明日も雨だ、という予報があったので、コインランドリーに行ってきた。
大人二人なので、それほど洗濯物が多いとも思わないのだが、やはり、土日はダンナが私服を着ることもあって、洗濯の量は増える。
使用したタオルなどは、早めに洗いたいこともあるので、三日ため込むのは好ましくない、と乾燥機をかけに行くことにしたのだ。
で、これが重い。
車で行くので、自室から駐車場まで運ぶだけなんだが、洗濯して濡れた洗濯物をランドリーボックスいっぱいにすると、結構な重量がある。
もちろん、コインランドリーなので、洗濯もランドリーで行うことは可能だ。それをやっている方も結構いらっしゃるが、私が良く利用しているランドリーは大抵の方が自宅で洗濯まで済ませて乾燥機だけかけに来る。
私は車なのでまだいいが、徒歩でコストコバックに洗濯物を入れて担いでくる方もいる。
なんでこんな重い思いをしているのかと言えば、簡単な話で、
洗濯+乾燥の自動コースは一回１４００円。
乾燥機だけなら１０分10０円なのだ。
私は大抵、４０分乾燥機をかけるので、４００円である。
それでも、晴れていれば払わずに済んだお金だと思うと、４００円入れるだけでなんか損した気分になるのだが、これは仕方ない。
駐車場料金は１時間までは無料なので、４０分で乾かして、１０分で畳めば駐車場代もかからないわけだ。
乾いた洗濯物は軽いので、帰りは楽である。
洗濯と言えば、入院中の洗濯物だが、大昔は病院内に「ドライエリア」なるものがあった。
洗濯機はあるので、洗濯はするのだが、１２畳くらいの部屋全体が乾燥室になっている部屋で、そこに洗濯サークルを持ち込み干すのである。
科にもよるのだろうが、その時は内科で入院していたので、フロアに男性も入院していた。下着とかもあるので、干し方には気を使ったような使わなかったような。
それよりもっと前の父親が入院した時は、屋上に物干し台があり、そこで洗濯物を干していた。
子宮体癌でお世話になった大学病院には何回も入院しているのだが、コロナ以前は、見舞いは自由だったので、ダンナが仕事帰りによって洗濯物を回収していき、朝出勤前に洗濯物を届けてくれるなんてこともあった。当時、ダンナの勤務先が病院から徒歩圏内だったからであるが。
甲状腺腫瘍の手術の時からは、コロナ禍になったので、外部からの面会は厳禁になってしまった。ぶっびくのやり取りはすべてナースステーションを通して、となったので、洗濯ものくらいは自力で何とかしなければならない。
その頃になると、ドライエリアは無くなり、洗濯+乾燥一体型の洗濯機が書くフロアに備え付けられているのだが、１回５００円。
値段は良いのだが、終了までに２時間かかるし予約はできないシステムなので、洗濯しようと行ってみたらほかの人か使っていたりするとすると、結構ガッカリする。
入院中の病人なので、基本的にヒマなんだが、私のスケジュールはすべて医師、看護師優先である。
「今日は午後に検査があります」
「午後にリハの先生が来ます」
というのだが、「何時に予約してます」ってわけじゃないので、午後、って言われたら、午後のいつ来るかは不明なのだ。
ベッドでゲームしているかスマホ見ているとかで、動いてはいけない。
子宮体癌の入院の時はこれがイラッと来て、何回かブチ切れてしまったため、リハの先生には申し訳なかったかもしれない。
昔は、入院中でも室内にハンガーとかかけて干したものだが、今は干す場所もなくなった。ベッドの仕切りのカーテンは天井からになっていて、カーテンレールが無いのだ。
洗濯で案外困るのが、ブラジャーとスリップで、私のブラはワイヤーが入っているタイプなので、タンブラー乾燥するのはちょっとためらわれた。
スリップも化繊なので同様。
入院しているんだからプラもスリップもしなくていいじゃん、って考え方もあるのだが、私、結構乳がでかい(乳だけでもないが)ので、ブラジャー無しで他人様と会うのはちょっとヤなんである。
そうは言っても術後しばらくはブラジャーなんてしてなかったけどさ。
仕方ないので物量作戦で、洗濯機にかけられないものは着替えを多く持ち込んで、ダンナが来たときに持って帰ってもらうことにした。
そういえば、コロナ以降、病院のレンタルパジャマの患者さんが増えたような気がするが、やっぱり家族の面会が出来なくなったことが原因だろうか。
なんかユニフォームみたいで嫌なんだが、贅沢言ってちゃいけないな。
それでもタオルとかパンツは洗わなきゃしょうがないのだが、白内障の手術は５日間の入院だったのでタオルについては捨てる寸前の古いタオルを５本持ち込んで、使ったら捨てていた。
パンツは７枚持ち込んで洗わずに持ち帰った。
DAISOに使い捨て紙パンツ、があったのだが、履き心地はどうなんだろうか。
ただ、サイズが１サイズなので、私には小さいか。
使えたら使ってみたい。