る。
そして、お店としてあることでその建物の中に足を踏み入れることもできるし、
そこで過ごし、
壁や天井を見上げながら悠久の物思いにふけることもできる。
この辺一帯は、明治時代の蔵だけでなく、こうした昭和の建物が残っていて、
(もっと言えば松本醤油さんの醤油蔵は江戸時代)
いろんな時代が積み重なってできている町並みだということを教えられる。
古い建物がお店として活用されていくことが

街の保存活性化に繋がることをHamano-yaさんが教えてくれる。

改めて建物を見上げると、よくこの建物を見つけたなと思います。

落ち着いた通り、後ろには料亭山屋さんの木々を背景にして、なんとも言えない味わいのある建物。
花に関わる仕事をずっとしていた浜野さんは、

古いものが残るこの一番街周辺でお店をやりたいという思いをずっと抱いていて、
ようやく、ここだ、と思える場所として納得できたのがこの建物だった。
ここに至るまで、
なんと二年も思い続け、探し続けて出会えた建物だったのです。

落ち着いたBGMが微かに聞こえてくる空間で、
「もともと古いものが好きで、古い建物に手を加えて上手く生かしたお店をやりたかったんです」
古さが味を醸し出しているような建物の壁に頬を緩めながら、
まるで我が子を慈しむような瞳でお店のそこここを撫で、
浜野さんは穏やかにそう語った。





できるだけ元の建物の良さを生かして、さらに素敵なお店の空間に仕上げたいと、

改修をお願いしたのが、新座にあるホームスパイスさん。
素敵なお家、お店を創ることにかけては定評のある会社で、

手掛けた数々のお店を以前から見ていて気に入っていた浜野さんは、

物件が見つかる前からホームスパイスさんに頼むことを胸に決めていました。
(すぐ近くにあるカゴ&帽子の「KIKONO」さんの空間も、ホームスパイスさんの手によるもの)
ホームスパイスさんは、Hamano-yaの建物を一目見た瞬間

「これは絶対いいお店になりますよ」と即答してくれたといいます。
時間をかけて出来上がったHamano-yaは、まるで46年前からからそこに在るままのようで、

でも新しい感覚も注ぎ込まれて見事に生まれ変わりました。
上質な空間に流れる上質な時間、
川越のお店はここまで洗練してきたのかという感慨に浸ります。



(お店の看板犬、マム店長)




(デザインが楽しい、誕生日などのメッセージカード♪)


Hamano-yaさんでは、店内ですでに様々なワークショップを開催していてどれも盛況です。

他ではなかなか体験できない個性的な内容と、この空間という組み合わせは、

ワークショップのひとときをさらに特別な時間にしてくれる。
この7月は、

伺った日の「つい先日に開催したんですよ」という
津軽の伝統工芸「こぎん刺しワークショップ」を開催。
Hamano-yaで扱うこぎん刺し作家のeitoさんを講師として招き、

みんなで和気あいあいとリネンに刺繍して出来上がったのは、可愛らしい壁掛け一輪挿しでした。




好きな図案を選んでそれぞれ時間をかけて仕上げていきました。

こぎん刺しワークショップ、好評につき、

8、9月は2回参加で素敵なノートカバーを作ろうという内容ということです。


また、同じく7月の「漆塗りの箸をつくろう♪」という企画では、

輪島で修行された漆塗りのスペシャリスト、加藤那美子さんがお店にやって来て、

丁寧にMy箸づくりを教えてくれました。


さらに7月、講師鵜飼亜希子さんによる「ドライフラワーリースワークショップ」も大好評。


<

7月だけでも多種多様なワークショップを開催しているHamano-yaさん。
今後の予定としては、

8月4日(火)陶器で『恐竜箸置きをつくろう!
~夏休みの 宿題にもなっちゃうよ☆』が開催されます。

お子様も楽しめます♪
・11:30~13:00
・15:30~17:00



費用 3000円 2匹作ります♡
お茶&スイーツ付
講師 大泉学園 陶芸教室主宰
師範 杉山佳隆


そして、花の教室を開いていた浜野さん自身による生花のフラワーアレンジメント教室も

これから開かれていくと思います。

もう一つの空間、ギャラリーは、

既に利用したいという方が何組もいてこれから展覧会が開催されていく予定となっています。
この夏には絵の展覧会企画を控えていて、その方とも都内のイベントで知り合ったとのだそう。

ちょうどこの時は、陶器の鈴木りょうこさんと漆の加藤那美子さんの展示が開催されていました。






今年は本当に一番街周辺の動きが活発で、
日々めまぐるしく状況が変わっていきました。
一番街に次々に新しいお店がオーブンしていったこともそうですが、
一番街から脇に伸びる細道に個人の個性的なお店が増えて、

「うらいち」というエリアが形成された初年といえるのが2015年でした。

埼玉りそな銀行向かい路地を入っていった通り、通称「出世通り」。


このような脇道は特に一番街に多いですが、
今までだと落ち着いていて風情を楽しむ通りとして知られていましたが、
ここにきて新たに個人のお店が通りのあちこちに誕生しています。
通りの風情とリンクするように、上質な物と美味しい物と時間を提供するお店が建ち並んでいます。
路地を入るとすぐに着物の右左さんがあり、隣には雑貨のサニーサイドテラスさん、

そのまた隣には飲食店のMieCoco、少し歩いていくと、MIMI DINER、

行傳寺につき当たれば、カゴ&帽子、雑貨のKIKONOがあります。

「KIKONO http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12011070379.html

これでもかと素敵なお店が軒を連ねる川越の中でも稀有な通り。

昔の風情と新しく出来たお店の融合が、他にはない貴重な雰囲気を醸し出します。


行傳寺からは菓子屋横丁はすぐで、まっすぐ北に進めば辿り着き、

川越を代表するパン屋川越ベーカリー楽楽もそこにある。


ちょっと休憩したいなら、カフェBANONも歩いてすぐです。

「BANON http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11997590488.html

この地域は、もちろん一番街が最大の魅力ですが、

裏道にこれだけのお店が集積していることが今の一番街の強み。

川越で昨年ブレイクしたのが「うらかわ」ですが、

今年、これから、注目されていくエリアが「うらいち」です。
うらいちは、多くのお店が女性店主というのが特長で、

さらにどのお店も穏やかな雰囲気の店主ばかりという共通点がある。

通りにあるMIMI DINERさんは日頃から見て触れているうらいちを、

「休日より実は平日の方が裏道散策する人は多いですよ」と話していました。

「MIMI DINER http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12046468987.html

たまたま脇道に入ってくるパターン、

雰囲気を感じて何か見つかるかもしれないと好奇心で入ってくるパターン、

目的のお店を目指して歩いているようなパターン、
女性が歩いているのをよく見かけると話します。

そして、この周辺だけで何店もの雑貨屋巡りができることは、実は地元の人にも広く知られていないこと。
一番街には以前紹介した、「NORA」さん。

「NORA http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11789331325.html


行傳寺まで続く通りにはKIKONOさん、サニーサイドテラスさん、

「サニーサイドテラス http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11799004874.html


松本醤油がある醸ん楽座にはガラスの「Blue moon」さん、
養寿院の目の前の細道には「はるりKINUMO」さん。
歩いて回れる距離でこれだけの雑貨屋があることは川越の人にもっと知られていいはず。
ぽつぽつと点在していた状況から、いろんなお店ができて今や「エリア」を形成している「うらいち」。
それぞれのお店に個性があるので違いを楽しむこともでき、
またうらいちで感じるのは、

一番街の重厚な蔵造りの町並みに呼応するかのように、どのお店のモノも質が高いことがいえます。

なぜ、こんなにも一番街周辺で新しいお店のオーブンか続くのか?
それは、この地域には手付かずの古い建物がたくさん残されていることがあるし、
なにより、「古い建物を生かしてお店をやりたい」と考える人が今とても増えていて、

場所と人の両面が合致してうらいちを形成している。
それにこの地域のお店は、物の質の高さも特長的ですが、

「建物」という切り口で見ても素敵な場所がたくさんあって、
Hamano-ya、BANON、ギャラリーなんとうり、
お店巡りと建物巡りが同時にできてしまうというエリア。
中でもホームスパイスさんが提案する空間は、今までの川越になかったもので注目の建物です。

Hamano-yaがある寺町通り周辺は、これからの川越で注目の通りになっていくはず。
事実、以前と比べて歩く人の数も随分と増えているように思います。
まるでクレアモールに対する八幡通りのような通りで、
一番街を散策し、帰りは違う道を行ってみよう、

脇道に入り落ち着いた寺町通りから駅方面へ歩いて行くような。
だから寺町通りは夕方になると歩く人が増えるというのも、それを物語っているよう。


浜野さんはお店を開いた今でも手創り市に足を運ぶことがあると言い、

あのイベントが本当に好きだというのがひしひしと伝わってきます。
ちなみにですが、浜野さんは、7月12日に開催した

「川越Farmer'sMarket」にも遊びに来てくれてお野菜を購入していました。

「川越Farmer'sMarket http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050268991.html

さらにHamano-yaさんで扱っている作家の一人and Aさんは、

お味噌作りにも参加してくれていたという不思議な縁があります。

都内の手創り市はお寺を会場として開催されていますが、

川越Farmer'sMarketは川越で昔から親しまれているお寺、蓮馨寺が会場。

川越らしい雰囲気の市になっていければと思います。


Hamano-yaさん、じっくりとお店を営みながら

これから密かに考えているのは、建物の二階の活用。

今は二階は使用していませんが、二階でカフェ店?などが始まるようなことがあったら、

この建物はエリアのおしゃれスポットとして聖地になっていきそう。


まだまだこれからの展開が楽しみなお店です。

一度足を運んでみてはいかがでしょうか♪


「Hamano-ya」ギャラリーと手しごといろいろ

川越市幸町11-3

10:30~17:30

水・第二、四火曜日休み(祭日の場合営業)

090-4535-6647

http://blog.goo.ne.jp/hamano-ya




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川越でパン教室に通いたい、という方は多いと思いますが、

気軽に通えるパン教室というと探してもなかなか見つからない方は多いのではないでしょうか。

川越のパン教室は数として限られていますが、中でも丁寧に教えてくれると好評なのが、

「happy bread making」さん。

http://blog.livedoor.jp/happybread/

happy bread makingのパン教室の様子は、以前記事にしたことがありますが、

パン作りを優しく丁寧に教えていただきました。

川越style

 

川越style

(2013年冬にシュトーレンを作った時の様子 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11725988379.html

一緒にレッスンを受けに行ったのはバウムクーヘンのノリスケさんです)

 

川越でパン教室の先生といえば、という存在のhappy bread makingの潤子先生の

パン教室のコンセプトは「世界のパンからこんにちは」。

自身が海外旅行が好きで、

海外で食べたパンを家でアレンジして美味しく食べることも好きで、

レッスンでも世界中のパンをテーマにして教えています。

 

潤子先生のパン教室は、川越だと川越駅西口にあるよみうりカルチャーのパン教室や

ふじみ野と志木の大東ガスのショールームでパン教室、深谷のカルチャーセンターも受け持っています。

さらに平日は自宅でもレッスンをしていて、

カルチャーや大東ガスで経験した生徒さんが、より深く習うためにマンツーマンで通いにきています。

長期契約ではなく、行きたい時に申し込んで行けるのが個人教室の強み。

以前からパン教室の講師として活動していた潤子先生が、

さらにパンの世界を知り、自分の専門性を深めたいと、

講師業を控えてまで自分の技術を磨きに通っていたのが代官山にあるコルドン・ブルー。

コルドン・ブルーはフランス人が教えるフランス料理、パン、菓子の学校として知る人ぞ知る場所。

潤子先生はコルドン・ブルーにはパンを1年間習いに行き、技術の幅を豊かにしたことで、

レッスンへのフィードバックも広くなりました。

再びコルドン・ブルーに今度はお菓子を習いに行くと話していて、

いずれお菓子教室も開きたいと思っている。向上心は絶えません。

 

川越はなにかとパンの話題が多い街で、

2015年5月31日に開催された「川越パンマルシェ」のことももちろん潤子先生は知っていました。

深谷でレッスンしていることもあって、

パンマルシェに出店していた羽生の「みやび亭」さんのパンを食べる機会があり、

美味しいと絶賛していました。

「第4回川越パンマルシェ http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12034416581.html

 

パンが好きな人が多い街で、食べるのが好きな人が多ければ

自分で作ってみたいという方も多いはず。

その受け皿として、こうしたパン教室があることは広く知ってもらいたいことです。

潤子先生の川越の展開として、

この2015年7月からウェスタ川越南公民館でもパン教室を開講していくことになりました。


 

 

ウェスタ川越はなにより川越駅から近いというアクセスの良さ、

新しくできたばかりという実習室は綺麗で設備が整っていて、

「ここの設備は素晴らしいですよ」とオーブンを開きながら口にする潤子先生。

ウェスタのパン教室を広めていきたいと想いを抱いています。

 

実習室では他に料理教室などが開催されていますが、パン教室としては

今回の教室が初となるもの。

事前にhappy bread makingのサイトで募集をかけたところ、

あっという間に人数に達してしまったという人気ぶり。

大人数というより、少数精鋭としっかり教えたいということで、初回は6人ほどの参加で行われました。

やはり身近な川越で習いたいという方は多くいるようです。

この日の参加者は、初めて潤子先生のレッスンに参加する方が半分ほどで、

ふじみ野などの教室に参加したことがある方もいました。

中には、パンに限らず教室というものに初めて来たという方の姿も。

「パンが凄く好きで、自分でパンが作れたらいいなと思って申し込みました」と意気込みを話します。

 

この日作るパンは2種類、潤子先生らしく世界のパンからこんにちはということで、

アメリカの「パーカーハウス」と「コーンブレッド」を作ります。
パーカーハウスというパンは人の名前からきたパンで、

シンプルな材料で簡単に作ることができ、日本のバターロールの原形と言われています。

 

記念すべきウェスタ一回目のレッスンにこのパンを選んだのは、

「このパンは作りやすくて、以前教室で作った時に評判がよかったんです。

初心者の人が作りやすくて、習った人が『家で何度も作りました』と言ってもらったパンなんですよ」

と潤子先生は話し、記念すべきウェスタ1回目の教室にこのパンを選びました。

 

まずはパーカーハウスから作っていきます。

参加者が作る前に、潤子先生が手順を説明するデモを見せるので、初めての方も安心です。

「まずはスキムミルクをこうして溶いていきましょう。

そして粉の中にイーストを入れて、お砂糖とイーストを、お塩を入れていきます。

材料を入れて混ぜていったら手で捏ねていきます」


詳しく実演して見せる潤子先生。

捏ねていくことで、粉がだんだんとまとまって粘土のようになっていきます。

 

さらに「捏ねたら手についた粉を丁寧に取ることが、手捏ねパンならではの大事な部分です」と話す。

生地をこうして叩いてください、と見本を見せる潤子先生の手つきはさすが華麗。

生地がごぼごぼした状態からツルンと滑らかになっていくのが分かります。

バターを入れて、さらに手で捏ねていきます。
「手捏ねって捏ね過ぎはありますか?って訊かれることがあるのですが、

手捏ねの場合は捏ね過ぎというのはないので、自分がいいというところまでで大丈夫ですよ」


 



そして、自分が捏ねる時に、

ぜひ周りの方の生地の具合がどうなっているか見比べてみてくださいという話しがありました。
みんな同じ分量で同じように作っても、みんな違う生地になるので、

そこが手作りならではの面白さだと言います。
例えば手の温度が高い人と低い人では生地を同じ時間捏ねていても、

高い人の方が先に出来たりする、
手で捏ねることでその人にしか作れないパンが生まれます。
一つ一つの工程を詳しく話しながら、同時に生地を捏ねる実演を見せる潤子先生。
捏ね終わって丸めた生地は艶やかで綺麗なものになっていた。
これを発酵させていきました。

というここまでの工程を見せ、さあ皆さんやってみましょう!とそれぞれの台に別れて自分で作っていきます。


 


粉を手で捏ねるネチョっとした感覚が手捏ねパンらしい。
周りの人とおしゃべりしながら、潤子先生が見せてくれた見本通りに進めていきます。
以前レッスンに参加したことがあるという方は、
「教わったパンを月に一度くらい家で作っています」と話します。
パン作りにはまった方は、やはり手捏ね独特のふんわり食感や香ばしさがたまらない、と

お店とはまた違う魅力を口々に語ります。

手に粉がついてなかなか生地がまとまらない。。。
と潤子先生が助け船にやって来て、
先ほど話しにあったように、手の粉をしっかり落としてから捏ねないといけないことを実体験で知る。
「何回も粉を落とすより一回しっかりと粉を落とせば大丈夫」
ただ手の温度が高いと粉がくっつきやすく、逆に手の温度が低いと粉が固まりやすくなるそう。
その違いが生地の違いになって、

出来上がりのパンの違いになってオンリーワンのパンになっていきます。
生地がまとまってきたらバターを入れてさらに捏ねていきます。
生地全体に擦り込んでいくようにバターを混ぜ合わせて、全体に行き渡ってきたら、発酵の工程へ。

また潤子先生の周りに集まり、オーブンで40分ほど発酵させてからの工程のデモを見ます。
オーブンから出された生地を見た瞬間、「わあ!凄い」と一同から歓声が上がりました。
ふっくらと大きな生地になっていました♪



オーブンに入れる前と出てきた後とでは、倍くらいの大きさに膨らんでいるよう。
ぷにぷにした柔らかい触感は、触っているだけで幸せな気持ちになります。
これを分割するために全体の重さを量って、電卓で五で割ってきっちり5等分の重さを出す。
5分割したら、「ここからが大事な部分です」と潤子先生は
生地を叩いて空気を抜き、まるで小籠包のように生地を結んで包んでから反対にし、
手をCの形にして覆い生地の口を結ぶ「丸め」という工程を見せます。




手をくるくると回すことで中の生地も回り、口が結ばれて綺麗な形になりました。
潤子先生の鮮やかな手つきに、おお~!と参加者から声が漏れる。

潤子先生の見本の後、ここまでの行程をまた参加者が自分達で進める。

発酵が終わった生地は、

それぞれ同じ時間発酵させても出てきた時の大きさがそれぞれ違い、
手の温度の違いでこんなにも変わるのかと実感します。


 


丸めた生地のベンチタイムをとっている間にも生地は少し膨らんで、
生地を叩いて空気を抜いた後、麺棒で生地を伸ばしていく。
ここからがパーカーハウスの特徴的な工程、

伸ばした生地のふちをなぞるように指で油を塗り、生地を合わせる。

 


天板の上に乗せて、また発酵させます。
発酵が終わりいよいよ焼き上げると、綺麗に焼き上がりました。

これがパーカーハウス、半分に折ったのがなんとも可愛らしい形となって出来上がりました。



もう一つは、コーンブレッド。
これは材料を混ぜて焼くだけというもので、覚えればすぐに家でも作れそう。
薄力粉、コーンミール、砂糖、塩、ベーキングパウダーなどの材料を混ぜていきます。

混ぜていくとだんだん黄色い生地になっていく。そこに卵を入れていきます。
卵は川島町の矢部養鶏場の絶品卵を用意してくれていました。
そこに牛乳とサラダ油を入れ混ぜていく。
粉っぽさがなくなるまで均等になればOK。
型に流し込んであとはオーブンで焼くだけです。



型は今回使った形だけでなくマフィンカップなどで代用してもよさそう。

 


「それではみなさんもやってみましょう」とコーンブレッド作りが始まりました。
材料を混ぜて型に流し込んでオーブンで焼く、これは誰でも簡単に作ることができそうです。
焼き上がったコーンブレッドはふっくらと美味しそうな焼き上がりに。
食べてみると、香ばしい味に加え、やはり自分たちで作ったコーンブレッドはさらに美味しく感じます。



今回のパン作りの流れは、

記事上ではパーカーハウスを作り始めてから一気に最後まで作る形で紹介しましたが、
実際の流れはパーカーハウスの発酵を待つ間にコーンブレッドを作り、と
合間の時間を有効に使って進められました。
また、途中にティーブレイクもあったりして、ゆったりと和気あいあいとした雰囲気に包まれています。
happy bread makingの潤子先生は、川越の貴重な個人パン教室として、これからゆっくりじっくりパン作りの楽しさを広めていくと思います♪

 

このようなパン教室に通い、さらに深めたいという方は

自宅パン教室へという流れがいいのではないでしょうか。

興味ある方は、以前、

潤子先生の自宅パン教室で胡椒パンとブルーベリーベーグルを作りに行った時の様子をどうぞ。

川越style

 

川越style

 

川越style

 

川越style

「パン教室で手ごねパン作りに挑戦 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11614568331.html

 

「happy bread making」

http://blog.livedoor.jp/happybread/

 


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「ヨガは単にポーズをとるエクササイズではありません。
ヨガは、ひとりひとりにやさしく寄り添う、
生き方のガイドラインのようなもの。
体調が悪い時には、
体調が回復するように
気持ちが凹んだ時には、
気持ちが前向きになれるような
悩みや迷いがある時には、
何かに気付くことができるような
そんな
自分のための時間を持つことがヨガなのです。」


ついに、というかようやく、yogaの本質が川越で広がっていきそうな予感に溢れています。

川越で初の試みとなる二つのコラボレーション、「お寺で朝yoga」×「坐禅会」。


川越水上公園近くにある最明寺の本堂には、10時前から続々と参加者が集まってきました。




朝yogaを担当するのは、蓮馨寺向かいにある古本カフェ「Agosto」の緑さん。

「古本カフェAgosto http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12012484930.html
実は最明寺でのyogaは今回で二回目、先月行われた第一回は夜の本堂での夜yogaで、
次回は朝の気持ちいい時間に開催してみようと第二回は朝yogaに決まりました。
集まっていたのは、緑さんが普段中央公民館で開講しているyoga教室「Love Life Yoga」の生徒に、

今回初めてyoga教室に参加した人、

さらにこの日生まれて初めてyogaを体験するという方も含めて10人以上の方が集まっていました。
緑さんのLove Life Yogaは、毎週中央公民館で開催していて、直近の予定だと、
□7/28(Tue) 19:30~21:00 川越市中央公民館 和室
□8/11(Tue) 19:30~21:00  川越市  ウエスタ川越 和室(1階 南公民館)
□8/18(Tue) 19:30~21:00  川越市中央公民館 和室
□8/25(Tue) 19:30~21:00  川越市中央公民館 和室

『ご自身の都合に合った日程のレッスンがありましたら、
直接レッスンにお越し下さい。
予約や事前のお問い合わせはいりません。
自由に楽しめるレッスンです。

グループレッスンはオールレベルです。
初心者の方から慣れてきた方まで、年齢や性別も関係なく参加できます。
参加費は¥1000。
ヨガマット、バスタオル、飲み物をご持参ください。
ヨガマットをお持ちではない方や、出先からの参加で持参できない方は

前日までに御連絡いただければヨガマットを¥200で貸し出しできます。』

とのことです。

「Love Life Yoga http://monieluwak.wix.com/love-life-yoga


ちなみに、7月12日の「川越Farmer'sMarket」でも、

マーケットスタート前の10時から30分間、蓮馨寺の木々の下で朝yogaの講師を担当していただきました。


「川越Farmer'sMarket http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050052825.html


対して最明寺は、今から750年前に建てられたお寺で、天台宗に属し本山は比叡山延暦寺。
最明寺の千田さんは、昨年まで延暦寺で修行していて、

今年川越に帰ってきてお寺の副住職に就いています。

現住職が川越市仏教会会長を務めていて、副住職の千田さんで55代目となる由緒あるお寺です。
Agostoの緑さんがyogaインストラクターだという話しに、

「ぜひ一緒にイベントができたらいいですね」と意気投合し、

朝yogaにプラスして、お寺ならではの体験として坐禅会を開こうと、今回のコラボが実現しました。
最明寺さんの計らいで、本堂、というお寺で最も神聖な場所で、

先月の夜yogaから引き続きyogaを開講。
阿弥陀如来が祀られている本堂は、

阿弥陀様のお部屋だと考えられているお寺にとって特別な場所。
一般の人がお寺の本堂に足を踏み入れるのはなかなかできないことですが、
しかし最明寺の千田さんは、

「神聖な場所だからこそ、一般の人に開放して触れてもらいたい」という思いを持っている。
比叡山から川越に帰って来てから、様々な新しいことに取り組み始めている最明寺です。

10時から12時まで2時間ほどのイベントの内容は、

前半坐禅会、後半yogaという構成になっていました。
坐禅の前には、阿弥陀様のお部屋を借りていることに感謝を捧げる意味も含めて、
まずはお経をみんなで唱えることから始まります。




坐禅、という言葉は目にしたり様子を耳にしたりしたことがあっても、

実際にお寺の坐禅会に参加したことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
川越で坐禅の指導をしているお寺は少なく、馴染みが薄いものかもしれません。
坐禅はその文字の通り、坐る禅と書く禅の一種であり、心を落ち着かせるという狙いがあり、
一説には、お釈迦様が悟りを開いた際に坐禅を組んでいたことから坐禅が始まったとされています。
坐禅は、曹洞宗、臨済宗、その宗派によって種類は変わりますが、

比叡山の天台宗の坐禅は最もオーソドックスでやりやすいものとされています。
坐禅にはいくつかの作法があるので、千田さんから詳しい話しが語られます。
坐禅は初めてという参加者が多く、興味津々の様子。

坐禅用の丸い座布団、「坐蒲(ざふ)」をお尻に敷いて座る。
本来は両足を両腿に乗せるのが坐禅の形ですが、

「今回は片足だけを乗せる組む半跏趺坐(はんかふざ)をやってみましょう」と

参加者一同坐禅に取り組みます。
そして手の組み方は、足の上に置いて両手の親指を自然に合わせる形「定印(じょういん)」。
眼は半分だけ開く「半眼(はんがん)」で1メートル先を見ます。
坐禅中は 雑念を振り払い無心になるために、
心の中で数字を1から数えていき100まできたら、また1から数えていく「数息観(すそくかん)」を行います。

そして30分ほどの坐禅中は、

千田さんが参加者一人一人に雑念を振り払い集中するために行う

禅定(ぜんじょう)の作法も事前にレクチャーしてくれました。

首の運動をしてから、いよいよ坐禅会がスタート。


坐禅中は、無心になるまで周りのことや小さい音などに気がとられますが、

だんだんと集中が深くなってくるとゆったりした心持ちになって、

周りの事が全く気にならなくなっていきます。

周りの世界が遠くなっていき、そうなってくると気持ちよくなってくる。

座布団があることで足が痺れることもなく、

ただ座っているだけのはずなのに、体の中が温かく活性化していくような感覚になりました。

そして頭がすっきりしてきて、このままずっと浸っていたくなるような感覚に。

もう長い時間に坐禅しているような気でいたら、

千田さんの合図で坐禅終了、わずか30分弱とは思えない濃密な時間を体験しました。

参加者も、坐禅を始まる前と後とでは表情が違って、

「なんだかすっきりした」と話していました。

普段では味わえないゆったりとした世界に身を浸し、心も体も癒されるようです。

忙しい日常を送っている人ほど、坐禅の効用は大きくなるのかもしれません。


休憩を挟んだ後に、緑さんの朝yogaへ。

yogaに参加すること自体初めて、という方も多かったので、

緑さんからyogaの簡単なお話しがありました。一同を見回し、優しく語りかけるように話す緑さん。


「yogaは、ダイエットのため、女性がやるもの、体が硬いとできない、

病気や怪我をしていたらやってはいけないなど、日本ではスポーツのようなイメージがあると思いますが、

本来のyogaは心を健康にするもの。

心の持ち方によってストレスをなくしていく、自分自身を大切にする、

そうして自分が接している人たちとの時間や行いをより楽しんでいくためのものです。

そのためにまず、自分を整えることが始めましょうというのがyogaなんです。

自分自身と対話してください。

一つ一つのポーズや呼吸の時に、

『なんだか苦しい』『痺れてきた』とか思うことが出てくると思いますが、

自分がすべきことは自分の体が教えてくれるので、この声に耳を傾けましょう」


yogaの内容は瞑想、呼吸法、ポーズという流れで進みますが、

今回はすでに参加者は坐禅を体験しているので、呼吸法の練習から始まりました。

yogaにはいろんな呼吸法がある中で、今回練習するのは鼻で音を立てる「ウジャイ呼吸法」というもの。

ゆったりとした音楽が本堂に流れながら、緑さんが呼吸法を指導していきます。

「ゆっくり吸って、吐いて、自分のペースでいいですからね。繰り返していきましょう」

呼吸が整ってくると気持ちが落ち着いてくる。

緑さんが一人一人を回って、呼吸法を確認していきます。

「うん、いい音ですね」

「もっと強く音を出してみましょう」


yogaはレッスンしている時がyogaでなく、

普段の生活にyogaを役立てて欲しい、と緑さんは話し、

「日常でイライラすることがあった時に、一瞬でいいからこの呼吸法をやってみてください」

と話していました。。

始めにやった坐禅だけでもリラックスできましたが、

この呼吸法も合わせると、さらに心が落ち着く効果が得られそう。

「それでは続いて、この呼吸法を使って、アーサナ、ポーズの練習をしていきたいと思います。

途中水を飲んだり、タオルで拭いたり、それぞれ自由にしてくださいね」

まずはマットの上に土下座するようなポーズ、チャイルドポーズを。

「先ほどの呼吸法してますか?ここから四つんばいの姿勢になっていきます。

全ての動きは自分が心地よいと思うゆっくりした速度で大丈夫ですからね」

ここから腰を丸めたり、反らせたり、と流れるようにポーズが続いていく。

緑さんは絶え間なく語りかけます。
「自分の呼吸に合わせて、猫のポーズ、ダウンキャット、アッパーキャットをゆっくり繰り返していきます。

自分が楽になれる呼吸は吸う呼吸なのか、吐く呼吸なのか、体が教えてくれます」


両膝を立てて、かかとをしっかりマットにつける。そこから、犬のポーズや前屈のポーズへ。

「苦しくないですか?水も飲んでいいですからね。

背中をぐっと伸ばして、そうそう、凄い綺麗!そういうこと!」

一人一人のポーズを確かめて回る。

「ここからゆっくりと前屈のポーズへいきましょう」

ゆったりとしたポーズが続いているのに、じんわりと汗ばんでくる。

「辛くなったらポーズ緩めていいですよ」

戦士のポーズは勇敢な形、そして三角のポーズなど、だんだんと全身を使ったポーズになっていきます。

「背中を伸ばして天井を見てみましょう。呼吸はしっかりしてるかな??しっとりゆっくり呼吸しましょう」

その後マットに横になり、座居。
「笑顔でね。苦しい顔してないかな?自分が笑顔になれるポーズでいいですからね」
踵でマットをしっかり押して、腰が一番高い位置に。ここで呼吸を繰り返す。




「満月を過ぎて下弦の月になりました。ここから体がどんどん浄化されていきます。

体をグーっと絞るようにして抱きしめ、要らないものを外に出すようにしましょう」
そして、手を離してお尻や背中をゆっくり床の上に戻していく。
最後に、

「自分自身をぎゅうっとしっかり抱き締めてあげてください。

膝もくるぶしもふくらはぎも抱き締めます。
そして力をゆっくり抜いて、両手両足ほどいて小さな大の字になりましょう」
レッスンの最後の5分間はご褒美のように横になり、生まれ変わるようなイメージで時間に浸りました。

終わるとみんなスポーツした後のように汗ばんでいた。

「今日はyogaの代表的なポーズをやったので、気に入ったものがあったら

家に帰ってから一日一ポーズでも寝る前や朝起きた時にやってみてください」
最明寺の千田さんからも、
「緑さんとのコラボは今回で2回目ですが、これからも定期的に行っていきたいので、

ぜひまたご参加ください」との挨拶があり、「お寺で朝yoga」×「坐禅会」終了となりました。


最明寺は、川越水上公園入口近くにあるお寺で、
周辺は昔から変わらないのどかな風景が広がります。
水上公園内の自然もいいですが、実は水上公園周辺の

田んぼがあり、古い建物が残りという川越の素の風景がまたいいのです。
最明寺は、そういう場所で750年間川越を見てきました。






最明寺は革新的なお寺で、こういうお寺が川越にあったのかと驚くことが多い。
千田さんが比叡山から今年川越に帰ってきたところから、矢継ぎ早に新しいことに取り組み始めていて、
お寺でこんな活発な動きがあること自体がまず珍しいこと。
「お寺を一般の人にとって身近な場所として気軽に来てもらいたい」
と例えば消しゴムはんこ仏師の「にっひ」さんとコラボして、グッズを制作してもらったことも最近の動き。





そして千田さんは、以前から川越Farmer'sMarketにとても興味があったと話し、共感してくれ、

朝yogaの後にFarmer'sMarketのお話しをじっくりさせていただきました。

実は千田さんは出店Farmerの一人、利根川さんとは知り合いで、

二人は川越青年会議所に所属している共通項がある。

川越運動公園で5月に開催された青年会議所主催のイベントにも運営として参加していたそうです。

お寺の方が青年会議所に参加しているという話しに驚きますが、

お寺の枠に留まらず、川越のまちづくりの意欲が高い千田さん。

「Farmer'sMarketは都内でよく開かれていますが、川越でもついに始まったんですね」

とFarmer'sMarketに非常に強い関心を寄せてくれる千田さん。
千田さんも都内のお寺で開催しているFarmer'sMarketを手伝っていたこともあり、

いつか川越でやりたいと思っていたのだそう。
「Farmer'sMarketのようなイベントは大好きです」と話し、
ぜひお手伝いしたいとのことで、川越Farmer'sMarketのスタッフに加わってもらうことになりました。

もともと、お寺の方にしては意外にも?千田さんは、カフェ店や雑貨屋巡りなどが大好きだと言い、
Agostoには始め、お客さんとして行っていた時に

「うちでyogaやりませんか?」と話しが繋がっていったんだそう。
Agostoの向かいにある「1g」も千田さんのお気に入りのお店。

川越style

「1g 量りしれない1グラム http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11711853335.html


そしてお花屋さんで好きだというのが、「Nest」さん。
今最明寺で法事やお墓参りで用意している花はNestのもので、毎週届けてもらっているそう。
「彼のセンスが好きで、花をお願いしているんです」
こういう変化も、千田さんが川越に帰ってきて副住職となって始めたこと。


「fiore-Nest 物語の世界に入り込んだような http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12014528939.html


朝yogaが始まったのも、千田さんの新しいことやろうとする感性があったからこそ。
最明寺では今まで年一回主に檀家向けのイベントとして落語会などを開いてきましたが、
(今年は10月18日に「つゆのまるこ」さんの落語会を開催)
千田さんがこれから考える最明寺は、

一般の人が気軽に参加できるイベントをどんどん開催していきたいと話す。


今後の予定としては、2015年8月23日(日)に最明寺の「本堂内」で音楽LIVEを予定。

ライアーを演奏する演奏家などがやって来るそう。

そのLIVEでは参加者に浴衣を着てもらいたい、と
蓮馨寺近くにある「きものや沙羅」さんと連携して着物を借りて、

参加者に着てもらって音楽を聞いてもらおうとしています。

そのような今までのお寺の固定概念に捉われない千田さんの発想はさらに広がり、
これからは、神前結婚ならぬ

「仏前結婚(ぶつぜんけっこん)」を川越で広めていきたい、という思いも抱いています。
境内通路を歩いてもらい、本堂内で式を挙げる。
都内では仏前結婚は始まっていますが、埼玉ではまだ例の少ない仏前結婚が
川越から広がっていったら画期的なこと。

朝yogaは月に一度のペースで開いていきたいと話し、
次回は9月に開催予定となっています。(8月はお寺が超繁忙期のためお休み)
詳しい情報はサイトに載ると思いますので、チェックしてみてください。


「Love Life Yoga」

http://monieluwak.wix.com/love-life-yoga


「最明寺」

http://saimyouzi.com/



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