私事ながら、Daddy さんは豊橋(愛知県東部、三河国)の人。さらに言うと、実家は二川の人。“二川”と聞いてピンと来るという方は、はたしてどれくらいいるものなんでしょうか?
実は・・・
東海道二川宿は、江戸日本橋から33番目の宿駅。
豊橋市中心部のもうひとつの宿場町、吉田宿とは異なり、旧宿場町の面影が現在も各所に残っています。
かつての本陣や旅籠が「豊橋市二川宿本陣資料館」(有料)として整備されているほか、宿場で有数の商人だった田村家の店舗兼住居の「駒屋」を平成24年から3か年の復原改修工事を行い、平成27年11月1日から一般公開(無料)されています。
この商家「駒屋」の公開により、二川宿は本陣・旅籠屋・商家の3か所を見学できる日本で唯一の宿場町となりました。
・・・という、それなりに由緒正しい町でございます(と言っても、実家はこの旧東海道沿いにあるわけではなく、さらにさらに町外れなんですが)。
で、その駒屋さんが、この度めでたく5周年を迎えまして。せっかくなんで、Mommy &V3 と一緒に出掛けてきました。
門前で何やら看板を真剣に読む母娘。
蔵カフェ「こまや」のメニューでした。歴史より食い気な 2人。
門を入ると、こんな感じです。
建物内はこんな感じ。
中庭。
手押し井戸ポンプを活かした怪しいオブジェ? “R2. NOV. 15 1 DAY ART”。
蓑虫! 結構カワイイ。
実はこの日、「広場ライブ」(そんな凄い数のお客さんが入るわけじゃありません)に高校部活の後輩ちゃんが出演してまして。
ちなみに(演)劇部です、恥ずかしながら。あ、でも、中部大会(県大会の上、その次は全国大会)まで行きました。そこは恥ずかしくない。えへへへ。
で、その後輩ちゃん、“Precious Moon” という、ピアノ&ヴォーカルユニットなんだけど、前にも一回観た V3 が、今回も「どうしても行きたい」とかゴネまして。
こんな様子でした。
ハンド・イン・ハンドで観賞する母娘。若干意味不明です。
ライブ後、ピアノさんを襲撃する V3。どうしても「お礼を言いたかった」らしい。
ヴォーカルさん(彼女が Daddy さんの後輩ちゃん。なので Mommy の先輩でもある)に挨拶する V3。撮りそこねたけどこのお二人、ハグまでしてました。何だ?
ところで、舞台のバックに据えられていたのは、この日行われた「書道パフォーマンス」の作品。
豊橋生まれ、鈴木愛さんによるものです。
開館5周年を迎えた豊橋市二川町の商家「駒屋」で15日、周年の記念式典が開かれた。関係者ら50人が出席、節目を祝った。
来賓紹介後、地元デザイン書道作家の鈴木愛さんによるライブパフォーマンスがあり、鈴木さんは1・8×2・2㍍の金色の用紙に朱色で「祝」、白色で「5th」などと書き、上から黒で大きく「駒」の1字を勢いよくしたためた。「金色の紙に書くのは初めて。『駒』の字は馬車に見立てて書いた。この馬車で、世界中からお客さんが駒屋に来てくれたら」と鈴木さんは説明、書は来年の成人式過ぎまで離れ座敷に展示されるという。
パフォーマンスの様子。
実は、駒屋さん、こんな企画も行ってまして。
「蔵ぎゃらりぃ」は、こんな感じ。
ここで Daddy さんが「お〜」と思った作品、2点。
そうこうしているうちに、陽も傾いてきました。
ということで、うん、まあ、地味に楽しめた午後でした。
こちら、V3 が、とりあえず3ヴァージョン持ってきたパンフレット。英語、ハングル、日本語、と思いきや・・・
・・・中国語。
緑のシールは、その目印だったのね。よ〜く見ると「駒屋」の馬編、馬になってませんね(簡体字というモノでしょう)。
ちなみに、日本語版は、別のところにちゃんとありました。
どうでも良い(というか、めっちゃローカルな)話なんですが、この二川辺りは、昭和30年まで豊橋市ではなく渥美郡二川町でした。
なので、多くの人がその当時からの惰性で、豊橋の中心市街、豊橋駅周辺へ行くことを、市内なのに「豊橋に行く」と表現したりします。
高校時代の Daddy さんも豊橋市民のくせに、ついうっかり「豊橋へ」とか言ってしまい、周囲に微妙な空気を呼び込んだことが何度かあります。
何なら、今でも時々言ったりして。
言葉は時代とともに、なんだけど、変わらない部分も多いんだなあ。
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