∵ 写真を撮る

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 畑仕事をしていると、主に欧米人が声をかけてくる。

 

「ハーイ!」「コンニチハ!」「ハロゥー!」

声をかけてこなくても、顔をあげて目が合うと、手を挙げてニッコリと笑いかけてくる。

 

流石に全員に一々「こんにちは!」と返したり、笑顔を返すのも正直疲れる。

 

しかも、何となく目を上げると、鍬を使う私にカメラを向けていて、慌てて下を向く。

何となく、未開人というか土人の生活を撮られているようで、戸惑う。

 

東洋系は殆ど声もかけないし、知らない顔をして行く。

 

見ていると、我が家の裏の川側の、花桃が五分咲きになったので、護岸の頭まで行っては写真を撮っている。

 

 

燕の番が一組、玄関の近くに幾つか有る以前の巣に来て、盛んに鳴き交わしながら、何処に巣を作ろうかと思案中のようす。

 

人間が出入りする玄関の真上に作ることが多いので、糞害で困らないよう、燕には申し訳ないが真上はやめてもらえるよう頼んでいる。

 

 

 今日のお客さんは、五十代と思われるお母さんと三十才くらいの娘さんの、アメリカ人の母娘と、七歳の娘さんをつれた両親と、奥さん同士が友達で、家族ぐるみの付き合いだというご夫婦の、オーストラリア人五人が居る。

 

七歳の子供が、お母さんではなく友人の側に行って甘えたりしていて、どちらがお母さんか分らないくらい懐いている。

 

いつものように「木曽節」と「長持唄」を唄ってから、詩吟に行ってきたが、自分の欠点も忠実に真似られるのは、ただただ恥ずかしく困る。