いや、川口の優勝戦は熱かったですね。鈴木圭一郎選手と中村雅人選手のスーパーハンデ二人が、初日から揃って連勝で勝ち上がり。優勝戦で共に完全Vをかけての争いとなりました。
先手を奪ったのはやはり圭一郎選手。閃光のようなスタートでグイグイと番手を上げて行きます。試走タイムは圭一郎選手がトップの.27に対して、雅人選手、20線の渋沢選手と並ぶ2位タイの.29。
となれば、近況の勢いからしても、圭一郎選手が押しきってしまうかと思われましたが、渋沢選手に対しての突っ込みがやや窮屈になってスピードロスするのですよね。ここに雅人選手が見据えたようにモンソンの前輪を突き刺し、一気に先頭を奪いました。「さすがは中村雅人」と言うしかないでしょう。無双状態だった圭一郎選手にしっかりと先輩の貫禄を見せつけました。中村選手おめでとうございます。
芦屋MB大賞はイン篠崎仁志選手が、スタートやや後手を踏みながらもしっかりと伸び返して1M先マイ逃走。ベスト18入りへ、大きな400万円の上積みとなりました。チャレンジカップも活躍を期待しましょう。一方、予選落ちの茅原選手は残念でした。後は天に祈るのみというところでしょうか。それでも熱い走りで今節も魅せてくれましたね。いよいよチャレンジカップ、ベスト18争いも佳境に入ってきました。もう2016年もあっという間ですね。