短大付属、の生徒会長の2人組です。
うはは、泉そらだったらこんなかなとイメージ画像、頂いてまいりました!
運動部代表生徒会長だけど今は統括本部長もやってる大島佐助君(17)と、
文化部代表生徒会長で大島君とは交際中という、泉そら(17)です。
だらだら説明。
泉そらは、青陵学院中等部卒業後、隣町にある短大付属に入学をしました。
華道部の先輩、当時、青陵学院高等部の1年生に不破翔吾、という人がすっごい才能がある華道の方だったのですが、
その方が1年生の途中、夏休みをもって退学となっているので、
それがきっかけで短大付属にと入学しました。
不破翔吾はまた別枠で。退学してるってのは、普通に海外へ引っ越しをする為なので、
イギリスという国で美術の学校にと入り直してます。
そして中等部時代の友達が上智比呂で、そらとしてはお友達という目線でしたが、
上智にとっては好意を寄せる相手、でもありました。そのせいもあってすれ違いがあったというのも過去に、あり。
そして、この2人は特進科という同じクラスメイトとなっていて、後ろの席に泉そらが、その前の席にたまたま大島君がという配置という始まり方でした。
で、実際は。
「あら佐助君、随分と機嫌がよさそうね」
「ああ、実は昨日の全国模試であの杵柄君に逢ったんだよ」
「珍しいわね、杵柄君は無縁だと思っていたのに」
「ああなんか、五馬君の問題解決って目的で受けてたみたいでさ、だから五馬君と同じ大学と学部を書くんだって言ってたんだよ」
「あああのいつも全国模試で一緒だっていうすっごい人ね」
「俺が苦手だっていう物理とか、うわってなる数学の場所とか、すんなりだしな」
「じゃあ機嫌がいいという佐助君をお祝いしたいわね」
「…俺は山にこれから向かおうかな」
「今日は幸運の雨が降っているわ、陸上部のあの顧問の先生でもさすがに山まで行けとは言わない、せいぜい校舎内を命果てるまで走り回れと言うだけよ」
「ぬかった」
「さあお祝いよ」
「…こ、これを見ろ」
「ん?」
「き、杵柄君から超いいものをもらったんだ、お守り!」
「お守り?」
「何をどう勘違いされたのか分からないけど危機を感じたらこれを握ってお祈りすればいいって言われてもらった!!だから祈ってみる!!」
「それ、安産祈願って書いてあるわよ」
「…俺、何を勘違いされたんだ…」
普段の2人。
「チョコバーだけじゃつまんないし、ほら、かき氷よ」
「おお、夏だしな、サンキュー!って違うぞ!?」
ノリがいいのか悪いのかよく分からない大島佐助君ですね。
「それで山はどうだったの」
「ああすっげえ雪でジョンがうろうろしてたから道案内してたんだよ、最近ジョンが足が速くなったから一緒に走ったぜ」
「それ、ジョンではないわよ」
「え、熊のジョンだよ」
「冬なのよ、冬眠している筈よ」
「…!!そ、そうか、ついに俺はジョンでさえ…」
「寂しいのね、じゃあ私のジョニーと仲良くしてみましょうよ」
「や、め、て、ジョニーってあの蛇だろ!!」
「ジョンとジョニーよ、もはや親戚じゃない」
「ジョンは熊!ジョニーは蛇!」
「もういいじゃないの種族がどうのという話は、さあかき氷を」
「…な、何を入れた」
「だからチョコバーばかりでは栄養素がと思って差し入れをしたまでよ」
「な、なら食べるよ」
がりいっ
「…な、何か、歯が砕けそうな…」
「気の所為よ」
「そ、そうか」
がりいっ
「…二度目、二度もがりってするか、え、何」
「冬は素敵な季節よね」
「…おい、おいいいいいいいいいいい!!!」
「どうしたのそんなに冷や汗をかいて、真冬なのに」
「どうして冬なのにか、か、カブトムシ…!?」
「越冬をしてカブトムシ達は強くなるのよ、佐助君も今越冬をしている最中だからちょっと応援したくなったのよ」
「や、やだ、俺はカブトムシを、」
「あら、ミニーの死を無駄にしないで」
「ミニー!?もしかして女の子!?」
「ああ、間違えた、ジョンだったかしら」
「お、俺の仲間、ジョン!?」
普段はこういう感じのね、素敵な漫才師2人みたいなカップルなんです。
でも、
生徒会長同士となるとすっごい連携をとれるびっしばし仕事が出来る2人なので、
「…なあ、大島に真冬なんだからランニングはやめとけとか誰か言えよ」
「その前に大島に正気になれよとか」
「大島って本当は馬鹿なんじゃないのか」
「いやいや、泉さんが笑ってるじゃないか」
「ああそうだな、つまりはまじでアツアツってやつか」
とクラスメイトは話していたりします。
「あれで生徒会長とか言えるのか大島は」
「佐藤さんかむばーっく」