∵ 思い出の品

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 好い思い出の品ではないのだが・・。

 

 先日、探し物をしていたら、木の端が目についた。

 

 

三十年近く前、土建会社に務めていたころ、国有林の仕事で斜面を歩いていた。

 

左が谷側で右が山の斜面を、左手にチェーンソーを持って横に歩いていた時、右足が滑って山側に倒れそうになり、とっさに右手を斜面につこうとしたら、そこにあったのは椹(さわら)の枯れ木が倒れて、上向きになった根。

 

その根の尖ったところに体重がかかったものだから、右腕に刺さりL字形に皮膚が裂けた。

 

 

病院に行き、消毒して縫ってもらったが、何針縫ったか覚えていない。

5cmくらい裂けた傷跡が、今でも残っている。

 

 

労災である。

 

私は夏でも長袖作業服を着ていたので、破れたシャツは血だらけだった。

 

シャツは捨てたが、その時の不注意を忘れないよう、後で切り取ってきて、自戒にしていた木の根が写真の木。

 

まあ・・。

こんなもの、取っていたところで仕方ない。

 

焚物にしようと囲炉裏に置いてきたが、何事も作業には注意が必要なことは言うまでもない。