おむつの思い出、と言ってもそれほど昔の話じゃないんだなあ……

 

結局、おむつで用を足したことはないのではあるが、4年前の甲状腺の手術の際、一応おむつを購入してみた。

 

病院からは特に指示はなかったけれど、父親が入院していた病院はおむつは感じや家族が用意するものなので、前もって買っておいたのだ。

 

甲状腺の手術だったので結局、おむつは使わず、だけど捨てるのも何なので一袋残ってしまった。

 

その次は子宮体癌の手術であるが、この時も病院からは何も言われなかったが、前回のおむつの残りがあるので、荷物のなかに 忍ばせていた。

 

手術が終わったら、既におむつは穿かされていたが、おしっこは管が入っているのでおむつの必要はないし、便は術前の絶食ほぼ2日間と下剤、潅腸の影響か、術後4日間ほどガスも出ない感じで、結局おむつの必要はなかったのだ。

 

それより前のおむつの記憶、というと全くない。私が赤ちゃんの頃と言えば、紙おむつなんぞなかったので、全員布おむつである。

 

おむつを付けていた記憶は無いのだが、おむつを洗っているのを見たことはよくある。

 

赤子のものとはいえ排泄物のついたおむつをそのまま洗濯機に入れることはできないので、下洗いなるものをするのだが、田舎なので、川沿いのお宅は皆さま「川」で下洗いをするのだ。おむつだけじゃなくて、泥汚れした作業服とか、運動靴なんかもまずは川で下洗い。

洗濯しやすいように堤防に小さな階段がついていて、お母さん方はそこでしゃがんで手洗いをするのだ。

 

近くに川が流れていないお宅の場合は、家の外に洗い場か設けてあった。

私の家はそっちの方である。庭の洗い場は、植木の水やりや洗車の時にも使うので、戸建てだったら必ずある。

 

賃貸の場合はどうか、というと、私が生まれたころは賃貸というか時代劇の長屋みたいな家に住んでいたが、5軒共同で使う洗濯場があったので、多分私のおむつはそこで洗われていたのではないか。

 

そう思うと昔の方が大分エコだなあ。

今、同じことをしろと言われても困るが、石油由来の吸収ポリマーだの紙ごみを使い捨てで大量廃棄するおむつより、地球には優しいと思う。

 

ただ、私が現在居住しているマンションで考えてもおむつを洗う場所はない。

洗面台か風呂場で洗うのもなんだかなあ。ただし、犬の足を洗うための共同水源は屋外にあるのだが、ちょっと利用がめんどくさいので誰もつかってない。

 

おむつ作りに使う布地も赤ちゃんが生まれるとなるとどこからともなく、使い古した浴衣地とか、また使える使用済み布おむつとかが集まってくるのだが、今って布おむつ売っているのかしら?マスク不足の時に晒の白布は一反購入したが、結構しっかりした布地なので、吸水性は悪そう。

おむつに使う布なんて使い古してクタクタになった方がいい。

 

ただ、それでも紙おむつよりは吸水性は良くないし、漏れるし快適じゃないのでギャンギャン泣いておむつを替えてくれい、と要求するのだ。あ、だからおむつが外れるのが早かったのか。

 

中国はもっと大胆で小さな子供のズボンはアケビのようにぱっくり割れている。そのまま用を足せってことだ。

インド人と結婚した漫画家さんが夫の実家に帰省したら、小さな甥っ子が何も穿かずに遊びまわっていた。暖かい国だと屋外ならそれでも行けるかもしれない。

 

 

 

一番幼いころの思い出は?

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