写真は撮らなかったが、7時半頃で-1℃くらい。
庭松や松飾を集めて10時10分頃、どんど焼きの場所に行くと区長がやってくれたのだろう、集めて山を作ってあるので、我が家のも積み上げて置く。
昔からどんど焼きは区長と会計の責任でやっている。
独りだけで居た会計が「10時から始めると思って待っとったら、ちっともみんな来んよ!」と言うので、「毎年、いつも10時半だよ!」と教える声がつい自分でもきつくなっている。
元日の新年会で、私が10時からの開会時間を10時半からと思い違いして遅れて行った時、「ボケてんじゃないの?」と言われているし、孫にもそう言ったそうなので‥。
私には半分冗談のつもりだろうし、孫には本気で心配して言ったのだろうが気分は好くない。
狼煙上げの場所に10時15分に行き、燃やすモミや松の枝を細かくしたりして備え、お神酒を頂こうとしたら紙コップの用意が無い。
直ぐカネヤンが竹を切って来てくれたので、竹コップを作って頂いた。
枯れた竹を刻んでくれていて、竹を先に入れてガスバーナーで火を熾しておき、定刻の10時半から生の枝を入れて煙を上げ始めた。
風があってなかなか真っ直ぐには上がらない。
城山の狼煙は見えるが、他の二ヵ所はかすかに見える程度。
財団の横山君が写真を撮りに来ていたので、メンバーを撮ってもらった。
昨年亡くなったイサ兄ぃの息子が来てくれて、若手が跡を継いでくれるのは有難い。
11時近くにどんど焼きの場所に戻ると、多くの人が集まってきているが、火が大きくなっていない。
生木を燃やすにはコツが要る。
狼煙上げで使ったガスバーナーを持って来てもらって、火力を大きくして何とか燃やし、餅やミカンを焼き始めた。
途中で帰った人も居るが、12時に、お開きにする時居た人だけで写真を撮って解散した。
毎年、残った松の小枝の燃えさしを屋根の上に上げて、火事にならないようおまじないをするのだが、今年は持ち帰るのを忘れていた。
ここ十数年、持ち帰る人は私だけで他にいなかったので、こうした民俗文化も伝える人が居なくなり、途絶えることだろう。