「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える川越で最も有名な情報サイトです。丁寧な取材に基づく記事、川越の一大叙事詩、川越を深く伝え尽くす。過去記事もぜひどうぞ。


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西武新宿線南大塚駅の南口を出てから、
あの森に向けて歩いて行きます。
閑静な住宅街を抜け、車が行き交う道路に出ました。

 

道沿いを歩いて行くとパッと急に色彩が変わり、
視界いっぱいに緑が飛び込んできた。。。
透き通るような緑に濃い緑、
緑のグラデーションが広がります。
庭、のようだけれど、
普通の庭とは違う奥深さがあることはすぐに分かりました。

ブロック塀で森を遮らず、奥まで見通せる視界、
道路沿いに面した所から低くして奥に行くほど高くなっている土。

道と森の境界線がなく、
いつの間にか森のなかに踏み入っていて、足が誘われるような森でした。

さあ入ろう、という意識を持たないまま
気づいたら吸い込まれ、
気づいたら森のなかに立っていました。

ここが栗原造園です。

 




目の前の植物たちの生き生きとした姿。
一年で一番綺麗に輝いている時期で、

これでもか、とはじけるように命が躍動しています。

 

フワフワとした芝の感触を確かめながら、

 

足が選ぶ方へ進んで行きます。

 

2014年5月17日に栗原造園で行われたのが

 

「春のオープンガーデン」です。

 

 



 

栗原造園さんで毎年春に行われているイベントで、
広い庭を開放し、庭のそこかしこに川越の素敵なお店が出店するイベントです。

 

 

年に二回春と秋に開催していて、

 

春は落ち着いたオープンガーデン。

今年は気持ち良い青空に恵まれました。

 

庭には、この季節らしい深緑を存分に楽しんでもらおうと、

 

椅子があちこちに置かれ、

緑と陽光と風と美味しいものを楽しむことができました♪

 

歩き、座り、また歩き。

 

歩くたびに緑や花の発見があり、

座ったところにしかない光と風がありました。

 

風が吹きぬけ、

 

葉が揺れて、

カサカサと揺れる音に、

地面の影がユラユラ揺れる。

それをただ見て感じているだけでいい。そんな時間に浸れます。


 

 

 

 

 


 

午前中から昼までの明るい光に照らされて、

まぶしいくらいに綺麗です♪

 

出店していたのは、

 

・ブーランジュリュネットさん
おなじみの美味しいパン屋さん。カレーも提供していました。

 

・焼き菓子 野里さん
八幡通りにある優しい味の焼き菓子屋さん。

 

 

・ライトニングカフェさん
時の鐘の近くにある、川越の老舗カフェ。

 

栗原造園のイベントには今回初出店だそう。
長岡式酵素玄米のお弁当や珈琲を提供。

 

・ディシプーさん      
素敵なセレクトの花、苗、雑貨などを提供。

 

 

*ワークショップ

 

古材を使用した額の制作。

 

*3.11ガーデンチャリティ
お子様ジュースや苗の販売など。

 

 

ゆっくりと噛みしめるように歩を進めると、

 

ナツロウバイ、ムラサキセンダイハギ、シロヤシオ、
ニセアカシア、ハコネウツギ、シャクヤク
ツリバナもしっかりと。ローダンセも見かけました。

 

それにしても・・・

 

目に飛び込んでくる緑、

緑には、いろんな緑色があることに気付かされます。

薄い緑、濃い緑、数え切れないほどの緑色が織りなすグラデーションが、

どこを見ても視界いっぱいに広がる。

 

それが光の当たり方で変わり、見る場所で変わり、

 

時間が経てばまた変わる。

万華鏡のように変わるグラデーションは、
刻一刻と変化し、均一でない、多種多様の豊かさがありました。

 

そして葉が地面に落とすのは、日影のグラげーション。

 

黒にもいろんな黒があり、
濃淡の日影が敷き詰められて、

それもまた時間と共に色が変化していく。。。

 

草の感触を感じながら、日影を踏む気持ち良さ。

 

 

影は気持ちいいものだと気付かされたグラデーションでした。

 


 

木々が生い茂る合間を抜け、歩きながら、
緩やか傾斜を足に感じていました。
地面は低い場所があったり、少しだけ高くなっているところがあったり。
ここには平坦な地面はむしろ少ないかもしれません。
ゆったりとした傾斜で自然と足が前に進んで、
まさに自然の地表を歩いているような感覚でした。

 

 

風が頬に当たるのが気持ちいい。

 

この庭は、木々が生い茂っているけれど、
本当に風がよく抜けていく。
どの場所にいても風を感じられるくらいで、
それこそ、栗原さんが意図して大事に作り上げた庭でした。

 

足し算で木々を足していくよりも、
いかに引いていくか。
引いた場所を風の通り道にして、
風が樹を揺らし、樹が地面の影を揺らし、森に生きた躍動感を与える。

 

 

詰まり過ぎていない「抜け感」のある庭は、
椅子を置いて寛いだり、食事をしたり、

 

人が過ごしたくなる庭でもあると気づかされました。

 

 

 

庭を散策しながら足元の植物をじっと見つめ、

 

時おり頭上の葉に見入り、
足の赴くままに進んだら・・・パッと視界が開けました。

ニセアカシアの大木が現れ、

網目のように地面に日影を作っています。


ニセアカシアの大木を挟むようにしてお店と出会いました。


 

 

 

 





 


 


美味しいものを手に椅子に座ってのんびりするお昼。
リュネットさんのパンを頬張り、

ライトニングカフェさんの珈琲をいただきました。
ナツロウバイが咲き誇っています。



庭の奥に発見してもらうようにお店に出店してもらっていたのは、

きっと栗原さんの密かなこだわりだったはず。


庭の真ん中でも、道路から見えやすい所でもなく、
むしろ一番奥や建物の軒先にお店を出店してもらっていました。
なにより森を歩いて欲しい、
歩きながらお店を発見して森のなかで美味しいものを楽しんで欲しい、

そんな願いが込められているのが伝わります。


造園会社として一年で一番忙しいこの時期にイベントを開催するのは、
それだけ今の時期の植物が美しく、見てもらいたい気持ちからであると思います。

 


 

 

「ここに座ろうか」

 

「ここで食べよう」


椅子に座り、地べたに座り、

思い思いの場所で食事を楽しみ、話し、寛ぎ、過ごす。

人と人の交流が生まれる庭でもありました。


この庭を作るにあたり、

栗原さんは自分たちが本当にいいと思う庭を

ここに実現したかったと話します。
まず自分たちが居心地良いと思える庭を作り、

庭とともにある生活を楽しむ。
オープンガーデンは

そこにお客さんを招いたパーティーのような雰囲気になればいい、と。

こういう発想とテイストの造園会社が川越にあることが貴重で、
庭でオープンガーデンを開催する行動力と、

毎年続けている情熱は川越では栗原さん以外にないと思います。

 

ここには、妥協なく理想を追求した庭づくりがありました。
普段の庭づくりからそうであるように、
どこに何を植えたら良いか、一つひとつ考えることから始まりました。

 

 

すぐ横に車が行き交う道があるのに、
この非日常感を作り上げるためには
長い時間を費やして出来上がってきた。
今でこそ大きな木に生長している木々も、
始めは3メートルくらいの大きさだったそうです。

 


まず大事なのは日照のこと。
建物の向き、時間とともに日光の当たり方が変わる。

そして、風の通り道をどう作るか。
どう風を通せば居心地良くなるか、
風当たりが強いところには木を植えてクッションにして和らげよう、
道の電線を見えないように、
ここに立った時に何が見えるといいか、

どの位置でも気持ちいい空間になるよう、配置を考えていきました。

 

木々の高低のバランスに、奥行きを感じさせる配置、

 

そこからくる立体的な森。

 

 

 

 

 

 


そして、緑のグラデーションを作るために

栗原さんならではの計算がありました。
「落葉樹と常緑樹をバランス良く配置する」
落葉樹は新芽が綺麗で、花がつくものが多い。
常緑樹は葉が厚いし濃い。
両者を混ぜながら色彩を作っていきます。
緑の中のアクセントになるように
ベニスモモやトキワマンサクで葉の色合いを変える。

通りに面してあるのは低い板垣だけ。
ブロック塀で囲むよりも開放的な空間にしました。
塀がないから風の通りもよくなり、
風が抜けて日当たりがよくなれば木に病害虫もつきにくくなる。
もちろん自然に合うように、建物も板塀にして。

そうして、何年もかけて気持ち良く過ごせる森に育ちました。


作り込んで、引き算して、
空間に抜け感があることが

見て綺麗だけでなく、歩いて、過ごして気持ちいい庭になっていると思います。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

庭で過ごしていると、
劇的な変化に目を奪われました。

 


太陽が少し動いて、森の風景が変わっていました。
緑のグラデーションの色合いが変わり、

風の通り道が移り、

日影の位置も動いていって。
わずかな時間でも風景が変化していくのだと再確認。



左から日が射し、左が明るい緑に。右へ行くにしたがって濃緑になっていく。


「ここ日影になったから、ここに座ろう」


森の変化に合わせて過ごす場所を変えていく、

そんな光景があちこちにありました。

 

また歩き始めると、

 

緑の中にお店との出会いが♪

ディシプーさんの花と、野里さんの焼き菓子がありました。



 


 

 

春のオープンガーデンではお馴染みで、

 

森の雰囲気とぴったりのお店です。

 

「今度はここが日影になったよ」

 

 

午前中は光に照らされていた場所が、

 

ちょうど日影になったようです♪
自然に合わせて、
移ろう影に自分を合わせる気持ち良さ。


 

 

 

 

午後の日で、また緑のグラデーションが変わりました。

ずっといることで、

より変化を楽しむことができました。

晴れていたので、余計に葉がまぶしかったです(*^o^*)

誘われるように歩いて、

座って過ごしたくなる庭。

 

川越にこういう場所があることが嬉しいですね。緑と美味しいものにいつまでも浸っていました。。。

また楽しみにしています♪

 


 


 

 


 


栗原造園さんの春のオープンガーデンでした。。。♪

「栗原造園」

川越市南大塚4-6-3

ちなみに毎週木曜日は

10:30~15:00で庭を開放しています。

散策してみてください♪

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


そして、秋には赤や黄色のグラげーションが見られます。

 

栗原造園さんでは、年に二回春と秋に庭を使ったイベントを開催しています。
秋のイベントでは、クラフト市として

 

紅葉の下に手づくりのものが庭いっぱいに並んでいました。

 

 

 

 

 


 

 

森のおうちのマーケット あきらふゆのもり

 


そして、去年の秋の時のマーケットで、

この庭でゴスペルを披露してくれたチームがあったんです。



ブリリアントスターズ。

その迫力と素晴らしい歌声に感動し、

いつか、何か機会があればまた川越で披露してもらいたいと思っていました。

 

そんな時に、

 

6月21日に蔵里でキャンドルナイトを行うと聞き、

キャンドルを灯すなか、ゴスペルを歌ってくれる方を探している、と。。。

これはブリスタしかいない!?と、すぐに連絡してみました。

ブリスタのみなさんも、凄く乗り気で

なんとキャンドルナイトに歌声を披露してくれることが決定!

楽しみですね♪

6月21日は、昼は雑貨イベント、

夕方からそのままキャンドルナイトに続きます。

2013年11月の冬至に行われたのが・・・

小江戸蔵里キャンドルナイト 賑やかに温かく

 

キャンドルの炎を見つめながら、

 

歌声に耳を済ませてください。。。♪




 

 

 

 

 


 

 

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11:00にスタートした川越パンマルシェ2014。

全ての販売がスタートし、蔵里の広場は人で埋まり活気に満ち溢れています。

欲しいパン屋さんの列に並び、見れば全部のブースが長蛇の列に。

「いらっしゃいませ!」

「ありがとうございます!」

各ブースから元気な声が聞こえてくる。

今回のパンマルシェは、11:00にまずスタートしてから、

12:30にパンの商品追加という二段構えの時間設定で行っていました。

また、昨年以上の混雑を想定し、列の整理をしっかり管理していたのが今年の特徴。

どのお店の列をどの方向に並んでもらうか、など一つひとつ考慮して決めていました。

蔵里の広場にあそこまで人が来て比較的混乱しなかったのは、

事前の列の計画と総勢20人のボランティアスタッフの支え、

なにより川越パンマルシェに来られる方の気持ちの温かさがあったと思います。


パンマルシェの来場者は、このイベントを本当に楽しみにしてくれている方々ばかりのようでした。

みなさん穏やかな表情で、笑顔に溢れ、

あれだけの人が集まっていたのに優しい雰囲気の広場は、感動的ですらありました。


お目当ての店のパンをまとめて買う、

あるいはいろんなお店のパンを少しずつ買って食べ比べしてみる、

いろんなパンの楽しみ方があって、いろんな笑顔があった。


ある出店SHOPの方が川越パンマルシェの雰囲気を見渡し、こう言っていました。

「川越パンマルシェのお客さんは穏やか」

列に並ぶのも待っている様子も、穏やかな気持ちでいてくれているのが伝わる、と。

川越パンマルシェの醸す雰囲気は、実は独特なのでしょう。

そこには、川越市内のパン屋さんが中心となって集まり、

地域に根差したイベントならではの空気感があるのかもしれません。


こちら、BREADMANさんのブースでは、

続々とお客さんの元へパンが旅立っていっています!



川越ベーカリー楽楽さん、牛筋黒カレーパンをずっと揚げ続けています。

それから、この日のために用意した

アイスレモンクリームパン、ロデブも好評でした♪


UPPER EAST SIDEさん、ホットドッグ大盛況です!




プレーンとサルサを出品し、ミネストローネとワインも合わせて大人気でした。

青空の下、ワインを呑みつつ、

出来立てのホットドッグを頬張る姿があちこちに見られ、まぶしかったです。


行田市からのゲスト出店、

TSUKIMO BAZAARさんの移動販売車も列が途切れず大盛況。


そして、川越パンマルシェ一番の長蛇の列となった、

入間市からのゲスト出店PANJAさん。




PANJAさんは、その熱気に圧倒されていました。
「川越パンマルシェ、こんなに凄いのか。。。」と。

数え切れないほどたくさんのパンを持ってきたつもりだったけれど、
販売スタートした直後からまとめ買いの方が続々と続き、

山のようにあったパンがみるみるなくなっていく。
「このままじゃ、もたない」
そう思ったPNJAさんはすぐに入間の店舗に連絡して、
追加でパンを運んでくれるよう手配していた。
が、しかし。。。
連絡の行き違いがあったのか、なんと伝えた量の倍のパンが蔵里に届いてしまったのです。
こんなにパンがあっても・・・と一瞬困った表情を見せるも、

それも全てお客さんの元へ旅立っていき、結局完売という結果に。
「川越パンマルシェ、こんなに凄いとは思いませんでした」
感慨深く語っていたのが印象的でした。


蔵里室内では、日本パンコーディネーター協会主催のワークショップが開催されています。

「水滴アート」や「まるごとカンパーニュのサンドイッチ」を作ることができるワークショップには、

大勢の方が参加し、和気あいあいと楽しんでいました。

これは川越パンマルシェの新たな試みとしてのワークショップ。

まるごとカンパーニュは実際にパンを使って作る体験で、新しいパンの食べ方の提案となっています。


カンパーニュの生地でサンドイッチを作り、

それをまるごとカンパーニュの中に戻して収める、という楽しく特別な体験。

(こうした形で完成!見た目がなんとも楽しげです)


ワークショップは、室内だけでなく外のテントでも行われ、

パンのある暮らしを楽しむと題して、
・粘土で作るミニチュアあんパン
・パンの簡単フェルトブローチ作り

を楽しむことができました。


子どもから大人まで、たくさんの方が手作り体験に参加しています♪
ミニチュアあんパンは、粘土をこねて色をつけ、美味しそうなあんパンを作ります。



そして、今年も大人気だった棒パンBBQ。

棒パンBBQというのは、シンプルだけどとっても楽しいパン焼き体験。
これはボランティアスタッフ主導の企画です。

まずは、ベタっとしたパンの冷凍生地をお客さんに渡します。
それを手の中で温めてもらい、しばらくすると・・・
15分もすると袋の中で生地が丸く膨らんできます。
そう、手の温度で生地の発酵が進んでいくんです。


楽しみながら、発酵という自然現象を体験できる趣向。
その生地を伸ばして、竹の棒にクルクル~っと巻き付けたら、あとは炭火で焼くだけ。
シンプルだけど、パンの起源に触れられるような体験、棒パンBBQ。
川越パンマルシェでは毎回行っている企画で、子どもたちに大人気です。





いい焼き色になったら、バターを塗ってハフハフしながら食べる。

自分で焼いたパンの味は格別ですね。



(今年から入口に総合インフォメーションを設置し、ボランティアスタッフが対応しています)


昼過ぎになると陽射しも出てきて、気温も上昇。
「さあ、フレンチトースト投入するか!」
とBREADMANさんがコンロに向かい始めた。


この日は暑くなると想定して、
冷たいものを提供しようと考えていたBREADMAN。
単なるフレンチトーストではなく、上にアイスの乗せて提供しようと目論んでいました。


お店の方でも、断トツ人気のクリームパンやオレンジ&クリームチーズを冷やしでも販売していて、
冷たいブリオッシュも提案しています。
BREADMANさんらしい柔軟な発想のパンたちです。


広場を見渡すと、お昼の時間をまわると落ち着いてきて、

日影や椅子に座りながら、まったりとパンを楽しむ光景が見られました。



川越パンマルシェのために遠方から来られた方もたくさんいて、

初めて蔵里、川越に来たという方も多数いたようでした。

COEDOビール片手に川越のパン屋さんのパンを食べ、

「COEDO美味しいですね!」という感想。

帰りには蔵里で川越土産を買って帰ると言いつつ、パンマルシェの雰囲気を楽しんでいました。

パンマルシェを通して、川越を知ってもらう機会にもなっていました。


雑貨ブースの3店は、

パンのある暮らしを彩る雑貨をたくさん出品し、

賑やかな広場の中で、その落ち着いた雰囲気はまるでオアシスのよう。




それぞれが違うテイストのお店で、

違いを楽しみながら見て回っている様子がありました。

中でも、tenoriさんの珈琲やRAWAさんのリースはやはり人気。

「可愛い~!」と手に取る方が途切れませんでした。


15時くらいになると、あちこちのブースがどんどん完売御礼となっていった。

朝・・・あれだけのパンが広場に並んでいたのに、

わずか数時間のうちにパンが一つも残らずなくなって、

ガランとなったテーブルだけが残る光景が信じられない。

蔵里の広場は終始熱気が渦巻いて、パンが好きという一体感に包まれていました

あれだけのパンを焼いてきたパン職人も凄い、

そして、

これだけ買われていったお客さんの情熱も凄い。



(この日のために職人が徹夜して焼いてきたパンが全部お客さんの元へ届けられました)

出店していたお店はみな、

前日からずっとパンを焼き続け、朝蔵里へ運んできて、そのままパンマルシェスタートに突入し、、

ひたすらパンを販売し続けてきた。


午後、落ち着きを取り戻してきた広場の片隅で、

ようやくお祭りの渦中の興奮からホッと肩の力を抜くことができ、

緊張感からだんだんと笑顔が見られるようになっていく出店者の皆さん。

一睡もしてない疲れが出てくる頃でもあったでしょうが、

それでもパン職人さんたちの、幸せそうな表情があった。


これだけたくさんのパンを焼いて、それが全部販売できた。

作った者にしか味わえない充実した表情がありました。



そして、棒パンBBQもラストスパート。

200個以上の生地も、いよいよ最後の提供となりました。

最後の子どもたちに綺麗に焼いてもらって、棒パンBBQも完売御礼となりました!



出店したパン屋さんは、みな個人で頑張る地域のパン屋ばかり。
静かさを取り戻してきた蔵里の広場では、

お互いのブースを行き来し、無事に終わったと健闘を称え合っていました。
この一大イベントを、出来る限りのパンを焼いて応えようとしたまさに戦友だった。

普段はお店の仕事に追われていると、なかなか他のお店に行けない、
川越パンマルシェという場は、パン屋さん同士の交流の場でもありました。



(そして、雑貨も物色したりしつつ!)




16:00。


この日5000人の方が詰めかけた川越パンマルシェも終了となりました。

出品された手作りのパンと同じように、

市民による手づくり感満載のパンマルシェ。

今回、たくさんの方に「楽しかった!」と言ってもらえたことが、

スタッフ一同頑張ってよかったと報われるようでした。

パンマルシェにあったのは、

どのパンにしようか考えている表情、

これに決めたとパンを手にした表情、

袋に入れられて受け取った時の表情、

素敵な雑貨とめぐり合えた、

まるごとカンパーニュのサンドイッチが出来上がった、

ミニチュアあんぱんが上手くできた、

棒パンが美味しかった、

この日、数え切れないくらいたくさんの笑顔を見る事ができました。

皆さんの楽しそうな表情を見れたのは、スタッフという立場だからこそでした。







数え切れないほどのパンがお客さんの元へ旅立っていって、

「パン」という日常的な食べ物で、非日常の特別な時間をみんなで楽しんだパンマルシェ。

この日の夕食に、次の日の朝食に、

川越中の食卓にパンマルシェのパンが並んでいただろうことを想像すると

なんだかニンマリしてきます。


川越には、埼玉には、美味しいパン屋さんがたくさんある、
パンを今よりもっと身近に感じてもらえたら、
パンマルシェ開催の意味もあったのではないかと思います。

もし、気になった出店SHOPがありましたら、
これからぜひお店の方にパンや雑貨を覗きに行ってみてください♪


一日の大半の時間をパン作りに注ぎ、

日々地域のパン食を支えているお店と職人が川越の各地にいる。

日々の仕事が大変な中でも、

いや、もっとパンを身近なものとして感じてもらいたいと願い、

一年にたった一度だけ一ヶ所に集まろうという祭典が、川越パンマルシェです。


必死に焼き、無事に完売御礼で幕を閉じ、

川越オールスターの顔触れが集まった宴も終わりました。

お祭りが終わればまた、

各店は毎日こつこつと丁寧にパン作りに打ち込む日常へ戻っていきます。

出店SHOPの皆さんはもう、普段の仕事に戻り、

明日お店に並べるためのパンを焼く仕事の日々です。


今日よりも明日、

もっと納得いくパンが焼けますように。

足元を見つめながら、一歩一歩前へ。

この積み重ねで、川越のパンはより美味しくなっていくはず。


みな今はやり切った疲労感で何も考えられないだろうけれど、

まだ捉えられない視界のずっと先に・・・

パンマルシェ2015の光をうっすらと感じながら、

この一年前進してくのみ。


川越パンマルシェ2014。

出店SHOP、ボランティアスタッフ、応援してくれた方々、

なにより参加してくれた方々、

みんなで作り上げたパンマルシェだったと思います。

川越パンマルシェに関わってくれた全ての皆様、
ありがとうございました!


成功を祝してここに。。。


また来年、川越パンマルシェ2015でお会いしましょう!

楽しみにしていてください!



2014年5月25日第3回「川越パンマルシェ2014」

◇パン、ドーナツの販売
・WACCI (ワッチ)
・善太郎
・ベッカライ0044
・ブーランジェ リュネット
・BREADMAN
・パン工房 クローバー
・川越ベーカリー楽楽
【ゲスト】PANJA(入間市)
【ゲスト】ツキモバザール(行田市)
☆オリジナルパンセット参加店 バニトイベーグル川越店・カフェ蔵

◇ドーナッツ
・CAFÉ ANTI


◇ホットドッグ
・UPPER EAST SIDE


◇ パンのある暮らしを楽しむワークショップの開催
・粘土で作るミニチュアあnパン
・パンの簡単フェルトブローチ
・パンコーディネーター協会


◇ 暮らしを彩る雑貨の販売
・ちいさな雑貨店 tenori
・雑貨と花のアトリエ ATELIER RAWA
・ブルーグリーンのDoorの雑貨店 Cha-tu-cha


◇チャリティ 親子で楽しむ棒パンBBQ


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


という、大団円の後に。


この日、集まったボランティアスタッフ一同でも記念写真を撮りました。

今や一大イベントになった川越パンマルシェ、

多くの市民の応援が必要と、blog、facebook、twitterで呼びかけ手を挙げてくれたのが総勢20人。
自分がお客さんとして楽しむのもいいけれど、
パンマルシェを縁の下で支えたい、と集まってくれた面々。

運営側にいると、会場のお客さんの表情がよく見えます。
たくさんの笑顔を見ることができて、
ボランティアで参加してよかった、とみんな話していました。
そのみんなの充実した笑顔が、

なにより川越パンマルシェの成功を物語っていました。

始めはぎこちなかったメンバーも、時間が進むごとに一体感が生まれて
最後には最高の仲間意識が芽生えていました!


朝のミーティングで、
「成功させようね!」と、ハイタッチを交わして始まった川越パンマルシェ。
そう、やっぱり最後の締めには、
「お疲れ様!」と、ハイタッチを交わして締めくくりました。


お疲れ様でした!




また来年、川越パンマルシェ盛り上げましょうね♪
川越パンマルシェ2014。完。
そしてこれからも・・・

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川越パンマルシェ2014、無事に終了しました。

3回目となる今回は、昨年をはるかに超える

5000人の方に来ていただきました。

たくさんのご来場ありがとうございました!!


蔵里の広場は最初から最後まで、

温かく穏やかな雰囲気に包まれて

幸せな時間が流れていました。



小さなお店が集まって、

こんなスケールの大きな祭典を手作りする、

夢の中にいるようなワクワク感にずっと浸っていました。


◇パン、ドーナツの販売
・WACCI (ワッチ)
・善太郎
・ベッカライ0044
・ブーランジェ リュネット
・BREADMAN
・パン工房 クローバー
・川越ベーカリー楽楽
【ゲスト】PANJA(入間市)
【ゲスト】ツキモバザール(行田市)
☆オリジナルパンセット参加店 バニトイベーグル川越店・カフェ蔵

◇ドーナッツ
・CAFÉ ANTI


◇ホットドッグ


・UPPER EAST SIDE


◇ パンのある暮らしを楽しむワークショップの開催
・粘土で作るミニチュアあnパン
・パンの簡単フェルトブローチ
・パンコーディネーター協会


◇ 暮らしを彩る雑貨の販売
・ちいさな雑貨店 tenori
・雑貨と花のアトリエ ATELIER RAWA
・ブルーグリーンのDoorの雑貨店 Cha-tu-cha


◇チャリティ 親子で楽しむ棒パンBBQ


出店SHOP、そして、ボランティアスタッフで作り上げた

川越パンマルシェ2014。



川越だからこそ、

お店が一致団結し、

ボランティアスタッフもこれだけ集まり、

楽しみに参加してくれる方もこれだけいる、

今回ほどこの街の底力を強く感じた日はありません。


川越のパン屋さんが中心になって集まり、

市民を、街を巻き込みながら、

決して特別な日の食べ物でない「パン」で盛り上がる。


力を合わせればできること。


全国各地でパン祭りが開催されるくらい、

パンのお祭りがブームになっているそうですが、

パン祭りのことに詳しい出店SHOPの方が言っていた言葉が忘れられません。

「川越パンマルシェは、会場の雰囲気が穏やかで、

お客さんのパンが好きな気持ちが広場に充満している。

幸せな気持ちになります」


専門誌を発行している出版社の方も、

「川越パンマルシェは、地域に根差した感じが伝わってきます」

と話しをされていました。


この幸せな一日のことを、舞台裏の話しを含めて、

実況風に最初から最後まで振り返って、共有したいと思います。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


5月25日(日)9:00。

天気予報では今日は一日晴れて暑くなるとのこと。

天候に恵まれて開催できることにホッ一安心です。


蔵里の広場はまだ静かな雰囲気。

出店SHOPのパンたちも、お客さんもまだまだやって来ていません(*^o^*)

全部で一体いくつのパンが集まり、どのくらいの来場者があるんだろう、

ワクワクしながら11:00スタートの準備を進めます。


今年は特に、

川越パンマルシェに向けられる期待をもの凄く感じていたし、

間違いなく語り草になる一日となるだろうことは事前に感じていました。


テントだけが張られた広場。

この広場が数時間後には

パンや雑貨に溢れることがまだ実感できません。







テントは前日の夜にスタッフが来て設営しました。

その設営のためだけにわざわざ都内から、

「手伝わせてください!」と来てくれた方もいた。

このイベントは、多くの人に支えられて開催していますが、

こんなに想いを寄せてくれるイベントは、他ではなかなか見ません。

それはパンの祭典だからこそだと思うし、

パンが好きという愛情を表現したくなる、

パンがどれだけ愛されている食べ物なのか分かるようでした(*^o^*)


雑貨ブースの3店が蔵里に到着しました。

パンマルシェを意識した素敵な雑貨を持ってきていただき、

ブースを作っていきます。




パンとともにいただきたい珈琲。

パンを乗せたら、料理を盛り付けたら、いろんな想像が膨らむお皿。

実際にパンがたくさん集まる場なので、

より生活シーンのイメージが膨らみます。

それぞれにテイストの違う3つの雑貨屋店、

その違いを感じて楽しむのもパンマルシェの楽しみ方です♪


行田市から出店していただいたパン屋さん

TSUKIMO BAZAARさん、たくさんのパンを積んで蔵里到着。

いつもの移動販売車で、蔵里の入口で販売します♪



9:00にはボランティアスタッフのミーティングも始まりました。

呼びかけに対して

川越パンマルシェのために集まってくれたのは総勢20人!
昨年の混雑もあったので、

今年はたくさんの人手が必要になると募集しましたが、

こんなに手を挙げてくれた方がいて、本当に感謝です。






集まったのは、

川越の人だけでなく、市外からも「手伝います!」と応援に駆けつけて頂き、

都内から来ていただいた方もいました。

「昨年はお客さんとして川越パンマルシェに来て、

今年スタッフ募集しているのを見て応募しました」という方など、

パンマルシェだからここまで集まったんだと思います。

川越のイベントは市民がボランティアで支えるものが多いけれど、

人にこんなに想いを寄せられるイベントはなかなかない。


話しを聞いたら、やっぱりみんな「パンが好き!」というのが伝わります。


ボランティアスタッフ募集の呼びかけた時の文章にも書きました。

「パンマルシェは参加するのも楽しいですが、
支える方がよりパンマルシェを楽しめる、
それは昨年も支えたからこそ言える実感です。
運営にいると、より会場の雰囲気がよく見えます。
川越パンマルシェの会場は、柔らかく優しい空気に満ちていて、
たくさんの方の幸せな気持ちをおすそ分けしてもらった体験が楽しかったです」と。


この祭典の温かい雰囲気。

ずっと浸っていたくなる時間。

スタッフとして参加することが、

もっとも長くパンマルシェに浸ることができるんです♪


イベントが滞りなく運営できるよう、最終確認を行った後は、

「成功させようね!」とみんなでハイタッチで笑顔で決起しました。

同時に、みんなの表情が引き締まった瞬間でした。

初対面同士が多かったスタッフでしたが、

この瞬間に一体感が生まれたように思います。


そして、

会場設営へとそれぞれ散らばっていきました!





棒パンBBQのコンロ設営をテキパキと♪

毎回行っている棒パンBBQは

ボランティアスタッフ主導の企画です。

会場設営や列の整理など縁の下で支えるだけでなく、

スタッフによるブースを用意しているのが川越パンマルシェ。









この日用意した棒パンの生地は全部で210個。

たくさんの子どもたちに楽しんでもらえますように。。。

ちなみに棒パンBBQの生地も

もちろんこだわりのもの。

川越ベーカリー楽楽さん提供のもちもちの生地でした。


会場に続々と到着する出店SHOPの方々とパンたち。


「たくさん焼いてきましたよ!」

と、会場入りしたPANJAさん。


出店SHOPのみなさんは、この日のために

一人でも多くの方にパンを届けたいと徹夜して焼き、

たくさんのパンを持って来ていただきました。

普段の仕事をしつつ、パンマルシェのために

かなり前の段階から計画を立て

この日に照準を合わせて普段の何倍もパンを焼いてきています。

その情熱こそ、川越パンマルシェを成り立たせているものです。


他の食べ物だったら、川越市内の人気店が一堂に集まって

祭典を開くという発想が生まれただろうか、と

考えることがあります。

持てる力を全部出して、お祭りを盛り上げようとするパン屋さん同士の連帯感、

それが三回も続いているということ、

「夢のよう」と言い表したのは、本当に夢のようなんです。


10:00を過ぎるとだんだんと広場に人が集まってきました。




どんなパンが並んでいるんだろう?

どんな雑貨があるんだろう?と

あちこち見て回っている姿がたくさんありました。

同じ種類のパンでも、パン屋さんによって形も作り方も違う。

個性あるそれぞれのパンを見比べするのも

パンのお祭りならではの楽しみ。

開始まではまだですが、

この場でゆっくりパン屋さん巡りを楽しめる時間帯でもあります♪


雑貨のテントでは、

tenoriさん、ATELIER RAEAさん、Cha-tu-chaさんのブースの準備が進み、

お客さんを迎える体制が整ってきました!












時間を追うごとに

広場に川越パンマルシェの形が出来上がっていく様子にワクワクします。

開始までもう少し。。。




今回の川越パンマルシェでは、

蔵里の広場だけでなく、室内も目一杯使おうという試みをしました。

蔵里内にあるギャラリーつどい処では、

スタッフがオリジナルパンセットの袋詰めを行っています。


各店のパンを詰め合わせにしたもので、

川越パンマルシェからお送りする特別なパンセットです。

去年も大好評であっという間に完売し、

今年もこの日のためだけのパンを作ってもらったりし、

去年の倍の数を用意しました。


今回用意したセットは2つ。

埼玉県の食材を使用した「彩の国セット(50セット)」と、

お店いちおしの「いちおしパンセット(セット)」の2種類を用意し、

スタッフが袋に詰め合わせをしてセットを作りました!





11店舗のそれぞれのパンを一つに詰め合わされたセット。

いろんなブースを買い回らなくても、

これ一つでパン屋さん巡りができ、

なおかつみんな今日焼きたてのパンであるという、

普段やろうと思っても実現難しい体験を提供しました*^o^*)


この日だけのパン、このパンの顔触れが揃うことはもう二度とない、

これが川越パンマルシェ2014がお送りしたオリジナルパンセット、

渾身のラインナップをご覧ください。。。♪

【彩の国パンセット 2100円】埼玉県産の素材を使ったパンのつめあわせ
・ツキモバザール 自家製酵母スコーン~行田在来青大豆とほうれん草~
・PANJA  ヴェール (狭山茶 オレンジピール、ホワイトチョコ)
・カフェ蔵 河越抹茶あんぱん
・善太郎  COEDO漆黒ビールパン
・ブーランジェ リュネット 弥右エ門酒粕酵母、鏡川酒蔵の酒粕入りカンパーニュ(埼玉県産小麦)
・CAFE ANTI 河越抹茶のおからスコーン
・BREADMAN  埼玉県産そら豆とミオカザロのベーコンのリュスティック~ほんのりカレー風味
・ベッカライ 0044  松本醤油生地の枝豆チーズパン
・WACCI 越生産ゆずのあんぱん(使用)
・川越ベーカリー楽楽 毛呂山産いちぢくのジャムとチョコレートのリュスティック
・パン工房クローバー 川越産ほうれん草とベーコンのベーグル


【いちおしセット 2100円】参加店舗のいちおしパンのつめあわせ
・ツキモバザール かぼちゃパン
・PANJA  煮たまごパン
・カフェ蔵 とりぶしチーズ
・善太郎  井上さんの卵を使った「三兄弟」
・ブーランジェ リュネット 十穀玄米うきょうパン                    
・CAFE ANTI あんドーナッツ
・BREADMAN  とうきびチョコのリュスティック
・ベッカライ 0044  ぴーかんナッツのパン
・WACCI 白神チーズ
・川越ベーカリー楽楽 プレミアム食パン ½斤
・パン工房クローバー オレンジとホワイトチョコのフランスパン







オリジナルパンセット完成!



外のワークショップのテントでは、

開始前から子どもたちがまだかまだかと

楽しみにしながら集まっています。

粘土で作るミニチュアあんパンと

パンの簡単フェルトブローチを体験できます♪

そして、素敵な雑貨も販売しました。




川越パンマルシェ、パン屋さんが集まるだけでなく、

雑貨屋さんにワークショップに、棒パンBBQに、

パンにまつわるさまざまな体験ができます。

そこがこのイベントが大事にしているところ。

パンを買うだけでなく、体験して欲しい、と♪


10:30。開始30分前になると

広場がそわそわして来るのを感じました。

お目当てのパンが決まり、ブースの前で待ち構え、

その時を待っている様子がありました。



スタートを目前に控え、

各店のブースも準備が整いました!

それぞれのお店がこの日のために焼いてきたパンたち、

ブースの様子を覗いてみます。


川越の松江町から「善太郎」さん、

食パン、ブリオッシュなどなど到着!

会場にいて、「善太郎さんの出店はどこですか?」と

聞かれることがありました。

普段、なかなか行けないお店のパンを買う事ができるのも川越パンマルシェならでは。

善太郎さんも持てる力を全部出し切って

パンをたくさん焼いてきていただきました。



CAFE ANTIさん、パン工房クローバーさん、ブーランジェ リュネットさん、

3店が並ぶブースがこちら!



川越の小仙波町から

おから・豆乳の優しいドーナツの「CAFE ANTI」さん。

この日は定番のものから今話題の河越抹茶を使用したものまで、

3、4個のセットで販売していただきます!



川越の砂から「パン工房クローバー」さんは、

今年は菓子パンを多めに

親しみのあるパンをたくさん持ってきていただきました!



川越の砂新田から「ブーランジェ リュネット」さんは

ハード系を中心に、丁寧に作られてこだわりのパンを提供です!





こちらのテントでは、

川越の東田町から「BREADMAN」さん。

並んでいるサンドがめちゃくちゃ美味しそう♪






ちなみにBREADMANさんのカンパーニュなどに使われている酵母は、

川越の地ビールCOEDOから起こしたもの。

川越繋がりの夢の競演が見られます!



川越の的場北から出店、

「ベッカライ0044」さんのレーズン100、いい表情で焼けています♪



川越の新宿町から「WACCI」さん、

ふんわり優しい風合いのパンがやって来ました!



川越の元町から「川越ベーカリー楽楽」さん、

おじゃマップで紹介されたこともあって、

かなりの反響が予想されます。どうなるでしょうか!




そして、川越の南通町から出店の「UPPER EAST SIDE」さんは、

ホットドッグを作り上げる準備完了です。

蔵里入口の様子を見に来ると今年のゲスト出店、

行田市の「TSUKIMO BAZAAR」さん、

入間市の「PANJA」さんのブースが出来上がっています♪

PANJAさんのブースに、牛ホホ肉の赤ワイン煮がたくさん並んでいます!

もし売れ残ったら買いたいと密かに思っていた幻想も、

あっという間に完売で打ち消され(*^o^*)

でも、こだわりのパンがお客さんのもとに届いたのはとても嬉しいです。






・・・と、

全ての準備が整いました。


今年も無事に開催できることに

なによりホッとしていました。

川越パンマルシェ開催は三回目ではあるけれど、

まだ三回目にして

ここまでのスケールのイベントに成長したことに、

運営に関わる者みんなが驚いています。

パンをもっと身近に感じてもらいたい、あわよくば川越のパンの街にしたい、

小さな想いを持つ者同士が集まって

手作りのイベントを開いたところから始まったパンのイベント。


第一回目は1000人強の来場。

去年の第二回目は3500人の来場、

回を重ねるごとに来場者数は増えていき、

このイベントに寄せるお客さんの想いを肌で感じていました。


そして、

今回の三回目の来場者数は5000人を突破しました。


個人のパン屋さんが必死に焼いて、

ボランティアスタッフが支え、

ポスターやポストカードを置いて応援してくれたお店の方々、

なにより来場していただいた多くのお客さんがいる。


みんなで作り上げる第三回目のパンの祭典、

川越パンマルシェ。

11:00。その時を迎えます。


















川越パンマルシェ2014、スタートです!!




幸せな雰囲気はここからずっと続いて。。。

後編 」に続く!


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「川越パンマルシェ」
2014年5月25日(日)

【会場】
小江戸蔵里 (広場)
川越市新富町1-10-1 川越駅より徒歩15分

11:00販売開始
12:30各パン屋商品追加

12:00及び13:00 オリジナルパンセットの販売

【内容】
◇パン、ドーナツの販売
・WACCI (ワッチ)
・善太郎
・ベッカライ0044
・ブーランジェ リュネット
・BREADMAN
・パン工房 クローバー
・川越ベーカリー楽楽
【ゲスト】PANJA(入間市)
【ゲスト】ツキモバザール(行田市)
☆オリジナルパンセット参加店 バニトイベーグル川越店・カフェ蔵

◇ドーナッツ
・CAFÉ ANTI

◇ホットドッグ
・UPPER EAST SIDE

◇ パンのある暮らしを楽しむワークショップの開催
・粘土で作るミニチュアパン
・パンの簡単フェルトブローチ
・パンコーディネーター協会

◇ 暮らしを彩る雑貨の販売
・ちいさな雑貨店 tenori
・雑貨と花のアトリエ ATELIER RAWA
・ブルーグリーンのDoorの雑貨店 Cha-tu-cha

◇チャリティ 親子で楽しむ棒パンBBQ

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


川越パンマルシェ2014の広報担当ということで、

出店SHOPを紹介してきましたが、

今日の紹介でいよいよ明日の開催を迎えます!

去年も、公式blogやfacebookなどで伝えていて

(もちろんここでも!)

凄く反響があるなあと思っていましたが、

今年は去年以上の反響の大きさを感じています。


3回目ということで、かなり浸透してきたと思います。

一体、蔵里の広場はどうなってしまうのでしょう。。。(*^o^*)


川越パンマルシェの出店SHOPは、

どのお店も個人で頑張る素敵なお店ばかりです。

パン屋さんに雑貨屋さん、

小さなお店が多いけれど、みんなで力を合わせて作り上げる祭典に

何千人もの人が訪れてくれる。

夢のような話にいつもワクワクします。


川越のパン屋さんに、川越の雑貨屋さん。


そして・・・


パンマルシェには、所沢市からも雑貨屋さんが出店します。

去年に続いての出店。

あの空間は、そこでしか手に入らないものが溢れ、

生活に大事なものは何なのか取り戻させてくれる。


所沢といっても、車や電車で行きやすい場所にあります。

お店に辿り着くまでの車中は、

すぐに辿り着いて欲しいような、まだ着いて欲しくないような

複雑な気持ちが入り混じって落ち着かない。。。

大切な場所へ向かう道のりは、いつも悩ましい。


電車だと、所沢駅西口降りたら真っ直ぐ進んで、

3つ目の信号を右へ曲がります。

そうすると

ブルーグリーンのドアがすぐ左に見えました。


そこが

すぐ見つからないで欲しいと内心願った・・・

「Cha-tu-cha(チャトゥチャ)」さんです♪

リピーターの方が多い、所沢の素敵雑貨屋さん(*^o^*)

外に使い込まれた雑貨がそっと置かれていて、

その一角だけ周りからパッと雰囲気が変わって、

「ここはなんだろう」と目を引かれます。

お店を見つける前に、

雰囲気に引き寄せられる場所でした。


よく見ると、多肉植物の寄せ植えが

外のそこここに置かれています。
落ち着いた寄せ植えたちは風景に馴染んでいました。




ドアから店内に入ると、

目の前に広がる空間は、以前とは少し違う雰囲気に。。。

来るたびにお店の雰囲気が変わっていて、
ディスプレイを変えるのが好き、と話すように

頻繁に変えているディスプレイで、

以前とは別のお店のように感じます。



お店には生活雑貨からアンティークの物から、
他ではなかなか手に入らない作家さんのものまで、
「売れるものよりも自分が好きなものを集めています」
と話すこだわりの空間です。


Cha-tu-chaさんは4坪ほどの小さなお店。

広さには限界があるので、

あれも置こうこれも置こうとするのではなく、

本当に自分が置きたいものにこだわりたい、と
一つひとつ大事に選んで取り扱っているものが並びます。


例えばカトラリーなら、

一品一品自分が気に入って選んだものが並んでる。





今回のパンマルシェをきっかけにして、

いろんな雑貨屋さんで感じたのは、

小さいお店だからこそ、あれもこれもと置くのではなく、

店主の方が本当に好きなもの、置きたいものが並んで、

テイストがストレートに表現されていると感じます。

小さいからこそ洗練されるようです。


Cha-tu-chaさんの言葉にハッとしました。

うちは器を買い求められる方が多いんですよ、と聞いて、

確かにこの空間は、お店の雰囲気と器のテイストが凄くフィットしている。

ここで買いたい、と思わせる雰囲気を醸していて。。。

器だけでも7人ほどの作家さんのものを扱っています。











お店で扱う作家さんとは、

各地のクラフト市などに出かけて行き、

話しを聞かせてもらいながら繋がっていきました。


服に靴下、身に着けるものは天然素材のものしか扱わない。
コットン、リネン、シルク100%が並びます。
「肌触り、使い心地が全然違いますよ」
と話します。







Cha-tu-chaさんはアンティークが好きなので、

海外にも定期的に買い付けに行っていて、

アジア、ヨーロッパなどに一点物と出会いに行くそう。


例えば、以前チェコへ行った時は、

「まるで街全体が時間が止まったようで、凄く良かったですよ」

古いものも手に入りやすく、アンティークの宝庫。


そして、去年お店に来た時に、
「秋にはドイツ、オランダに買い付けに行く予定です」と

話していたのを覚えています。


その後、どんなものが並ぶのか楽しみにしていたのですが、
旅して買い付けてきたものが、お店に並んでいました。
アンティークが空間にあると、やはり場が引き締まりますね。





「ドイツの物のテイストが今は好きなんです」

去年はドイツ、オランダへ買い付けの旅に行き、
アンティークをたくさん見つけてきました。

オランダはアムステルダムとユトレヒトの

蚤の市や道具屋さんを周ってきたそう。


よく買い付けに行くドイツでは、
ベルリンやライプツィヒを巡ることが多く、
特にベルリンは

小さいものから大きいものまで蚤の市があちこちで開かれている。


初めて行ったライプツィヒでは、
普段は農場のところに月に一度凄く大きな市が開かれているので、
それを目指して見に行ってきたそうです。
朝から晩まで周っても

一日では見きれないくらい規模の大きな市だった。

そこには、仕事として出店している方に、

家のものを出す一般の方まで、そのごちゃ混ぜの中に

風合いのいい古い物を見つけてきました。


買い付けに行くのはヨーロッパ限定というわけではなく、

アジアならタイも好きで旅をしている。

国ごとに、その国ならではの良さがあって、

ついいろいろな物を日本に連れて帰って来てしまう、と(*^o^*)


「去年の川越パンマルシェでは、アンティークが人気あったんです。

川越の人は古い物に興味もってくれる。
今年も古い物を持っていくつもりです」




今回のパンマルシェで、これをぜひお勧めしたい、というのが、
ドイツのレデッカーというメーカーの
爪ブラシでした。





庭仕事をして爪の間に入った泥を取ったりするブラシ。
柔らかい毛に日本ぽくない絵。
これが、リピーターの方に、

プレゼントに買い求められる方も多い人気商品になっています。
ぜひ手に取ってみてください♪


他にはイタリアのリネン生地に、

アメリカとフランスの古いテント生地で作られたコースターがあったり、

見るだけでなく、いろんなものを触りたくなる空間。。。(*^o^*)


そして、Cha-tu-chaさんで

またこれを見ることができました。

まるでアンティークのような佇まい。

売り物ではないんだけど、

その風合いがたまらなくいいのです♪


商品の陳列台で使われていた

かつてのミシン台と食器棚です。

長い時間を感じさせる自然な色のはげ方、

なんだろう、見ていると

パンのカンパーニュの表面を見ているような感覚になる。

パンも古いミシン台も、

どちらも長い時間を経たものにしかない風合いがあります。



左のミシン台は、商品棚にもなっていて。




かつて食器棚に使われていた棚には、

棚と同じくらい風合いのいい小皿などが置かれていました。




この二つの什器は、

Cha-tu-chaさん自身、もういつ手に入れたか分からないくらい前から

実際に自分で使っていたものだそう。

お店をオープンさせた時から、

什器としてここで使っています。


Cha-tu-chaんはお客さんから、
「他では見ないものと出会える」とよく言われるそう。

外国に自分で買い付けの旅に出かけ、
日本ではあちこちのクラフト市などに出かけ作家さんと出会う。

日本でも外国でも、自分で旅をして
自分の目で見て、話しを聞いて
気に入ったものを連れて帰って来てここにあります。

他にはない唯一無二の物にこだわっている。


「このお店は、オープンから7年目になります。

その前は7、8年あちこちのギャラリーを旅して周っていたんですよ」


ここをオープンする前店舗を持たない時には、

都内や埼玉など、場所を貸してくれるギャラリーに

雑貨や自分の什器を持って行っては展示販売をしていました。


外国を旅して雑貨たちを買い付けてきたように、
日本各地を旅をして雑貨を展示販売していた時期が長くありました。
それを何年も続けてこられたというのは、

本当に好きじゃないとできないこと。。。


天然素材のもの、風合いのいい古い物、作家さんの一点物、

ずっと大事にしたいものと出会えるはずです。。。♪


店内にも多肉植物の寄せ植えを見つけました。

ドイツの器に入れられています。


年に何回かお店でカフェ企画も行っていて、

この雰囲気のなかで、

パティシエだったCha-tu-chaさんの手作りスイーツをいただける。

特別な時間ですね。


所沢から川越パンマルシェ出店の雑貨屋さん、

Cha-tu-chaさんでした♪








「Cha-tu-cha」

所沢市元町4-12

12:00~17:00

月・火・金・土営業


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「生地が美味しいって言ってもらえると嬉しいですね」


パン職人にとって、生地を美味しいと言ってもらえることがなにより嬉しいこと。

だからこそ、

生地の美味しさにこだわります。

5月25日開催、

去年に引き続き川越パンマルシェに出店するベッカライ0044さん。

お店があるのは霞ヶ関です。

3回目の開催となる川越パンマルシェは、

回を重ねるごとにネームバリューが高まって、

出店することがお店にとってブランド化になっている面もあり。

そして、ベッカライさんに出店してもらうことで、

パンマルシェの魅力もアップしています♪


お店は午前中の開店から夜まで、

ひっきりなしに人が訪れ、

パン屋というのみならず、霞ヶ関地域に活気を与え、

地域を盛り上げているお店です。


一年ぶりにお店の様子を伝えます。

あれから、どんな風に変わっているでしょう。。。

改めて取材分を加筆して、パンの話しを層のように重ねて、

じっくりベッカライのことを紹介します。


パン屋さんはそれぞれ、

こだわりのパンがあります。

中でも、シンプルだからこそ「バケットは神経を使う」と語り、

そして、お店の個性としてこだわりたいパンがあります。

これだ、と信念を持ってこだわり、

お客さんに知ってもらって食べてもらいたい自分のパンがある。

こだわるからこそ想いが伝わり、

いつのまにかお店の代名詞的なパンになっている。


ベッカライ0044の店主、榊原さんに、

『こだわってるパンは何ですか??』と訊ねた時に、

まっ先に名前を挙げたパンが、

「食パン」だったんです。


そこには・・・

2006年にお店を始める時からの

想いがありました。

いや、もっともっと前からの思い入れと言った方がいいかもしれません。

パンが食べるのが好きで、

小さな頃から食パンが大好きだった、と。


お店の看板商品にしたいと試行錯誤し、

それが今では

お店の人気商品になっていて、

たくさんのお客さんに支持されています。

午前中に買い求める方、

閉店間際の時間まで「食パンを」と買っていく光景がある。




買った当日は生でいただきました。

噛みしめた時のほんのり甘みが広がり、

翌朝トーストした時の香ばしさ。

毎日食べても飽きない日常食としての、この食パン。


お店に伺ったのは夕方でしたが、

この時間でも次から次にお客さんがやって来ていました。

昼時は外まで並ぶくらいの人気店です。

地域に愛され、地域の生活になくてはならないお店だと、

食パンを買い求める方の姿を見ていて思いました。


ベッカライの榊原さんには、

ブレない信念がありました。

美味しい食パンのお店を作りたい、と。


真摯な姿勢がありました。

毎朝の朝食は、自分で焼いた食パンを自分で食べ、

風味の違いを感じ取ろうとしています。

時には夕飯にも自分の食パンを食べる。


そして、謙虚な姿勢がありました。

「それでも同じようなものはなかなか作れない」と。


川越パンマルシェに関わって、

パン職人に話し聞かせてもらうと、感化される面がたくさんあります。

みなさんが真摯にパンに向かう話しを聞いていると、

こちらまで背筋が伸びるのを感じます。

パンだけを伝えるのではなく、

パンに向かう姿勢、

そこまで感じてもらえるよう伝えたい♪


今日は、川越の霞ヶ関にある、

「ベッカライ0044」のお話です。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

東武東上線、霞ヶ関駅から、

東京国際大学のある通りへ。


その通り沿い右手にお店はあります。

大学まで行かない手前です。
川越style






この地域は大学もあり、角栄団地もあるし、若い家族も多い、

お客さんの年代は本当に幅広いと言います。

そして、リピーターが9割くらいという、

地域に根差し地域になくてはならないお店。

店内から入口のガラス越しに外からお客さんが入ってくるのを見かけると、

顔を見れば買うパンがすぐに分かるそう。

お客さんの嗜好を覚えているのもそうですが、

ベッカライに求めるパンが決まっているところに、

「人と店」の双方の深い関係性を感じます。


お店に並ぶパンは、惣菜パン、菓子パン、ハード系パン、

いろんなパンをまんべんなく置いています。

カレーパン

つぶあんパン

有機あんのこしあんパン

和風きのこパン

フォカッチャ

アンチョビオリーブとチーズのパン

チーズパン

ピーカンナッツ

ミックスフルーツクリームチーズパン

ソーセージパン

粒マスタードポテトパン

野沢菜パン

あぶりチキンパン

トマトバジルパン

ビーフシチューパン

めんたいマヨパン

ベーグル

ポンデケージョ(ブラジルのお菓子)

メロンパン

ミルクロール

カフェオレクリームパン

いちごジャムカスタードパン

チョコクランベリー

黒ゴマロール

シナモンレーズンのかぼちゃパン

スコーン各種


「お客さんのことを考えて、馴染みのあるものを作るようにしていて、

それと他では買えないもの。その両方のパンを焼いています」


小麦粉をはじめ素材にこだわり、

気温の変化を感じ取り、

全てを手作りで焼き、

保存剤などを使わず、

全工程を一人で管理し、

だからこその風味のパンです。


パンは生き物。焼き上がった時は完成ではなく、

食感などそこからも変化していきます。

その変化があることが、

パンが生き物であると実感できる部分です。

個人店が焼くパンでもあります。


「パンはできるだけ新鮮なうちに食べてもらいたいです」









ショーケースに並ぶパンたちを見て、気付きました。

以前と比べると、ハード系が増えた印象があります。

それだけ求める方が、地域に増えてきたのでしょうね♪

こういう変化に接すると、ハード系が浸透していくことで、

一つのお店が地域の人の味覚を育んでいるのを感じて、

パン屋さんの存在意義を思います。

榊原さんもハード系パンは、もっともっと食べてもらいたいと語ります。




人気なのは全粒粉のパンやフランスパン。

定番のパンでも、試行錯誤して中身を微調整して変化を加えていました。

この一年の間に、例えばフランスパンだったら

ベーコンの形を変えて食感を変えたり、と進化を続けています。
川越style

川越style
レーズン100は、レーズンが小麦粉と同量練り込んであります。お店の人気商品。


川越style

メランジェをはじめライ麦などの天然酵母パンが以前より豊富になっているのを感じます。

グリーンレーズンから起こした酵母は、

オープンから8年間、継ぎ足し継ぎ足ししているもの。


パン作りで難しいのが気温の管理。

気温で発酵の仕方が変わって生地が変化してしまう。細心の注意が必要です。


レーズン100はお店でよく売れるそう。

こういうパンが人気っていうのが、

「霞ヶ関でハード系買うならここ!」と

認知されてるんだなと思います。


パン作りは、地味で孤独で手間がかかって、と

大変さは挙げたらきりがないと話しますが、

「それでもパンが好き」とパンを見つめます。

一人で全工程を管理し、

一人で全部を見ているから、出来上がりに責任を持てるし、

満足できるパンが焼けた時の喜びは格別、と語ります。


「特に、フランスパンが上手く焼けた時は、自分へのご褒美になりますね(笑)」

シンプルな素材だからこそ、難しいフランスパン。


「ちょっとでも気を抜くと、いいバケットが出ないんです」

だからこそ、パン職人がこだわるパン。

見た目がしっかり割れていること、

穴が開いているかどうか、

なにより大事なのは、

食べた時に鼻から風味が抜けること、

その風味を一番大事にしていると話します。


改めて見るベッカライのショーケースは、

たくさんの種類のパンが並んで、

見ているだけで幸せな気持ちになります(*^o^*)

このショーケースの中を見ていて、

フランスパンの話しと合わせハッとしました。。。

パンは、作ろうと思ったら小麦粉に塩、水、イーストで作れる。

シンプルな食べ物なのに、これだけの種類がある。

目の前に並ぶパンは、

日本生まれのあんぱんがあったり、

フランスパンがあったり、イギリス生まれのパン、

ドイツ、ブラジル、世界中のパンがあることに気付きます。

こんな風に世界が一堂に介する食べ物って他にないし、

パンが世界中で食べられている縮図を見るようでした。。。♪



そして、お店の一番人気で、

「うちのメインの商品」と語るのが、

オープンの時からの想いがこもった食パンです。

「食パンは、毎日食べるものじゃないですか??

そういうパンは馴染みあるものだし、大事にしたい。」


ベッカライの食パンは、

肩肘張らず毎日食べられる味。

こういうパン食べると思います、

シンプルでじんわりくる味だから主食になるんだって。

食パンが売れるという話しに、

このお店が地域に溶け込んでいる様子がよく分かりますよね。


榊原さんは、小さい頃からパンが好きで、

中でも食パンは好きでよく食べていた。

今でも自身が一番好きなパンは、食パン。

朝食に自分の食パン、

夕飯にも食べる時があって一日に二食、食パンの時もある。


だから自分のお店を考えた時、必然的に、

「一番最初は、美味しい食パンのお店を作りたかったし、

『食パンが美味しいお店』と言われるお店を作りたかったんです。

こだわったのは、

耳まで美味しい、冷めても美味しい食パン。

いいと思うものができるまでひたすら作り続けました」

食パンから始まったベッカライ0044。

2006年のオープン以来、

一人で試行錯誤し、小麦粉にこだわり、

8年経って地域になくてはならないお店になっています。


・・・と、ここでちょっと、

オープンの時の2006年前後にタイムスリップして、

ベッカライヒストリーを紐解いてみましょうか♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


生まれも育ちも川越の榊原さんは、

「将来的に作る(作る)仕事がしたかった。小学校の頃に近所で生イーストを使いパンを趣味で焼いていた友人の家でパン作りに参加させてもらいました。その時に、思い思いの形にしても良いとのことで、船の形に作って焼いた事が凄く楽しかった思い出。今となっては美味しかったかどうかは記憶にありませんが、パンって面白いなと思った。
後に、学生時代にパンの他にケーキや洋服の制作をしてみたりしましたが、毎日必要とされるのはパンかなと思い、大学を出る時に(株)神戸屋に就職しました。後、28歳で独立。今年で10周年を迎えます」


店名の由来は、4月4日生まれの榊原さんが好き勝手に焼く店というところから。
ドイツ語のベッカライ読みにしていますが、ドイツパンのお店ではありません。
ちなみに榊原さんはライ麦アレルギー。

始めのお店があったのが、東京国際大学のすぐ前の地だった。

あの場所にあった時代は、

お店自体もショーケースも小さく、

置いてるパンの種類も多くなかった。

一人で焼いて自分で接客販売する、最初の2、3年はそういう時代でした。


少しづつお店が知られるようになっていき、

地域の方で常連になってくれる方も増えていきました。

お客さんの顔を見れば、

なんのパンを買うかのか分かる。


そして2011年。

今の場所に移転します。

「今のこのお店には、店舗、パン、

自分がやりたいと思う形すべてを詰め込みました。

自分が考える、『こういうパン屋さんをやりたい』という思い、

それを注ぎ込んで形にしたのがこのお店です」


移転してパンの種類が増え、変化した面もある中で、

ずっと変わらないものがありました。

川越style


それはお店の奥にありました。


川越style


変わらないもの、それはオープンから

ずっと使い続けているオーブンです。


8年間使っていて、今でも毎日

朝10時の開店に向けて、

朝早くから次々と釜からパンが焼き上がっていきます。

釜から出てくるパンは

ふんわりとして香ばしい香りを放ち、

焼き立てパンはまさに芸術ですね(*^o^*)





そして、焼き上がったパンはすぐにショーケースに並べられ、

お客さんの目の前へ。





パン屋さんは、パンを焼くことで充分過ぎるくらい

地域貢献しているんだと思います。

美味しいパンを日常的に食べられる環境が、

住む人の気持ちを豊かにしてくれる。

パンにはそういうチカラがあると思います。


お店の開店までにパンを揃えられるよう、

朝の3時から仕事を始め、

コツコツ地道な作業を繰り返して、日々生み出されているパンたち。

霞ヶ関にパン食を浸透させ、

パンの文化を広げているベッカライ。


本当に美味しいパンは、

きちんとした素材を、

丁寧な仕事を重ね、

全部に気を配りながら、

そんなに大量に作れなくても、

釜から焼き上がったものなのではないかと思います。


普段、なかなかイベント出店する機会のないベッカライさん、

だから川越パンマルシェを

とても楽しみにしています。

お客さんとの繋がりだけでなく、

同じパン職人同士が蔵里の広場に集まり、

交流を深めるのを楽しみしている。

ぜひ食べてみてください。


「bakelike(ベッカライ)0044」

川越市的場北1-12-8

10:00~19:00

日・月休

川越style


お店に伺った日の夕方はあいにくの雨。

この天気で、この時間帯で、

こんなにひっきりなしにお客さんが来るなんて、と驚きました。

地域に根差し、街に解け込んでいるお店だと思います。。。♪



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