∵ お別れは、久し振りの親族会の場

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 七時前に坂下の葬祭場に行き、八時からの出棺まで立ち会う。

 

八時半頃帰って来て、朝食。

 

弔吟の準備で、ギリギリまで文言を考え、符付けを考えて書き直す。

 

仕度をし、受付を頼んだ近所の二人と三人で、タクシーで葬祭場に十二時前に到着。

 

早速受付を始め、午後一時から葬儀。

 

読経の後、弔吟は相澤啓三の言葉と叔父と叔母の名前を詠み込んだ歌を作って詠じさせて頂いた。

 

  死者にはお返しが出来ない

  死者を思うとは

  死者の死でなく

  死者の生を受けつぐこと

 

  亀歩み山は動ぜず守り人の雄々しき生き様敬う子等も

 

私の後、故人の孫が送る言葉を読んだので、涙脆い私は目の掃除をする。

 

二時前から、忌明けの席にお呼ばれし、大妻籠区民や親戚と、故人を偲びながら、様々な情報交換やら話をした。

 

親父は十人兄妹。

親父を含め三人が亡くなり七人が元気。

遠方なのと体調が悪くて来られない二人を除き、通夜や葬儀には連れ合いを含め八人が来てくれた。

 

故人の叔父には三人の娘が居て、彼女達には私を含め二十六人の従兄妹がいる。

そのうちの十四人と連れ合い三人で、十七人の従兄妹が参列。

 

葬儀は悲しいが、久し振りに会う親族と言葉を交わせる場でもある。

 

叔父叔母達は口々に、自分の時も頼むと私に言うが、嬉しい吟なら好いが弔吟は辛い。