「川越style」

webマガジン川越styleは、「小江戸川越」のお店や人、イベント、行事、風景、文化、川越の熱い動きを伝える川越で最も有名な情報サイトです。丁寧な取材に基づく記事、川越の一大叙事詩、川越を深く伝え尽くす。過去記事もぜひどうぞ。


テーマ:

一枚の新聞紙から。

「自分がどうしたいか、自分と向き合う楽しさがあると思います」

決まりはなく、自分が好きなようにしていい時間。
帽子作り、という以上に自分と向き合って自分を知る時間でもありました。。。♪

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



普段の昼間は開いていない扉もこの日は別。

照明が点けられ、中に入ると

奥のテーブルではすでに何人かの方が集まって、

ワイワイとそれぞれの工程を進めていました。


想像力を思いきり膨らませて、自分だけのものを。

まるで童心に返ったように瞳を輝かせていました。



ここは、クレアモールから脇道を入ったところにあるお店

「手手-tete-」さん。

この日店内で行われていたのは、

帽子屋トーリさんによる、ちくちく帽子教室でした。

普段の手手さんは、ランチ営業はお休み中ですが、

帽子教室の時はこうしてお店を使わせてくれているそうです。

そして、特別ランチ提供もあり♪


トーリさんの帽子は、

川越ではクレアモール近くにあるアジアンギャラリー

GREEN CRAFT 」で扱っていて、

今は帽子作り教室も上福岡、東中野、川越で行っています。





トーリさんの帽子たち。

その帽子はまさに人柄と同じく、

優しい自由な発想に溢れ、自然のものたちを感じさせる帽子です。

こうしたい、こうしたらもっと楽しい、

想像力の羽を大きく伸ばして、空を羽ばたいているような帽子。

特に、ダチョウや恐竜にカエルなど、

生き物をモチーフにした帽子を制作することが多い。


「生き物作るの好き」


トーリさんとの縁は、去年の夏、

川越市民会館やまぶき会館で行った朗読劇「月光の夏 」の舞台に、

ともに出演したところから知り合いました。

ただ当時は、帽子を作られている方とは知らなかったんですよね。。。(*^.^*)

あの時、落ち着いて、

でも言葉に想いを強く乗せて読んでいた姿が印象的でした。

あれからしばらく月日が経ち、

2013年11月には、川越織物市場で行われて

アートクラフト手づくり市in織物市場 」にも出店していて再開しました。




アートクラフト手づくり市より。


朗読劇のあのまきさんが、

帽子作家さんである事を知り、川越でも教室を開かれているというので、

今回取材に伺いました。

手手さんでのちくちく帽子教室は、

先月から始まってこれが二回目です。


集まった5人は、ほとんどがが初めての帽子作り。

トーリさんの自由な発想の帽子が好きで、

自分も思い切り想像力を広げて作ってみたい!と参加されていました♪



他の帽子教室にも行かれたことのある方は、
「こういう帽子を作る、と型が決まっているより、
自分で好きなように作ってみたかった」
とトーリさんのちくちくに参加した動機を話します。

そして、
「自分で考えた方が楽しいよ」
と返すトーリさん。

同じ工程を一斉に揃って進めるというより、

それぞれのペースで作っていく様子がありました。

だいたい3、4回くらいで一つの帽子が完成するそうですが、

中にはこだわりにこだわって、数ヶ月掛けて完成させる人もいるそう。

例えば、雲や空をモチーフにした帽子を作りたいという方。


「納得するまで、何度も何度もやり直したりする方は多いですよ」



そうして出来上がったふわふわの雲の帽子は、
既成の帽子には絶対ないような独創的な帽子になったそう。

ちくちくには子どもも参加することもあって、
ベレー帽に葉っぱをモチーフにした耳をつけ、はりの色を変えたり、丸い飾りをつけたりデコレーションたっぷりの帽子を作り上げたそう♪

以前ちくちくに参加された方が作った帽子は、
ポケットがついていて、細かいところまで装飾をこだわっていて。






もちろん、作るだけでなく普段使っている帽子です。
服や靴下など、身につけるものの中で、
こんなにも想像力を膨らませていいのが帽子という部分なのかもしれません。

帽子作りは難しいかと思いきや
初めての方でも作れてしまう。


トーリさんの帽子教室は、

他の物作り教室の風景と少し違うな、という雰囲気を

始めから感じていました。

みなさん楽しそうに、ここはこうしようかな、ここはこうしよう、

声を弾ませながら自分の帽子を考えています。

想像を膨らませている時の人の表情は明るい、

帽子作りには夢をたくさん詰められるんだと思いました。

それも、トーリさんの人柄があってこそ。

トーリさんの帽子に劣らず、みなさんの帽子も夢に溢れていました♪





募集で集まったみなさんはこの日初対面同士でしたが、
あっという間に打ち解けていました。

ある方は、魔女をテーマにした帽子を。

ある方は、森をテーマにした帽子を。

ある方は、形はブリティッシュで装飾はインディアンのように。自分で作ったビーズ作品を下げたいとイメージを膨らませます。


他では見られないようなテーマが次々と出てくる。。。それがありで、温かく応援してくれるのがトーリさんのちくちく。

イラストを描いている時から、想像の翼は広がります。


こういう雰囲気が、本当は物作りの醍醐味なんだろうなと、みなさんの笑顔を見ていて思いました。

「どうしよう、どうしよう」という言葉がまったくなく、
みんなが夢を話し合っている雰囲気。
自由だからこそ、納得するまで突き詰める姿がありました。

「こんな形にしよう」
「深さはこのくらい」
「つばはこんなデザインに」





「エスニックな生地にしよう」
「デニム生地で作りたいな」

イラストを描いたら、次の工程は・・・新聞紙!

ごそごそとトーリさんは新聞紙を取り出して、みんなに一枚ずつ配ります。

帽子作りの場を初めて見たのですが、

意外にも、欠かせないのがこの新聞紙なんだそうですね(*^o^*)

帽子作りの全ての始まりで、とても重要な工程が

新聞紙で完成となる形を作ること。


カサカサと音が響く中、
まずはくるくると頭に巻いて、ホチキスで留めサイズを決めます。








実際に立体として帽子の形にしていくと、

イラストの時とは違う想像力が働くので、

やっぱりこうしたい!など、さらにイメージが広がっていきます♪

森をイメージした帽子を作りたいという方は、

外側に蔓を這わせて自然を表現したいと、楽しそうに話していました。


森を頭の上に乗せるように、
帽子を通して、森の中にすっぽり包まれているような気持ちになる帽子。
帽子作りは、こうありたいという自分になれる全身表現なのかもしれません。

最初にこうする、とカチッと決めるのではなく、

やりながらどんどん変えて膨らませていくのが

トーリさんのちくちく教室。

場の雰囲気は、学校の美術の時間のワイワイのよう。





気に入るまで何度も鏡で確認し、テーブルと鏡を行ったり来たり。
帽子作りが新聞紙から始まることが面白いですが、
ここは全体を決める大事な工程です(*^^*)
新聞紙を生地に置き換えたものが帽子。

みんなで新聞紙をかぶってる光景がなんとも面白いです。
しかも、それぞれが個性的な形で、鏡で確認するために出歩いてる姿がさらに楽しい。
そして自身の新聞紙姿を見て、笑いながらも面白がっていました。

そんなみなさんの様子を見ながら
トーリさんも楽しそうでした。
「自分の好きな形になったら全部正解ですよ」

形が決まったら、テープで形をしっかり止め、
表面を滑らかに固定させます。
かっちり固めて丸めると帽子の形が出来上がり。
まるでこれで完成したかのよう。
それぞれがイメージを膨らませた新聞紙の帽子がここに集まりました!


「インディアンモチーフの帯びを巻いて羽をつけたいな。

ビーズアクセ下げて、
デニム、カーキ、グレーの色がいいな」


普通イメージするような「帽子」よりも
ずっと自由で個性に溢れていますね。
手を動かしながらイメージを変え、さらにイメージを広げていく。


まだ新聞紙だけど、
完成した帽子がこんな風に同じように並ぶ姿が楽しみですね。



せっかく作った新聞紙ですが、
帽子を裁断しバラバラに分解します。花びらのよう。
枚数を多く裁断すると、より丸みを帯びた帽子に、
枚数が少ないと、角張った帽子に、
イメージに合わせて裁断します。




これが帽子のパーツで、帽子の分解図。

一つの帽子に、9枚くらいの生地のパーツを縫い合わせて帽子にします。
分解された帽子は花びらのよう。

花びらになった新聞紙を型紙に写し、
型紙から接着紙を切り取ります。




帽子に使う生地に接着紙を貼り付けア接着する。
生地のどの部分に接着紙を貼るか悩みどころ。。。

帽子の柄に繋がる部分なので、慎重に決める様子がありました。
「ここの部分使いたいな」

「うん、ここの柄素敵だよね」




何度も置き換えては、確認し納得するまで置き換えます。
魔女の帽子の生地は、GREENCRAFTで買ったラオスの手織り生地だそう。
いい生地を贅沢に帽子に使ってしまう、
魔女にはこの生地は欠かせませんね♪


位置を決めたらアイロンがけして接着させます。


着実に進んでいく帽子作り。

途中お昼の時間になり、手を止めて休憩となりました。

今はランチ営業お休みしている手手さんですが、

この日だけの特製ランチが振舞われました。

これは帽子教室だけの特権です♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




やっぱりみんなに好評の手手さんのお昼ご飯。

一つひとつ丁寧に作られていて、「美味しい~♪」という声が上がりっぱなしです(*^o^*)


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


お昼はお休み中の手手さんですが、

こうして場所を貸してくれて、ランチまで提供してくれている。

トーリさんだから、というのはあるんでしょうね。


優しさが伝染するトーリさんの人柄。

トーリさんが初めて帽子作りをしたのが20歳の時でした。






人に上げるために作った初めての帽子。
それから帽子作りの魅力にとりつかれ、

3年間学校に通って本格的に帽子作りの道へ。
自由な発想の帽子の元には、


「既製品は型が決まっていて、

それが合わない人は帽子が似合わない人とされてしまう」


帽子は、その人に合う帽子があるはずだし、
みんな帽子が似合う、そんな想いを密かに胸に抱いています。
今までは制作中心でしたが、2013年1月から教室を開き、

想像力を溢れさせた帽子を楽しんでもらっています。
帽子もそうですが、なによりトーリさんのほんわかした雰囲気と笑顔にひかれる方が多いです。


そして、お昼ご飯をいただいたあとは、再び帽子作り。

生地に接着紙をアイロンがけしたものを、

いよいよハサミで裁断します。


この裁断したものが、実際の帽子のパーツになっていきます。


帽子屋トーリさんのちくちく帽子教室、

今日はここまでの工程でした。。。♪


一枚の新聞紙がどんどん帽子になっていく様子は、

見ていてワクワクします。

作られている方がみんな、

「楽しい!楽しい!」と笑顔で作っているのが印象的でした。


自由な発想で絵を描く、

それを新聞紙で形にして、かぶって確認する、

帽子作りだけど、普段できないような非日常感にも浸れる。

自由になることで、「自分はこういうものが好きなんだ」と

自分のなかの本当の声に気付く面もあるようでした♪


トーリさんの帽子作り教室は、

川越の手手さんでは毎月一回開催しています。

一斉スタートではなく、

どこから入ってもその人のペースで進めていけるので、

随時募集しています。

自由に想像してみたい、参加してみたいという方いたら

トーリさんに伝えます♪


今回参加されていた方の帽子は、

次回どこまで進むでしょうか。


魔女に、森に、ブリティッシュ&インディアンに。。。

完成が楽しみです!


一枚に新聞紙から。





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「こういう活用の仕方が、未来に向けて夢を持つことができる」


2棟の長屋に挟まれて、居るだけでタイムスリップするような

独特な空気感の場所。

落ち着いた穏やかな時間の中、

美味しいものを食べながら、建物を見上げました。

「こういう使い方が最高だな」

同時に、大切に残そうとしてきた、残そうしている会の皆さんに、

感謝とともに頭が下がる思いです。。。、


『月に一度の公開日には、そんなに人は来ないけど、

今日はこんなに来てくれた』


織物市場の会の方は、感慨深げに

オープンスペースで寛ぐ方々を見つめながら話していました。



2013年11月16日、17日に行われた

アートクラフト手でくり市in川越織物市場。

この場所でしか醸せない雰囲気のイベントは、

他では味わえないものだとみんなが分かっていました。

凄く楽しかった!ぜひまたやって欲しい!

この場所に浸った時間を振り返って、数ヶ月経っても

多くの方が目をキラキラさせて織物市場を語る姿がありました。


あれから半年近く。


待ち望んだイベントが帰ってきました。

前回はクラフト市、

そして今回は食にこだわった市。

川越織物市場の会が主体となって開催したのが、

2014年4月27日川越織物市場で行われた

「手づくり食市in織物市場」です。



前回も今回も、一貫してこだわったのは

大事に手づくりされたものであること。

手が生み出す織物を扱っていた場所で、

今、手が生み出す美味しいものが集まったハレの日を作ろうとしていました。


必死に残そうとしてきた建物の下で、

こだわりの食がより美味しくなる、

こだわりの食があるから、

建物を大事に思うようになる。

お互いが相乗的に。大切なものを確認できる日となりました。


川越織物市場へは、

大正浪漫夢通りから大野洋品店から東へ曲がります。

蓮馨寺から真っ直ぐ伸びる立門前通り沿いにあります。

(ちょうど今、大正浪漫夢通りの空を

塗り絵鯉のぼりが大漁に泳いでいます♪)


雑貨のsakuさんを越え、さらに進んでいくと、

一際古い二階建ての建物が現れます。

ここが川越織物市場、のように見えますが、まだここは入口。



建物の脇の細道に、人が次から次へ入っていきます。

普段は立ち入り禁止の建物ですが、この日はハレの日。

普段は、織物市場の会の方が月に一度、建物の公開日を設けています。

奥に進むごとにタイムスリップしていく。。。


砂利道を踏みしめて行く前に、

ぜひ、上のこの建物のありさまを目に焼き付いておいてください。

川越織物市場も、昨年には、川越市が正式に所有権を取得し、

2019年までに修復・新たな形での供用開始をめざし、

今年度から保存再生に向けての動きが具体化していきます。


現在は市の指定文化財となりました。

今回が、修復開始前の最後の、

活用実験となる可能性があります。


入口の建物が、イベントで使われるのは今回が最後かもしれない。

夏から始まる工事の中で、

上の建物は取り壊され、この場所はトイレ、自転車置き場となるそう。


道を進むと、テーブル・椅子が並べられ、

普段の静かな様子とは違う

ハレの日らしい賑やかさがありました♪



左に見える建物が栄養食配給所。

昔この周辺にあった製紙会社の機織工さんに、

お弁当を作って配っていた場所だそうです。

今でいう給食センターのような場所。

貴重な建物がそのまま残り、連なります。

だんだんと空気感がしっとり深まっていく。


この栄養食配給所も、これから復元調査が始まります。

かつて食べ物を作っていた建物の前で今、

BREADMANが美味しいパンを焼いて提供している対比がいいですね♪







BREADMANは、川越市駅近くにあるパン屋さん。

クリームチーズを合わせたグラノーラがイチオシとのこと(*^o^*)


さらに進むと、

赤いワーゲンバスのハンバーガーMilesAwayが待っています。

(この日のための限定バーガーを用意!)

建てられた当時からある石の上に座って頬張る子どもたちの姿。

曲がった先に広がるのが、

明治に建てられた川越織物市場の建物です。









手づくり市in川越織物市場2014。

川越及びその周辺の、

有機野菜や天然酵母パン屋さん、焼き菓子、お茶、コーヒー・紅茶、

ピザ、タコス、ハンバーガーなどの、

手づくりの食べ物が集まり、楽しい、市場空間を創造し、

旧川越織物市場の空間の活用実験を行おうというものです。


川越織物市場は、

明治に建てられた当時のまま完全な形で残る全国唯一の建物です。

2棟の長屋が向かい合わせに建ち、

醸し出す独特な空気感は、やはりここが特別な場所だと感じさせてくれます。


穏やかな雰囲気に、心臓の鼓動がゆったりとしてきます。





川越ベーカリー楽楽です♪


建物の軒下にお店が並び、

オープンスペースにはベンチが置かれ、ゆっくり過ごせる雰囲気。


居るだけでタイムスリップしてしまうようです。

落ち着いた時間が流れ、

いつまでもこの場に浸っていたい気持ちになります。


この建物があるだけで、流れる時間がこんなにも変わる。

古い建物が生み出す時間は、街にとって絶対必要なもの、

大事なものを理解して、守ろうとするのが川越市民です。

織物を取引していたかつての建物で、

大事に手作りされた食べ物が並ぶ光景は素敵です。。。



河越茶 」を使用したほうじ茶、河越抹茶ラテ。





「Pizza!Pizza!Pizza!」のマルゲリータ。



焼き菓子の「野里」。




自家焙煎珈琲「Tango」。




「はとふら」のジャム。

手づくり食市の話しが出たのが、なんと2014年になってから。

わずか3ヶ月の間にこの市開催までこぎつけました。

運営に携わる草野さんは、

前回のクラフト市同様、この食市にも同じ想いがあります。


「手づくりにこだわる若い人に出てもらいたかった。
川越全体がどうしたら上手くいくのかなって考えた時に、

ここ(織物市場)には全部で11所帯があって、

一つ一つのブースに若い作家さんに入って頂いて、

アーティストinレジデンスとしてやっていただく。


川越でやっているチャレンジショップみたいな、

チャレンジ工房をここでやっていく提案をしています。

ここに作家さんに住んでもらって、
普段の静かな日常がありつつ、
時にこのようなハレのイベントが行われる二つの顔があるといいと思うんです。
そうすればこの織物市場も活きてくるんじゃないかと思います」

建物を生かしていくには日常とハレの日をともに大事にしていく。

草野さんが、「二人がいなかったら実現しなかった」と語るのはソコノワ。

今回、この場所にこだわりの手づくりの方々に出店の呼びかけを行った

『ソコノワ』の二人。


ここに出店する半分くらいはソコノワさん繋がりの方々で、
前回のクラフト市同様、運営を支えています。

「いろんな食べ物が集まるのはなかなかない機会。クラフト市と合わせて協力していきたいです」

そして、会場でずっと動き回ってイベントの運営を支えていた

川越織物市場の会の方々。


「署名運動の時はみんな必死だった。

取り壊されないように、昼間は女性が、夜は男性がここに泊り込んで見張っていたんだよ」


『あの当時』のことを、そう振り返ります。

当時、建物を残そうと活動していた生き証人のような方々が、

今も会にいて、多く人で賑わうこの日の手づくり食市の裏側で、
自転車整理にゴミ掃除にと支えていました。


手づくりにこだわる若い人を応援したい、
こういう機会が上の世代の方々のメッセージであることを受け止めたいです。

残った建物と、並んだ手づくりの食べ物たち。

この昔の今の対比に胸が熱くなります。。。


改めてになりますが、川越織物市場、

この建物のことを考えたいと思います。。。



川越織物市場は、明治43年に開場。

織物の問屋、取引所として、月に6回ほどここで定期市が開かれていました。



大正8年に市場としての機能を終了しますが、

ここから歴史の荒波に揉まれます。

その後は長屋として住居として使われます。

今で言う・・・アパートです。

11所帯あった。

取引所としての建物だけど、

当時としては近代的で立派なアパートだったんではないでしょうか。


平成になるまで、ここに人が住んでいたそう。全部の部屋が埋まっていたそう。





織物市場が盛んな地域、例えば

桐生や秩父、八王子、足利でも

同じような織物市場が建てられました。

しかし、

完全なそのままの形で残っているのは川越だけだそう。

窓も木戸も明治に建てられた当時のままです。


取り壊しの話が出ても、人が住んでいるからできず、

この形が残った側面があります。


そしてその後、時を経て

この建物は、さらにさらに激動の波にさらされます。。。




2001.11.02 旧織物市場を解体し、マンションを建設する計画が発表される


2001.11.03 「旧川越織物市場の保存再生を考える会」が設立


2001.11.10 署名運動を開始したことが新聞各紙で報道


2001.11.29 保存を求める陳情署名13449名分を川越市に提出

(最終署名者数は20314名となり、翌年一月末に川越市に提出)


2001.12.08 マンション業者と地域住民の初会合

マンション業者側に織物市場の文化財としての価値を説明


2001.12.14 織物市場「敷地」について、川越市が地権者との間で

売買予約契約を締結し、仮登記


2001.12.17-18 川越市の委託を受けた協同組合伝統技法研究会による

建物現地調査(→旧織物市場の文化財的価値が確認される)


2001.12.19 さいたま地裁川越支部、市場棟解体禁止で仮処分

監視のための泊り込みを開始(翌年6月まで)


2002.03.23 講演会「川越織物市場 文化遺産とまちづくり」を開催


2002.04.24 織物市場の本来の所有者(川越織物工業小組合)によって、

処分禁止仮処分がなされ、建物の取壊しが法的に不可能に。


2002.04.28 川越市制施行80周年記念事業の「小江戸DEモード」において

「小江戸ベストマッチ団体賞」を受賞


2002.08.22 川越市と、川越織物市場の場所にマンション建築予定業者との間に

事実上の合意が成立。川越市土地開発公社は、8月22日、理事会を開催し、

土地を買収する議案を可決。


2002.11.14 川越市・川越市土地開発公社が旧川越市織物市場のマンション建設予定業者との間で、

川越市土地開発公社が敷地を購入し、建物はすべて川越市が寄付を受ける旨の契約を締結


2002.11.20 旧川越織物市場の建物の所有権に関する訴訟は、

本日、すべて和解により終了



時系列で追うと想像しにくいですが、

突如発表されたマンション計画に、

市民がすぐに立ち上がって保存のために活動を始めました。


川越織物市場の会の方々は振り返ります。
「取り壊されると知って、残さなきゃ!」
と使命感のような気持ちから動き出した。

完全な形で残る織物市場は全国でここしかない。
その意味を理解している方が川越にはたくさんいて、
運動を起こすとすぐにたくさん集まるのが川越。

「署名活動は、一番街に各自治会など市内各地で行いました」

署名集めるのはあくまでスタートで、
裁判で最終的に決着することができました。



川越にいると、

今ここにあるものは、かつて必死に守ろうと動いた人たちがいること、

そういう話にたくさん出会います。

織物市場から受け取るのは、

素敵なイベントだね、だけでなく、背景を知る事なんだと思います。

今も残る建物の背景が川越市民にとって大事だし、

川越市民なら理解してくれるはず。


かつて動いた人がいること、

その話しや想いを自分たちが受け継いで、回りに伝え当時の話しを共有したいです。


建物で楽しめる今の自分は、多くの人に生かされてここにあるということ。

そして、建物も、そこで食べる食べ物も大事に思えてきます。


「COUCOU」のマフィン。




「WACCI」のパン。




この場所で、

実際に手を使って

提供してくれるものがたくさんあったことが嬉しいです。

「紅茶の時間」で、ハチミツに漬けた桜の花びらに紅茶を注ぐ、

桜花茶をいただきました♪








紅茶の時間さんは、前回のクラフト市に続いての手づくり食市出店。

桜の季節が終わっても、春の余韻を楽しめる紅茶でした。


細かいところまでこだわった紅茶をいただきながら、建物を見上げ、ゆったりした時間に浸る。
肩の力が抜けて、脱力していく気持ち良さがありました。

手づくり食市in川越織物市場。

落ち着いた雰囲気は、この建物でしか味わえないものだと思います。
この建物があって、
ゆったりした時間が流れ、
穏やかな気持ちになり、
普段の生活にゆとりを感じられるようになる。
建物は、人を変える。
それを分かっている人が昔から川越にはたくさんいて、
今の川越の街並みがあると実感します。

今の状態でのイベントはこれが最後で、

これから入口の工事が始まり、

今より少し形が変わりつつ、利用しやすいものになっていくことを願います♪


夏には夕涼み会、秋にはまたアートクラフト手づくり市、

織物市場を残すだけでなく、活用していこうと、

さまざまな計画が予定されています。


ここに来れば、大事なものを取り戻せる、

手づくりにこだわったものと出会い、日常が少し豊かになる。

一つのパン、

心のオアシスとして、市民で守っていきたい場所です。。。♪


また次回楽しみにしています!




川越織物市場の会の方が、
建物を見渡しながら話しました。

「織物市場のすぐ北には時の鐘がある。
一番街はすぐそこで、喜多院にも近い。
ここが中継地点として、川越の各地を結べたらいいですね」

散策の合間、中継地点としてここで
手作りのこだわりのクッキーを食べたりする。
ハレの日だけでなく、
それが日常になるといいなと思います。。。♪






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クレアモール入口、modi前。



準備を進めるごとに人が振り返るようになり、

演奏が始まるとあっというまに人だかりが出来ました。

この日、modi前で行われたライブは、

小さなきっかけから始まってさまざまな人の想いを巻き込んだ、

一つの到達点でした。

そして、『なに??なに??』

これから始まる試みにワクワクする予感がクレアモールに満ち溢れていました。




川越はここから新しいものが生み出される。

modiが川越の情報発信基地として、川越で頑張る人たちの活躍の場として、ここが拠点になります。

その第一歩となる初めてのライブが行われました。


それは何気ない一言から。

「川越で音楽祭を定着させたい」

そう口にする人は多くいるけれど、彼の本気度はまったく違っていた。

想いを街のあちこちで語り、

人から人へ伝染し周りを巻き込み、

進むごとに風速が上がり徐々に大きな台風のようになっていった。

共感する人みんなが瞳をキラキラさせながら夢を語り合った。

「音楽で川越を盛り上げたい」



音楽イベントを開催するだけでなく、
音楽を切り口に川越を盛り上げたい。
この場所から新たな才能を発掘していく。


そのために『おとまち小江戸』を立ち上げ、

確かな一歩が踏み出されました。


気づいたらあっという間に人だかり。
演奏する人も見る人も、熱気に溢れていました。

この日、このために動いてきた人たちのこれまでの軌跡を振り返ります。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



2014年4月23日。

この日、川越を拠点に活躍する「HMC BAND」の1stミニアルバムが発売され、

クレアモールにあるmodi前の広場でストリートライブが行われようとしています。

modi前のライブはこの日に限らず、

毎月定期的に続いていきます。

ここが月に一度、ライブ会場になる。




ライブハウスや駅前でストリートライブを行っている

ミュージシャンの方はたくさんいますが、

この埼玉一の人通りがあるクレアモールの真っ只中で、

modi公認としてライブができるようになったんです。

人の注目度が抜群にある場所で、

見る人の目が肥え、見せる人が鍛えられてお互いに磨かれる。


これは街にとって活気的なことです!

こんなことができてしまったことが一つの事件ではないかと思います。

もちろん、音楽だけでなく芸術全般で才能の発掘していこうとしています。

ここが川越の才能の発信地になることを目指します。


この場所を運営していくのがHMC BADNも加わっている

「おとまち小江戸」という団体です。



今回は第1回目のmodiライブということで、

modiとのタッグを組むことに奔走したHMC BANDが

テストライブという形で演奏を披露しました。

他に、Chameleon、ふたばが登場しました!

中心となって動いていたのが、

HMC BANDの細渕さん。



彼の「音楽で川越を盛り上げたい!川越で音楽祭を定着させたい!」

という想いに共感した人たちが集まって、街を動かしました。


おとまち小江戸には川越の各方面の人たちが集まっていて、音楽を通した街作りを考えています。

これだけの人を引き寄せるのは、

HMC BANDの圧倒されるような演奏レベルの高さがあって、

まずその説得力があります。

「こんな凄い人たちが川越を盛り上げようと動いているなら絶対街は変わるはず。一緒にやろう」と

各方面で活躍する街の面々が集結しました。


16時ライブスタートに向けて準備を進めていきます。

広場に機材セッティング、

近隣店舗に挨拶周り、

「これから毎月modiの前でライブを行います。よろしくお願いします」














おとまち小江戸が主催するmodiのライブは毎月行っていき、
ここでライブをするためのオーディションも、

ライブハウスなどで定期的に開催します。
そこで選ばれた人が、modiの権利を得る。


そうなんです。

このライブはオーディションを大事にしているんです。

どうやって選ぶのかは、

例えばライブハウスで演奏してもらい、

挙手制でお客さんに

いいと思った出場者に手を挙げてもらって合格者を決める。


なぜオーディションを行うのかというと、

それだけmodiの会場を特別なものにしたいからです。


出たい人がいれば簡単に出られるものではなく、

ある程度ハードルを上げて、

エントリーする人たちに緊張感を持ってもらう。

そして、

競争意識から演奏レベルを上げて、見る人の目も肥えるものにしたいと考えています。


それを地下のライブハウスではなく、クレアモールのmodiの野外で行っていきます。

川越で活動している方には、この場をどしどし使って欲しいと思います!

新しい人が
川越で勝負したいと思っていても、
時間とともに、やがてはみんな東京に出て行ってしまう現状があります。
川越で頑張っても見向きもされなかったことを、
いつか川越を見返したい、そんな思いで川越を出ていく。。。

川越は本当に

音楽の新しい芽が生まれない土地なんでしょうか??

おとまち小江戸は、その流れを変えたいと思います。
川越で頑張って発信していきたい、と活動する人たちを応援する場所を作りたい。
川越で開花し、むしろ東京を見返すくらいのものにしたい。

才能の流出を引き留め、川越で開花させ、川越から発信していく。
そして川越に人に来てもらって、街が賑やかになればいい。
そこまで考えているから、おとまち小江戸は、音楽からの街作りなんです。




今の川越は、新しい人がどんどん入ってきて、

今までにない新しいお店がオープンするなど、街の状況は劇的に変化しています。
それが音楽や芸術では、川越に引きとめられずに、

東京に流出が続いている状況。
活躍できる場を作り、定着させて、


「川越でも勝負できるじゃん」

そう普通に思う人が増えることが目標です。



音楽で街づくりを考えるおとまち小江戸は、

modiのライブだけで終わらないんです。

modiと平行し、なんと蔵造りの町並みが軒を連ねる一番街でも、

宵の市の時にストリートライブを定期的に行っていきます。




クレアモールのmodiも、一番街も、

川越の中で有数の人通りがある二ヶ所。


普通ならライブを行うことなんてまず不可能。。。

そこを巻き込み、二ヶ所とも毎月才能の発信基地として使っていきます。


一番街で行うライブにも出場するためのオーディションを別に開催します。
合格者を決めるのは客席で見守るお客さん。
この前の宵の市のライブのための選抜は、
10組ほどエントリーがありました。
その中で選ばれたのが一組。

今度の5月5日、一番街が歩行者天国になる日に

合格した人にライブを行ってもらいます。


クレアモールと一番街という

川越の新旧の時代を感じさせる場所で、

お互いに交差させながら相乗的に川越を盛り上げていく。



一番街にある時を告げる時の鐘、
時間芸術である音楽を鳴らすおとまち小江戸。
クレアモールに新たな時の鐘を作るような意気込みもあります。


準備を進めていくごとに、

リハーサルの音を出すごとに、

「なに?なにが始まるの?」通りの人が振り返るようになっていきます。







立ち止まる人も増えてきて、

16時前になると人だかりが。。。

これがクレアモールの力、改めて凄いと思います。。。

この環境の中で、しっかりとした場を作り、表現していく。



そして始まったHMC BANDの演奏。

人が人を呼び、広場が人で埋め尽くされました。

おとまち小江戸川越の初めての活動です!


この日のmodiのライブだけからは、

突然行われたように見えたかもしれませんが、

この日のために、3年という月日を掛けて実現させたものでした。。。


演奏に自然と手拍子が起こり、ヒートアップしていきます。

なによりHMC BANDの演奏がかっこいい!

















彼らの演奏は道行く人の足を止めさせることができる。

立ち止まる人たちの反応を見ていると、

この場所のライブは盛り上がっていくと確信しました。。。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



おとまち小江戸。
もともとの発端は今から3年ほど前、
細渕さんが
「川越で音楽祭を開きたい」
HMCを立ち上げる遥か前、
個人の思いから一人で川越で動き出した。

単に音楽イベントではなく、街を巻き込みながら音楽で街作りを考えるような壮大な夢だった。
まず向かったのは川越市役所。
川越で音楽祭を開催したい思いを語ったが、始めは相手にされず、
どうしたらいいか途方に暮れる。

「それなら一人でできるところから始めてみよう」

音楽祭に繋がるようなバンドを組もうと、
救いを求めるように連絡したのが、10年来の知り合いのこまつさん。

「音楽芸人こまつ」という顔もある彼は、

キーボードとトランペットを同時に演奏する人として、

エンタの神様やレッドカーペット、笑っていいともにも出演経験あり。


曲の合間のMCが面白いのも特徴(*^o^*)


そこから4人となって結成したのが、
HMCバンドだった。
2011年末、HMC BAD結成。
このバンドの目的は、川越で、音楽から街を盛り上げること。



2012年から、川越駅西口にあるライブハウス「DEPARTURE」で、

定期的に独自イベント、カラフルスクラッチを企画。

2013年夏に一番街の宵の市とも接点ができた。

続けていくごとに、彼らの活動は知られるようになり、
街を動かし始めていきました。

2013年11月には一番街のイルミネーションが点灯する下で演奏。

なにより細渕さんの思いが熱い。
会う人、会う人に川越で音楽祭を定着させたい夢を語りました。

自分たちが楽しければいい、という音楽イベントに終わらせる気はなく、
思いは仲間に話すだけでなく常に外に向かって発信し、街を巻き込もうと本気で動いていた。
真剣に言葉にして伝えること。
その本気度が人に伝わり、人から人に伝染し、
日を追うごとに、だんだんと賛同者が増えてきた。
みんなが川越を盛り上げたいと思っていたけれど、
一人では思うようにならないのを分かっていたので、
まとまる力が強かった。

一番街の前理事長、尚美学園大学の先生、
企業にお店に、音楽で川越を盛り上げよう!

オール川越のような面々でみんなが夢を語り合った。


集まって終われば解散の打ち上げ花火のようなイベントではなく、
継続的な場を作るため、NPO法人を立ち上げた。

それが、「おとまち小江戸」。





NPO法人化したのは、

ずっと川越で続けていく、街に対する自分たちの意気込み、意思表示でもあった。

川越の中では、人の熱気が渦巻いている。
街の中だけでなく、外の人を巻き込む形にしていかないと。
それは川越の外という意味でもあるし、
川越の中で中心部以外の周辺部にも目を向けて巻き込みたい。
いろんなイベントを通して、川越の中心と周辺を結んで繋げたい。

一番街前理事長、吉崎さんの言葉、


「一番街が良くなるためには、川越全体が良くならないといけない。
川越のあちこちで音楽イベントをやるのはいいこと」

川越に来る方は、ここに非日常を求めてくる方も多い。
街に音楽があるのは大事、と語ります。

そして、細渕さんの熱は

modiの担当の方も動かした。
「地域の人に楽しんでもらうイベントをmodiの前でやりたいと相談され、

それならぜひと賛同しました。
一回だけで終わりにせず、地域の人たちに愛されるイベントになって、

ここが文化の発信基地になればいい」


ゆずはかつて、横浜の丸井前の路上でストリートライブを行っていたそう。
おとまち小江戸は、

以前丸井だったmodi前から、

第二のゆずが生まれれば・・・という思いも密かに持っています!



おとまち小江戸は、これから
modiと宵の市のライブをベースに定期的に場を作っていきます。
そしてスポット的に各地で音楽イベントを開催する予定もあり。

「川越で音楽祭を定着させたい」


HMC結成から、わずかな期間で一つの段階をクリアしました。

でもこれは、はじめの一歩。

ここからどんどん広がっていくし、広げていきます。

川越を代表する二ヶ所を使う事ができ、

おとまちのメンバーはやるぞ~!と燃えに燃えています(*^o^*)


夢を持つ人が活躍できる場を作る。


おとまち小江戸。

川越を盛り上げるために、疾走していきます。。。!

modiのライブは月に一度やるので、

見る機会があったら、ぜひ応援よろしくお願いします♪


おとがまちに響く、川越に音が身近になるように。。。



この日のために、あの日があった。

細渕さんが振り返る、あの日。


「『川越に音楽祭をつくりたい!』
HMCが動き出してから一年。
僕たちは、川越でどれだけやれたのか。
正直言えば、
まだまだ足りない事だらけだ。
でもあの時、
動かなければ、絶対に起こらなかった事が、
ありえない事がたくさん起きた。


個人的に逆境に立たされ、先はもう無いと思っていた2012年10月。
そんなタイミングで、大好きなベーシストが人生の岐路に立ち、
演奏活動があまり出来なくなるという話。

一緒にライブをしようという事になった。
所謂 通常ブッキングでライブハウスに出演するつもりだったのだが、
その打ち合わせの帰り電車の中。
少しでもベースという楽器を主役として、
満員のお客さんの前で一緒に演奏したい。
この『~したい。』という気持ちが僕を前に向かせた。
動き出すタイミングとなった。
そして以前から考えていたこと。
『川越に音楽祭があったらいいのに。』
これがリンクした。
『作っちまえ!!』
その瞬間、動き出した。

帰り電車の中で閃いた事。
一通のメールを送った。
返信は1分もかからず
やるよ!と言ってくれた仲間がいた。
これが、音楽芸人こまつ だった。
メンバーが揃った。
逆境が、HMC BANDを生んだ。
僕にとっては、希望となった。


そして、一ヶ月後。
第一回カラフルスクラッチを2012年11月29日に開催。
ライブハウスは沢山の笑顔でいっぱいだった。
それから一年間。
感謝 感謝 の連続で、
感謝という言葉の最上級を探しています。
本当にありがとうございます。


何かを生み出すこと。
また、繋げ続けていくこと。
多くの試練がありますが、
前を向き続ける事が僕の仕事です」



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「生地が命」

生地が美味しくないと全体が美味しくならない。

美味しい生地のためには、その日の気温や室内温度を頭に入れたうえで、

『彼ら』がしっかり仕事してくれるか見極めなければなりません。

小さな彼らの仕事とは、発酵。
それをコントロールする作業は、

まさに生き物を相手にしているようでした。。。

食べ物の話しを伺っていても、
そう、なんだか生物の話しのようにずっと感じていました。
同じように作っても、
その日によって焼き上がりが違って、一日一日個性が違う。


この日もまた、しっかり「いい仕事」がされたぷっくりした生地が、

常温で2時間掛けて自然解凍されました。

いよいよ、準備万端です。。。♪

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



今日も釜に火が入る。

お店が始まる数時間前に火を入れ、

じっくり時間を掛けて釜内の温度を上げていきます。

そしてお店オープンの18時。

釜は450度になりました。ナポリピッツァを焼く温度です。


素材を釜の火で直接焼く、なによりそのシンプルがいい。


釜に入れて1分半で焼き上がったマルゲリータは、

湯気以上に香ばしい香りを放ち、

素材の味をそのままいただいているシンプルがありました。


生地の小麦粉、トマトソース、食べるだけで明るい気持ちにさせてくれる、

イタリアの食材には、人をそんな気分にさせる力があるのかもしれない。

噛みしめるごとに、陽気な気持ちになっていくようでした。。。

シンプルな素材を、シンプルに調理するだけでこんなに美味しくなる。

こうこうと顔を照らす釜の火。

火を見ながら食材が焼き上がるのを待ち、火を見ながらピッツァをいただくのは、

原始的でどこか懐かしい時間でもありました。。。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


「ピッツェリア ダ・アチラン」があるのは、
川越駅西口からロジャースに続く道を進み、

デニーズとセブンイレブンがある五差路の交差点から、ロジャースに行く道沿いです。
建物が立ち並び、車の往来も多いので見過ごしがちになりますが、
暖かみのある建物が目に飛び込んできます。

ピッツァにこだわったお店として、ダ・アチランは2013年7月オープン。



ドアノブに手をかけふと横を見ると、
通りに面した窓から、そのタイル貼りの胴体が少し覗き見えました。
ガチャ、扉を開けて中に入るとすぐに大きな窯が目に飛び込んきます。
ここで、ピッツァを焼き上げている。
店内には懐かしくなるようなレトロな音楽が流れています。

店内は一階と二階があり、

ランチ営業の時は二階のみの使用、

ディナーは一階のカウンター席も座れます。

カウンターの目の前に大きな焼き釜。

この釜を見ながら食事したいために、

カウンター席にあえて座りたいという方も多くいるそう。


一階から階段を上がって二階に行くと、

温かみのある色に溢れた雰囲気が落ち着きます。

隅々に配された小物が可愛らしい♪




こちらは二階席。

席に座り、メニューに目を落とします。

用意するピッツァはスタンダードなものが多いです。

ランチセットはこちら。

ピッツァの中ではやっぱり人気はマルゲリータ。
クワトロも人気があるそうです。


ランチにつくワンプレートは、

サラダにフリッタータ、イイダコの柔らか煮、ピクルスが丁寧に彩られています。
イタリア料理で定番のイイダコは、

トマトで煮込むだけというシンプルな調理法。

噛みしめるとタコの旨味が広がる。。。

ピクルス、ドレッシングも全部手作りです。


そして、まずは定番のマルゲリータをいただきました。


もちもちとした生地、シンプルだけど自然な旨味、甘みが口に広がります。

美味しい!


ダ・アチランがこだわるのが、

出来るだけナポリピッツアァを提供したい。
ピッツァの中でも、
「ナポリピッツァ」と名乗っていいのは、
実はルールが厳格に決められています。


これまで世界中にピッツァが広がってきたなかで、

各地域でその土地なりにビッツァが変容され、

本来の姿とはかけ離れているものも出てきた。

そこで、間違ったものが広まらないよう、粗製乱造を防ぐため、

ナポリピッツァの形はこうだと明確に決められています。

生地に使っていいのが、

「水」と「小麦粉」、「塩」、「酵母(ビール酵母など)」。
(砂糖は入れません)
シンプルなこの4つから成り立っています。


それぞれの分量も決まっていて、
材料も、作る工程も、使う道具も、作業時間も、

ピッツァの大きさ、中心とふちの厚さも細かく決められています。
ここまでクリアしないとナポリピッツァとは名乗れない。
水と小麦粉を混ぜるミキサーもこういうもの、と決められ、
こねてからまず一次発酵させます。

最初の1次発酵は30分くらい。
そのあと丸く成形したものを常温で4~5時間置いて発酵させてから、冷蔵庫で一晩寝かせる。


翌日、発酵が進んだ生地を、お店がオープンする2時間前に冷蔵庫から出し、

自然解凍で常温に戻してからピッツァとして使います。

生地に手間をかけるのがナポリピッツァで、生地がなにより命です。


季節や気温によって発酵時間は変わるけれど、

常温で4~5時間発酵させる時のベースの温度は、25度。

気温の高い夏は発酵が早く進むし、

(こねるだけで生地の温度が高くなってしまい、発酵時間に影響します)
冬はゆっくり進む。
温度に気を使いながら、生地という生き物を観察し発酵の進み具合を確認します。

そうして、ピッツァにちょうど良いタイミングで生地を常温に戻しても、

使えるのは6時間。
それ以上外に出して置くと再び発酵が進んでしまう。
生地は使い回せないし、

一度常温に戻したものはその日に使い切らないといけない。

その日のものはその日のうちに。
生き物相手の手間がここにあります。


窯は450度くらいに設定されて、
注文が入ったら、手早くピッツァを作ります。

トマトソースももちろん、ナポリピッツァならでは厳格な決まりがあり。
それはシンプルな決まりごと。
曰く、
「トマトを手で潰して塩だけを加えること」であること。
ダアチランでは、イタリアのトマトを使ったソルレオーネのトマトソースを使用しています。

大理石の上で手で生地を伸ばし、トマトソースをまぶし具材を乗せたら、
すぐにパーラで生地を窯の中へ。

あっという間の素早い手つきの中にも、

美味しいピッツァになるよう極意が隠されていました。

トマトソースは均一に乗せるより、まばらにする。

食べた時にトマトの味の変化を分かるようにするためだそう。

それもナポリピッツァの醍醐味です。
そして食材と同じく、

使う道具もイタリアのものにこだわっていました。


次々と窯に生地が入り、

熱々のピッツァになって出てきます。。。♪





ピッツァは熱いうちが美味しい、
窯から出したらすぐ食べて欲しい、そう話します。


窯の中全部が同じ温度というより、

窯内の各所で微妙に温度が変わります。

その違いを利用して、素材によって焼き方を変える。
ピッツァにしても一品料理にしても、
窯内の火の対流を見極めて位置を変えていました。

入口付近でさっと焼くのか、奥でじっくり焼くのか、

火の当て方を変えている技術がありました。


成田さんは、窯には特別な思いがあります。
ピッツアァを焼くのは電気ではなくガスで。

オープン前に捜し求めたこの窯。

バタバタと準備に追われる中で、

手作業で窯の外側にタイルを一枚一枚自分たちで貼って装飾した窯です。

その真剣な職人技と、

大きくカラフルな可愛らしい窯との対比。

ピッツァが窯の中に入ると同時に、

同じように窯の中の火を覗き込みました。
ビッツァは1分半であっという間に焼き上がる。
成田さんの瞳はその時間、ずっと窯内を凝視し、
合間に中からピッツァを引き出し焼き色を確認し、焼き上がりを決めています。




窯から香ばしい香りが吹き出します。
窯から出されたピッツァは、黄金色に変身して香りや湯気を立ち昇らせている。
最後にオリーブオイルを回しかけ、
素早くカットされたら、さあいただきます。


自然な味わい、食べることは幸せになること、

シンプルなナポリピッツァに人生の大事なことを教えられるよう♪




夜になるとダ・アチランは本格的な釜焼きの時間。

一品料理も豊富にあり、

カウンター席に座ると目の前に釜。

窯から漏れる熱で、居るだけで顔がポカポカしてきます。

垣間見えるゆらゆら揺れる火に、

なんだかほっと癒されるようです。。。



せっかくだから窯焼きを。

メニューにはいろんな窯焼きがあって、
ポテトに鶏肉、ソーセージが人気だそう。

ソーセージなら窯焼きは4、5分。
強い火で焼くので、カットして開いた状態で窯に入れます。
そうしないと、せっかくの素材が中まで火が通らず、表面だけ焦げてしまう。

ダ・アチランのソーセージはなんと、

3日間かけて熟成させた手作りなんです。

窯内で位置を変えながら、

じっくりと焼いていきました。



ポテトは窯の入口付近の低めの温度で焼き上げます。

燻製の塩でいただきました。


イタリアワインは全て成田さん自身が試飲して決めたもの。

白はシャルドネ、赤はランブルスコが定番人気。

お店では、デキャンタで飲む方が多いそう。


微発砲の赤ワイン、ランブルスコと共に窯焼きポテトをいただきます。

シンプルで奥深い釜焼きに乾杯♪


成田さんが、窯で焼き上げるお店をやろうとしたのは、
食を大事にしたいという思いがありました。
家庭で簡単に、出来合いのもので済ませられる今の時代の食事。
だからこそ、手作りにこだわり家庭では出来ないものを、と

450度の窯で焼き上げる美味しいものにこだわりました。

生まれも育ちも川越の成田さんが、

食の世界に入ったのは和食からでした。

そこからイタリアンへの転身、そのきっかけとなったのが・・・

ある一皿との出会いがあったと振り返る。

それが、魚のカルパッチョ。


刺身にバルサミコ酢をかけた一品に、

雷に打たれたような衝撃を受けてしまった。


「刺身は和食だと醤油で食べるけれど、

イタリアンは刺身に、塩やレモンにオイル、いろんな食べ方がある。

いろんな可能性があることに衝撃を受けました」


そこからイタリアンの世界に舵を切り、ずっとイタリアンで働いてきました。

イタリアに行った際に食べた現地の食に改めて衝撃を受け、

素材の味を大事にしてシンプルな調理で食べる、

それが抜群に美味しいことに気付かされてしまった。

改めて、イタリアンを極めたいと決意を新たにしたのでした。


イタリア料理に携わり、一番強い影響を受けたのは、

飯能市にある「Torattoria Primavera」で働いた経験だといいます。

そこは、薪で火を起こし、ピッツァを焼くことにこだわったお店。

Primaveraはナポリではなくローマピッツァです。

ローマピッツァはサクサクとしてクリスピーな生地が特徴。


成田さんは、独立を考えた時に都内に出すことも考えたが、

生まれ育った川越の良さも知っていた。
川越は、大通りから一本入った脇道に個人店が多くあり、
古い街並みと新しく生まれるものが混在するこの街のことをずっとだった。

川越でナポリピッツァのお店を出そうと決意した。


ローマではなくナポリにこだわったのは、

ナポリピッツァは450度という高い温度が必要になります。

他ではなかなか味わえないので、強みになるはずだ、と。

そして、クリスピー生地と違って、

ナポリピッツァの生地は発酵の仕方によって生地が変わるし、

丁寧に発酵させるからこそ、生まれるもちもちした食感を楽しんでもらえるはずだ、と。
川越はイタリアンのお店は多いけれど、
ピッツァを押して売り出すお店は少ないし、
窯が店内にあるお店は数えるほどしかありません。
この大きな窯はダアチランの強みです。

「厳格に言うと、ナポリピッツァとして認められているのは、

マルゲリータとマリナーラだけなんです」


この二つだけがナポリピッツァと呼ばれるものだそう。


これ以外のピッツァは、ナポリピッツァと名乗っていてもあくまでナポリ風ピッツァ。
都内のナポリピッツァの有名店では、

メニューにマルゲリータとマリナーラしか置いていないお店もあるそう。

マルゲリータはお馴染みのもの。

マリナーラ・・・??

そう、それこそ、特にお勧めは??と伺った時に

成田さんがぜひ食べてもらいたいというピッツアァでした。


ワインをいただきながら、

ダ・アチランのマリナーラが焼き上がるのを待ちます。

マリナーラは、マルゲリータと似ているのですが、

最も生地の味をダイレクトに味わえるピッツァです。

モッツァレラチーズが乗っていなくて、

パルミジャーノ・レッジャーノとニンニクが乗り、トマトソースがメインのもの。

マルゲリータよりももっともっと昔に出来た原始的なもので、

ピッツァの始まりとも言われるもの。

窯の火で、トマトソースメインのシンプルなピッツァをいただく、

この原始的な素材と食べ方が気持ちいい♪




これがいくらでも食べられそうな美味しさでした。。。

たったこれしか、という素材たちなのに

なんでこんなに美味しいんだろう。


豊かな食材、ミネラルたっぷりで元気になる素材たち。
イタリアの食材には、人を明るくする成分が入っているに違いない。
この釜から焼き上がるピッツァを食べたら、

他のものは食べられなりそうです。

ナポリピッツァに決まりごとが多いといっても、
複雑なことではなく、それはみんなシンプルな考え方ばかりです。
生地には、小麦粉、水、塩、酵母、
トマトソースはトマトを手で潰して塩だけを加えたものであること。

イタリアでもそうであるように、
背伸びせず、大衆食として気軽に食べられるのがピッツァの魅力。
シンプルなものをシンプルな調理でシンプルにいただく。
それが食の原点なんだと、

改めてイタリアに教えてもらったように思いました。。。

窯の火を眺めながら、マリナーラの最後の一切れを頬張る。

トマトソースの甘みが口いっぱいに広がって、

陽気な気分が体に湧き上がってきます。。。


美味しいピッツァのお店が川越にできました。


「ピッツェリア ダ・アチラン」

川越市東田町7-64

11:30~14:00(ラストオーダー)

18:00~22:00(ラストオーダー)
月休

駐車場はないので、近くのデニーズのコインパーキングへ
持ち帰りも可です



「ナポリピッツァはこれだけ厳格に決められていても、

焼き上がったものはその日によって違う。

それだけ、生地作りは生き物相手だということなんです」




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去年、初の川越開催で話題沸騰になったあのイベントが今年も帰ってきます♪

猫好きさん集まれ~!

猫毛祭りin川越のお知らせです。


会場はもちろん、昨年同様

一番街にある「陶舗やまわ」さんの店舗後ろの蔵。
蔵の町で猫毛はとても居心地良さそうです。


今年も、トーク、グッズ、ワークショップなど、
盛り沢山に取り揃えて、にぎやかに開催します。
お出かけにベストなシーズンの開催ですが、

会期が短いのでどうぞお見逃しなく!


◆◆◆ 猫毛祭りin川越 旅する猫毛 ◆◆◆



2014年4月26日(土)~4月29日(火・祝) 10:00~18:00 
(初日11:00から・最終日17:00まで)


会場:陶舗やまわ (店舗後ろの蔵にて)埼玉県川越市幸町7-1


●猫毛フェルト作品展「旅する猫毛」&猫毛バザール
参加者の皆様と蔦谷Kが猫毛作品を各地に旅させて、
旅先で撮った猫毛作品写真を展示します。
作品と同図柄のポストカードも販売。


その他、猫毛フェルト作品を手作りできるキット、完成作品など、
グッズも販売します。


●猫毛フェルトワークショップ
ワークショップの作品は今回は3種類。


一番人気・定番の「猫毛フェルト人形」と、
少ない猫毛でもできる「ちりめん猫」、
そして、今ごく一部で話題沸騰中、話題の「猫毛書」のWSも!
お好みのWSにご参加ください。

基本的に事前のお申し込みが必要です。

猫毛ご持参でおいで下さい(ない方はお申し込み時にご相談下さい)。


〈猫毛フェルト人形〉参加費:1500円(道具貸し出し代・猫毛以外の材料費含む)
4月26日(土)15:30~17:00
4月29日(火・祝)11:00~12:30


〈ちりめん猫〉参加費:800円(道具貸し出し代・猫毛以外の材料費含む)
製作所要時間は30分~1時間。開催時間帯のお好みの時間にどうぞ。

4月26日(土)13:00~14:30(受付14:00まで)
4月27日(日)13:30~17:00(受付16:00まで)
4月28日(月)13:00~17:00(受付16:00まで)


〈猫毛書〉参加費:1500円(道具貸し出し代・猫毛以外の材料費含む)
猫毛を色紙に貼り付けて、お好みの文字を形作ります。工作気分で楽しめます。
4月27日(日)11:00~12:30


●ペットシッターの猫毛的トーク
川越市を中心に活躍するペットシッターのお二人、
「ペットシッター川越ミャウ」の向井さん、「ペットシッター トマト」の福島さん、
お二人による猫毛的トークです。

・4月29日(火・祝)13:30~14:30
・観覧無料、予約不要(事前予約優先)

●猫毛フェルト指人形劇団「世界の毛フェル座」公演
子どもたちも楽しめる、昔話をアレンジした脚本などを
猫毛フェルトの指人形が演じる ショートショート芝居。昔懐かしの紙芝居舞台で上演します。
・4月29日(火・祝)15:00~15:30
・観覧無料、予約不要(事前予約優先)


猫毛祭りとはどんなイベントなのか、

去年の様子を再投稿します。。。♪



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



この日曜の川越一番街は

凄い人出でした♪


歩くのもちょっと大変なくらいでしたね

やっぱり、川越-横浜直通運転が始まって、

新しい人の流れが生まれているのを感じがします。(*^o^*)


そんな一番街にある

「陶舗やまわ」さんから細い道を入っていくと、

ちょっと変わった看板があり。。。


川越style


「猫毛まつり開催中??なんだろう、見てみようか」


そんな事を言いながら、

次々にあの奥の白い蔵に入って行く人が絶えなかったです。

『猫』というキーワードで「おお!」と思い、

『毛』で「何だろう?」と

吸い込まれて行った感じでしょうか。(*^o^*)


そして、中に入ってみたら

「わあ!」と歓声上げる方がたくさんいました。

身近なものだけど、

まさかこういうものに生まれ変わるなんてビックリですよね。


日曜日に、

陶舗やまわさん奥にある白い蔵で行われたのが・・・


川越style


「第5回猫毛祭り」

~ネコケもネガイもつめこんで


2013年4月27日(土)~29日(月祝) 
10:00~18:00
(初日11:00から・最終日17:00まで)
会場:一番街にある陶舗やまわ (店舗後ろの蔵にて)

なのでした!


愛猫をブラッシングして集めた毛で作る

「猫毛フェルト」。


猫毛フェルター蔦谷さんの作品展示や、

実際に猫毛フェルトを作れるワークショップもあって、

楽しいイベントでしたよ♪


蔦谷さんには、

「猫のいる12ヶ月」という

作品シリーズがあるのですが、

それぞれの季節を猫毛フェルトで表現しています。

(作品を見る前にもう一度、

これは猫毛から出来てる事を頭に入れてください(*^o^*))


3月は、「猫雛」

川越style



5月は「かぶと猫」
川越style



9月は「ぎんなん猫」
川越style

こういう感じで、猫毛で作った作品が並んでいます。

「わあ!」ってなりません??


蔦谷さんの作品の他にも、

教室の生徒さんの作品もたくさん並んでいて、


そこには・・・


「作品タイトル」

「作った人の名前」

そして

「猫毛提供猫」が書かれていました。

川越style
チャコと銀次の毛から作られた作品だそうお


「猫毛提供猫」と書かれてると、

毛から、この子はどんな子なんだろう、と

つい思いを馳せてしまいます。。。


猫毛フェルト、一つ一つ色も風合いも違って、

毛にも個性ありますね。


飼い主さんの話しでは、

短毛ならすぐに集まるけれど、長毛なら集めるのに時間かかる、

みなさん大事に集めたのが伝わります。


無駄に思われる抜け毛を、

大事なものとして扱うのって素敵ですね。

猫だけじゃなく、犬でもできるそうですよ!


そして、

この猫毛祭りで楽しみにしてたのが、

猫毛フェルト制作のワークショップです。♪


「お手軽ワークショップ

愛猫の毛をお持ちいただいてお作りになることはもちろん
猫好きだけど飼ってなくて、という方には猫毛をご提供。
ご予約不要、ふらり手ぶらでおいでになって、当日参加も可能。
製作所要時間は15分~1時間」



猫毛フェルター蔦谷さん自身が、

制作の指導してくれます。


このワークショップが凄い人気で、

参加者殺到でした。初めての猫毛フェルト作り、体験してみました。


小さな猫の顔を作るワークショップだけど、

みんなじっくり時間掛けて作ってるのが印象的でした。

我が子への愛情の深さ感じた。。。

川越style


話を聞いたら、

自分の猫の毛を持ってきてる人がたくさんいて、

それこそ1年かけて集めた、なんて人はざら。

家族4人で参加されてる一家もいました。

(鎌倉から来た、なんていう人も。。。)


猫を飼ってない人にも・・・

「猫好きだけど飼ってなくて、という方には猫毛をご提供」
というのがありがたいです!

でも・・・

猫毛をご提供って、どこの子の毛なんだろう。。。

と、ちょっぴり不安だったんだけど・・・


川越style
(この缶に入ってます)


蔦谷さん「この毛は、私の姉が飼ってる猫の毛ですよ。ゆきちゃんです」


そんな話しを聞かせてもらうと

安心しますね。(笑)

実在してる猫なんだと実感できます。

しかも、ゆきちゃん・・・


川越style
本にも登場してるし!ヾ(@°▽°@)ノ

蔦谷さんの本にも登場したことのあるゆきちゃん。


この子の毛なんだな、と本をチラチラ見ながら

猫毛フェルト作り、スタートです!


こんな風に作られるんだ、と

制作過程を見てください♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


まずは、ゆきちゃんの毛を適量取って、

フワフワになるように広げます。
川越style

綿あめのようです(*^o^*)


いきなり丸めるのではなく、

こうして一回フワフワに広げてから丸めるのがコツ。

そうすると丸めた時にヒビが入らないんです。

おにぎりを作るように両手で毛を丸めていく。


だんだんと力を入れていって、

固い丸にします。
川越style
こんな感じになりました。

この丸くした毛を、

しじみの貝殻に乗せ、紐と鈴をボンドで固定!
川越style
猫の顔になってきましたね。



あとは目を付けて完成です。
川越style
猫の顔に見えますか??

ゆきちゃんも喜んでくれたかな(*^o^*)


あ、目をもっと奥に入れればよかった。。。

宇宙人みたいに飛び出てますね。。。(笑)

だいたい30分くらいで完成しました。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


この、猫毛のお祭りが川越で行われるのは、

今回が初めてのことでした。

大盛況のイベントでしたね。


こんなにたくさんの方が来られていたのは、

蔦谷さんの猫毛フェルト作品の力もあるし、

自分の猫の毛で作るワークショップもあり、

なにより

猫好きな方が集まれる場になったのが、

良かったのではないでしょうか。

猫毛まつりを川越に呼んだ

ペットシッターの「川越ミャウ 」の

向井さんの努力の賜物ですね♪


向井さん「猫毛フェルトワークショップは、

愛猫の抜け毛を丸めて作品を創る過程も

愛おしくて楽しいものなのですが、

猫好きな人同士が同じ場所に集まるということも
貴重だと思っています。


猫毛フェルトは、
猫毛を丸めて作品にするという少し変なことに(蔦谷さんすみません!)
まじめに取り組むという猫らしい楽しい遊びだと思っております。

猫族の方々にぜひお越しいただけたらと思います!」


そして、場所を貸してくれた

やまわのご主人。


「会場どうしようかなと思っていたところ、

クレアモールの炭火焼地鶏けいちゃんが食事にさそってくれて、

食事の席に陶舗やまわさんもいらっしゃり、
蔵を会場に貸してくださるということになりました。

とてもラッキーな巡り会わせで、

こうして『猫毛祭りin川越4/27-29』を
開催できることになりましたのでとても感謝しています。」


あのお祭りの裏には、

こういう人たちの繋がりがあったんです♪

次回があることを祈ります。。。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

最後に、きっとみんなが笑顔になる素敵な話しを。。。


猫毛ワークショップに参加されてた方で、

一際熱心に作っていた方がいました。


時間掛けて丁寧に作ってました。


その彼が持ってきていたのは、

チロちゃんの毛だった。


チロちゃんはいわゆる地域猫で、

彼がいる地域の人みんなに愛されている猫。


もともとは五人兄妹だったんだけど、

今残ってるのはチロちゃんだけ。


川越style


もう19才になるそう。


彼はチロちゃんの毛を集めて持ってきて、

フェルト作品を作っていました。


「そのフェルト作品、宝物になりますね。

チロちゃんも喜んでますよ」


僕がそう言うと、

彼は・・・


川越style

「せっかくだから、地域の人に上げますよ」


そう答えてくれました。

もらった人の笑顔が想像できるようでした。


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