∵ 唄と話しに

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 午後一時半から木曽部会の理事会と師範会。

理事会は主に、木曽部会吟道大会について協議。

三時からの師範会は、越天楽今様と筑前今様について勉強。

四時過ぎ閉会。

 

 八時頃から降り出した雨は、三時過ぎに一時止んだが、夕方また激しく降ったり止んで夜降ったりと、好いお湿りだった。

 

 今日は二泊目の、オーストラリア人のご夫婦だけ。

 

いつもは六時半頃からの夕食だが、十五分頃から食べてもらい、料理を出し終わってから、近所の民宿「まるや」さんへ七時十分前に行った。

 

 

ツアー会社から頼まれ、七時五分前から五十分間の予定で、アメリカ・マサチューセッツ州の高校生十人と先生三人、それに日本人ガイドとガイド見習いの二人、合わせて十五人に唄と話を聞いてもらった。

 

囲炉裏と自在鉤の話から始め、キソエリアソング「木曽節」の後の、ウエディングソング「長持唄」では大きな声で合いの手を唄ってくれたし、コミックソング「どうせどん百姓」の説明では笑いも出て、セクシーソング「おんたけやま」では大人の話を・・。

 

ここで、今日十七歳の誕生日を迎えた女の子が居て、予め私にハッピーバースデーの唄のタイミングを出してくれるよう頼まれていたので、きっかけを出して皆で唄い、民宿で用意したケーキを出したら、本人はびっくりして感激している様子。

 

すると日本人ガイドが「誕生日を祝う唄はありませんか?」と聞くので、ちょっと待ってもらって宿の嫁さんに紙と鉛筆を借り、即興で俳句もどきを書いて俳句吟をさせてもらった。

 

   誕生日 サラに幸をと 皆祝う

 

サラという女の子の名前と更にを掛けたのだが、門外漢の私、こういうときに季語を勉強しておけば良かったと思うのだが仕方ない。

 

四十歳前後の日本人ガイドは民謡も知らないし、ましてや詩吟と言う言葉を初めて聞いたようで、英語は上手だがもっと日本のことを勉強して欲しいと思う。

「詩吟も調べといて!」

 

そんなことをしていたので、予定時間をオーバーして八時過ぎに閉じさせてもらった。

 

出ると小雨がまた降っていた。