江戸の誘惑 その2
さて、先日行った「ボストン美術館蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑」 。
神戸市立博物館では今日(5月28日)までです。
この土日はかなり人出がありそうなので、金曜日に有給をもらって行って来たわけです。
平日なら人も少なかろうと・・・。
ああ、でも、思いのほか多くの入館者!!
以前もあったのです、同じようなことが・・・。
そのときも、人出が少ないと思って平日に行ったのに・・・
じじ・ばば・じじ・ばば・じじ・ばば(以下省略)
一昨日なんか、途中から入場券売り場が「一般用」と「それ以外用」に分かれているのだけど、ほとんどの人が「それ以外用」に。
神戸市在住の65歳以上の人は半額なのです。
つまり、入場券を買っているのはほとんど65歳以上というわけです。
要するに、、、毎日が日曜日の方がた。。w
おまけに、小学生の団体。高校生らしき団体もちらほら。
土日にはこういった団体は少ないと思われるので、どっちが少なかったのか。。
でも、今日は最終日、かなり多かったんじゃないかな?
っていうか、都会では平日でもいつもあんなに多いのかしら?
都会だと催し物が多いし、いつでも新幹線なんて乗らなくても行けて羨ましいけれど、結構大変。
じっくり味わうなんて平日でもなかなかできないのね。
今回は自分の好みにぴったりとあったということもあって、最近見た中では突出して満足した展覧会だったから新幹線代も惜しくはないけれど。
図録も充実していてすごく楽しめます。でも、あの繊細さは図録ではどうにも伝えられません。
着物の柄も、実物でさえ、「どうやって描いたのか?」と思うほど細かく、図録ではもう何の柄やら判別できないものもあります。
実際見た感じでは、いちばん多かったのは麻の葉文様かな?
それと意外に蝶の柄が多くて驚きました。
蝶の柄は何か意味があるのかしら?
当時流行ったのかしらね。。
花では鉄線の柄がよく目に付きました。
孔雀の羽の柄なんかも意外に多かったけれど、かなりゴージャスな雰囲気の遊女が着ていたのでしょうねぇ。
もちろんも楚々とした柄もあって、それらの着物の柄のように殿方の遊女の好みも千差万別だったのでしょう。
今も一緒ですな。w
今は年中着られるような四季の花々がちりばめられた柄が多いけれど、やっぱり四季それぞれに柄を着分けられたらいいですよねぇ。
江戸の人気スイーツ羊羹です。
落語にもこれが「薄いの厚いの」って話がよくでてきますね。w
小風呂敷の柄は表が鮫小紋、裏が麻の葉文様です。